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2014年8月28日 (木)

第1009回指数上位の先行馬から

 札幌も残り2週になった。
 今週の重賞は、06年に創設された芝短距離のキーンランドCだ。
 指数上は過去8年、毎年連軸の中心になっているXYZ馬や平均指数の上位馬が有力だろう。前走指数の高い馬たちも好走しており、全体として指数上位たちが強い。

(キーンランドC)
       1着    2着    3着
06年    B d   BXb   A
07年    -     AZb   -
08年    -     BYd   AXa
09年     Xa   -     A
10年    A b   CXb   -
11年    B d    X     Yd
12年      c   AXa   BZ
13年(函館)A      Yb   -
(公営競馬の成績は減戦しています)

 今年は、過去の指数でスマートオリオン、サクラゴスペル、スノードラゴン、マジンプロスパーなどが上位。他に平均指数や前走指数で、サンカルロ、ブランダムール、ローブティサージュ、レッドオーヴァル、フクノドリームなどが上がってくる。
  キーンランドCは比較的先行馬が活躍することが多いが、今年の出走メンバーの中で先行力があり差し脚もあるのはスマートオリオンだろう。前走は3、4番手で先行、直線抜けだし、勝ったかと思う場面もあったが、外から一気に伸びてきたマヤノリュウジンにわずかに差し切られてしまった。負けたとはいえ、トップハンデだったことを考えても、上々の内容だったはず。洋芝の函館、札幌は4戦して2勝、2着1回と安定しており、最有力の1頭だろう。
 他の先行馬ではフォーエバーマーク、ブランダムールなどの前残りも有りそう。
 鋭い上がりの脚があるレッドオーヴァル、エイシンブルズアイ、フクノドリーム、ローブティサージュなどの一気差しにも要注意だ。

 新潟2歳Sは指数でランクのない馬たちが強い傾向。直線の長い新潟外回りのマイル戦だけに、前走、スローペースで鋭い脚をつかった馬たちが活躍する舞台となっているのだろう。
 上がりの脚の鋭さではナヴィオン、ミュゼスルタン、アヴニールマルシェ、ギンパリ、ディアコンチェルト、ブリクストなどが上位だ。なかでも新潟マイルの新馬戦で、スローペースで先行馬が叩き合うなか、最後方からただ1頭、全く違う脚色で駆け上がって差し切って勝ったナヴィオンの脚が魅力的だ。

(新潟2歳S)1着    2着    3着
04年    AXb   -     -
05年    -     C b   BYc
06年    -     -     AYb
07年     Zd   CYc   -
08年     Xd   -     A a
09年    -     -     A b
10年    -     CYd   -
11年    -     -     -
12年    -     -     -
13年    -     -     DXa
(スローペース調整-20/-10)

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2014年8月26日 (火)

第1008回恵量牝馬の夏

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201408241011

 夏はまだ盛りのはずだが、きょうは曇り空で、冷たい風が吹いている。このまま秋に向かうのだろうか。それにしても今年は異常気象が続く。集中豪雨にみまわれた所も多く、被害が各地で出ているが、自然の猛威の前に、人はなす術もない。

 今年の札幌記念は、宝塚記念を勝ったゴールドシップや、皐月賞馬ロゴタイプ、桜花賞馬ハープスターなどの参戦で豪華な顔ぶれになった。札幌競馬場のスタンドが新しくなったこともあって、4万6000人以上の観客で賑わったが、テレビの画面からもスタンドを埋めた人々の熱気が伝わってくるようだった。あらためて、競馬は馬が主役だということだろう。閑散とした競馬場より、あふれるほど満員の競馬場の方が心が沸き立ち、楽しいに決まっている。

 レースはトウケイヘイローが引っ張って、ロゴタイプが2番手、ハープスターは後方から、ゴールドシップは最後方。結果的にハイペース気味の流れだったようで、後方から早めに動いたハープスターが、最後方から追い込んできたゴールドシップの追撃をしのぎきって勝利を手にした。3歳牝馬のハープスターは52キロ、57キロのゴールドシップとは5キロの負担重量差があった。結果的に、その5キロ差が大きなアドバンテージとなって、着順を決めたのではないか。2頭からは5馬身以上の差がついたが、3着は6歳牝馬のホエールキャプチャだった。

 後続馬を大きく引き離したハープスターとゴールドシップの強さが際だったレースだったが、力のいる札幌の洋芝でこれだけのパフォーマンスができれば、本番の凱旋門賞でも大いに期待がふくらむ。

 北九州記念は今年も荒れた。
 勝ったのは53キロの恵ハンデ牝馬リトルゲルダ、2着も52キロの牝馬メイショウイザヨイだった。3着は54キロのカイシュウコロンボ。8番人気、13番人気、17番人気馬たちの1、2、3着で、3連単は395万を超す高配当になった。

 勝ったリトルゲルダも2着のメイショウイザヨイも2、3番手で先行していた馬たち。3着のカイシュウコロンボも中段より前でレースを進めており、逃げたアンバルブライベンも4着に粘っていた。ハイペースだったとはいえ、基本的に先行馬たちが頑張ったレースで、後方から一気の脚に懸けた馬たちには出番はなかった。

 札幌も小倉も、昔から、夏は牝馬のいわれどおり。

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2014年8月21日 (木)

第1007回ゴールドシップが参戦

 札幌記念は有力馬が秋に向け始動するレースだ。今年は宝塚記念を勝ったゴールドシップや、皐月賞馬ロゴタイプ、桜花賞馬ハープスターなどの参戦で豪華な顔ぶれになった。過去10年、1番人気馬は4勝、2着3回と安定しており、指数上も、前走指数上位馬の連対率が高い。牝馬が5勝、2着2回と健闘しているのが特徴だ。

(札幌記念)  1着     2着     3着
04年     AZ     BYa    CXb
05年     A a    -       Y
06年     -      D      B
07年     -      -      -
08年     -      AYc    C
09年     AYa    D      -
10年     AZb    -      -
11年     B a    D c     Xc
12年     D      AXa    DYb
13年(函館) A c    B c    -

 今年はゴールドシップ、ロゴタイプ、ハープスター、ラブイズブーシェ、トウケイヘイロー、アドマイヤフライト、タマモベストプレイなどが指数の上位馬たちだ。
 今年は札幌記念の後、凱旋門賞に向かうゴールドシップに注目が集まる。G1は5勝をあげており、実績は断然だ。東京、京都などの速い馬場では苦戦する傾向があり、取りこぼしもあるが、他の力のいるコースや馬場では安定した成績をあげている。当然、力のいる札幌の洋芝適性は高いはずで、ここが100パーセントの仕上げでなくとも、連軸の中心馬としての不安は少ない。
 ゴールドシップの逆転候補はハープスターだろうか。もともと差し脚の鋭さが持ち味の3歳牝馬。オークスでは不覚を取ったが、ナビグラフを見ても、上がりの脚は断然のレベルの馬であることが分かる。負担重量で5キロの差は大きいだろう。ただ、直線の短い札幌コースで、後方一気の脚質を生かしきれるかどうか。追って追って、結果、届かずも有るかもしれない。
 他では、先行力のあるロゴタイプが気になる。力のいる洋芝適性で疑問視されているようだが、オーバーシードの中山での好走、高速馬場だったダービーで伸びきれずに5着に終わった結果などを考えると、むしろ力のいる芝は合うのではないかとも思える。距離も2000メートル前後に適性がありそうで、ゴールドシップより距離適性は高い。また、札幌記念は先行馬たちの連対率が高く、その点からも、先行力のあるロゴタイプをあえて中心に取る手もあるかもしれない。
 3強以外では、洋芝適性も高くマイペースで逃げるトウケイヘイロー、先行できるトウカイパラダイス、差し脚上位のエアソミュール、上がりの脚がある牝馬ホエールキャプチャなどが有力だろう。

 高配当が多い北九州記念は芝1200のハンデ戦。過去8年で1番人気馬は2勝、3着2回。トップハンデ馬も1勝、2着1回、3着1回。ハンデ上は53キロ以下の軽ハンデ馬の活躍が目につく。
 今年はメイショウイザヨイ、ブルーデジャブ、メイショウスザンナ、リトルゲルダ、アンバルブライベン、エピセアローム、ツルマルレオン、ワキノブレイブなどが指数の上位馬たちだ。
 トップハンデは57キロのスギノエンデバーとツルマルレオン。人気は前走CBC賞で2着のエピセアロームだろう。
 軽ハンデの牝馬の活躍も多く、思い切った狙いも立つレースだけに、前走、福島のテレビユー福島賞で中段から差し切った牝馬のメイショウスザンナにもチャンスはあるのではないか。初の芝1200戦だったが、距離適性があったのだろう。負担重量も前走の55キロから53キロに減量は好材料だ。スタミナもあり、雨で渋った馬場も苦にしないはずだ。

(北九州記念) 1着     2着     3着
06年     B      DYb    -
07年     D      A d    D
08年     -       Yc    A
09年     CZa    C       Ya
10年     -      B       Yb
11年     -      B      BZd
12年     -      -      -
13年      Yc    A      C b

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2014年8月19日 (火)

第1006回スタミナが問われる

201408170411

 関屋記念は、直線、先行して先に抜けだしたダノンシャークを、外から並びかけて差し切った4番人気クラレントが勝った。2着は1番人気のダノンシャーク。3着は、後方から内をついて伸びてきた6番人気のサトノギャラントだった。3連単は3万9800円とまずまずの好配当。

 日曜日は早朝から雨が降っていたが、午後にはやみ、新潟の芝コースは重から稍重まで回復した。それでも、ゆるんで力のいる馬場状態だったようで、力のいる馬場の経験や巧拙が問われたレースだった。勝ったクラレントは2走前、不良馬場の安田記念を使い、前走も力のいる稍重の中京記念を走っている。2着のダノンシャークも不良馬場の安田記念で先行していた馬で、ナビグラフを見ると、ともに右下のエリアに記録が残っている馬たちだ。このエリアの馬たちは、スタミナに特徴がある馬たちで、逃げ馬や先行脚質の馬に向くし、力のいる馬場を得意とする馬たちが多い。3着のサトノギャラントも前走、中京記念で後方から差し脚を伸ばしており、こんな馬場を苦にしないのだろう。

 馬場が良ければ、軽いスピードタイプの馬たちの浮上も考えられ、違った結果もあっただろう。

 ダートは芝とは違って、軽いスピードが生きる馬場状態だ。おおむね、前が止まらないレースになりやすく、逃げ馬や先行馬などが中心になる。先週の土日、新潟と小倉のダート17レースで、中段より後ろから追い込んで勝ったのは2頭だけだった。

 今年の夏は雨が多く、あまり夏らしくない。各地で被害も出ているが、後半はせめて夏らしい夏が戻ってきてほしい。

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2014年8月14日 (木)

第1005回3歳馬に期待

 今週の重賞はサマーマイルシリーズの第2弾、関屋記念。
 指数上は、過去10年のうち8年で連対している前走指数の上位馬が有力だが、なかでもA、B馬の連対率が高い。他に平均指数上位馬や過去の指数の高いXYZ馬も差はなく、全体としてみても指数上位馬が中心のレースだが、3着馬はランク外の馬が多い。1番人気馬は4勝、2着3回と安定した成績を上げている。2番人気馬も2勝、2着2回と、比較的上位人気馬の信頼が厚いレースといえるが、10番人気以下の馬も目につき、堅い配当ばかりではない。

(関屋記念) 1着    2着    3着
04年    A a    Z    -
05年      a   BX    --(3着同着)
06年     Zd   -     AXa
07年    -     AXa   -
08年     Yc    Zc   -
09年    -     BXa   -
10年    B a    Yb     c
11年    C     A     -
12年    A     -     -
13年    A      Yb    Z

 今年の前走指数上位馬は、シャイニープリンス、タガノブルグ、ショウナンアチーヴ、ミトラなど。他に平均指数や過去の指数で、マジェスティハーツ、ダノンシャーク、クラレント、エキストラエンド、ミッキードリームが上位にある。
 サマーマイルシリーズの第2戦だけに、前走、シリーズの第1戦となった中京記念組が多い。中京記念組では2着のミッキードリーム、3着のマジェスティハーツ、4着ブレイズアトレイルなどが上位だった。中京の芝はもともと力のいるコースで、加えて、当日は雨の影響で馬場状態は稍重。内が荒れて外が伸びる状態で、前に行った馬たちは総崩れになり、後方の大外から差し脚を伸ばした馬たちが上位を占める結果だった。最先着を果たした2着のミッキードリームも、ペースと展開、力のいる馬場適性などで、多少恵まれた結果だったのではないか。
 週末の新潟は雨模様だが、中京コースと違って新潟芝コースは軽いスピードが問われる野芝の馬場だ。馬場状態が極端に悪くならなければ、スピードは必須条件になるだろう。
 そういう新潟の馬場に合うスピードがあるのは、3歳馬タガノブルグとショウナンアチーヴではないか。ともに前走は3歳G1のNHKマイル。逃げ切りを目指すミッキーアイルを追って、鋭い瞬発力でミッキーアイルに迫り、タガノブルグは勝ったミッキーアイルとは指数差なしの2着、ショウナンアチーヴも指数差はわずかに1で、6着だった。3歳と古馬ではまだ力差があるし、関屋記念は3歳馬の活躍が少ないのも確かだが、何よりも負担重量は53キロと恵まれている。スタミナよりスピードが問われる馬場状態なら、斤量差の持つ意味はより大きいはずで、逆転もあるのではないか。ここは思い切ってタガノブルグに期待をかけて見ようかと思っている。
 新潟は直線に坂がない分、先行馬がバタッと止まるとは考えにくい。ならば、ダノンシャークやクラレントの底力が生きるだろう。他に中京記念3着のマジェスティハーツ、前走、降級戦だった条件戦を快勝してきたシャイニープリンス、切れる脚があるミトラ、サンレイレーザー、サトノギャラントなどが有力だろう。

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2014年8月12日 (火)

第1004回アジアエクスプレスの復活

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 サトノノブレスは距離が合わず、マーティンボロは休み明けが、メイショウナルトはトップハンデがいやだと嫌ったら、その馬たちが見事に1、2、3着。3連単は2万6460円と比較的堅く収まったが、今年の小倉記念は堅くても、私にとっては難しいレースだった。

 レースは注文通り、最内からメイショウナルトが逃げを打つ。快調に逃げて、直線でもまだ粘っていたが、馬場の外目からサトノノブレス、マーティンボロがぐんぐん伸び、最後はサトノノブレスが勝利を手にした。サトノノブレス、マーティンボロは中段の後方に待機していたが、3角から動いて、4角では先行集団に取り付いていた。早めに仕掛けたことも功を奏したようで、中段に待機していた他の馬たちは、直線でも脚を伸ばせずに終わってしまった。

 台風の余波で強い雨が降り出し、稍重とはいえ見た目以上に馬場の傷みが進んで、コースの内よりも外側が伸びる馬場状態だったようで、馬場状態の影響も大きかっただろう。それだけにトップハンデを背負いながら、果敢に逃げて3着に粘ったメイショウナルトの頑張りは高評価に値する。

 新潟、3歳限定のダート重賞レパードSは、単勝1番人気に支持されたアジアエクスプレスが圧勝した。
 アジアエクスプレスは逃げるクライスマイル、2番手で控えるノースショアビーチに続いて3番手で先行。直線なかば、逃げ粘るクライスマイルをとらえると、後は引き離す一方の圧勝劇で、あらためて素質の高さを示した。2着に逃げた7番人気のクライスマイルが粘って、3着は後方からただ1頭、追い込んできた9番人気ランウェイワルツ。3連単は13万を越す高配当になった。

 アジアエクスプレスは前走ユニコーンSでは12着に大敗しているが、スタートで先手を取れず、終始、中段の内で我慢するレースだった。しかし、直線を向いても全く走る気を見せず、後方に下がっていっての12着。そのレースに比べると、楽に先行できて、気分良く流れに乗れたことが大きかったのではないか。これまで、アジアエクスプレスが勝ったレースを振り返ってみると、すべて2、3番手で先行するか、直線、大外に回して差し切って勝っている。砂をかぶるのが嫌だったり、内に包まれるのも好きではないのだろうか。多少、気分屋な面があるのかもしれない。

 それにしても、ここは上がりの脚もしっかりとした強いレース内容で、この先も大きな期待ができるだろう。

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2014年8月 7日 (木)

第1003回波乱の小倉記念

 今週末に九州に近づく台風の行方が気になるが、いまは中止や順延にならないことを祈るしかない。
 小倉記念は06年から「サマー2000シリーズ」として行われているが、毎年、波乱続きで、高配当が多いハンデ戦だ。06年以降、1番人気は勝てず、2着が3回のみ。トップハンデ馬は1勝、3着2回と、いずれも不振の傾向だ。指数上は前走指数や平均指数の上位馬の連対率が比較的高いものの、この3年はランク外の馬が勝ち続けており、ハンデ戦らしい傾向がみえる。

(小倉記念) 1着    2着    3着
06年    B      Yc   D
07年    -     C c   -
08年    C c   AYb   -
09年      b    Yd   B
10年    A a    Yc   BYb
11年    -     -     -
12年    -     D c   AXa
13年    -     A     B a

 今年の指数上位馬はサトノノブレス、ラストインパクト、タムロスカイ、メイショウナルト、ニューダイナスティ、ダコール、マーティンボロなどだ。
 トップハンデは57.5キロのメイショウナルト。昨年の小倉記念の勝ち馬で、前走、七夕賞を逃げ切って勝った。夏が得意で、小倉も(3103)と適性が高いとはいえ、小倉記念でトップハンデ馬を買う気にはならない。
 57キロのハンデでサトノノブレスとラストインパクトの4歳馬が並んでいるが、ともに春の天皇賞以来のレースで、ここは休み明けだ。菊花賞ではサトノノブレスが2着、ラストインパクトが4着。春の天皇賞ではサトノノブレスが8着、ラストインパクトは9着だった。2000メートルの距離が合うのはラストインパクトだが、お互いに近走は距離の長いところを意識して使われている分、2000メートルの距離が合うかどうか。素質の高さや能力の高さは認めるとしても、ここは取りこぼしもありそうに思える。
 2000メートルの距離適性では(5033)のマーティンボロが最上位だが、3月からの休み明けで、指数上もまだもの足りないレベルに見える。
 指数上位馬で距離適性があり、近走も好調といえそうなのはダコールだろう。前走の七夕賞では後方からを伸ばして4着。逃げ切って勝ったメイショウナルトには届かなかったものの、差し脚の鋭さは最上位だった。渋った馬場は得意ではないようで、台風の雨が気になるところだが、小倉は(2201)と相性が良く、一段の上積みを期待したい。
 馬場が悪くなると、52キロの軽量馬ローゼンケーニッヒや53キロのタガノグーフォなどの台頭もありそう。

 09年から始まった3歳限定のダート重賞レパードSは、前走指数上位馬が圧倒的に強い傾向だ。
 今年の指数上位はレッドアルヴィス、アスカノロマン、ノースショアビーチ、ランウェイワルツ、ジャッカスバークなど。
 スタミナがありそうなのはノースショアビーチだろう。前走は大井のJDダービー(ダート2000メートル稍重)では2番手から3コーナーで早々と先頭に立ち、結果はトップと0.1秒差の4着に粘った。乾いたダートで仮にハイペースになったとしても十分に対応できるパワーが持ち味だ。
 アスカノロマンも、前走、力のいる中京のダートで古馬相手に圧勝している。一瞬抜け出す差し脚の鋭さがあり、先行してゴール前の逆転劇もありそう。
 ダートとはいえ、素軽いスピードがあるのはレッドアルヴィス、ジャッカスバークだ。雨で馬場が重くなるようなら、一層、スピードが生きるのではないか。
 気になるのは、前走、ユニコーンSで12着に大敗したアジアエクスプレス。巻き返しがあるかどうか。

(レパードS)1着    2着    3着
09年    AZa   C      Xc
10年    C     -     -
11年    BYb   C d   D
12年    A       b   AY
13年    BXa   AYb    Zc
(スローペース調整-10/0)

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2014年8月 5日 (火)

第1002回2歳の新星

201408030411
201408030111

 暑い暑い、夏の新潟競馬が始まった。

 直線1000メートル戦、アイビスサマーダッシュは1番人気に推された7歳の古豪セイコーライコウが、中段の後ろから徐々に進出、ゴール前では他馬を大きく突き放す余裕の差し切り勝ちで、初の重賞制覇を遂げた。これで、新潟芝戦は6戦4勝。勝てなかった2戦はともに1400メートル戦で、2着、8着だった。ただ、8着に負けた1400戦は重馬場でのことで、新潟の良馬場ではパーフェクト連対を誇る。もちろん1000、1200メートルに限れば3戦3勝で、圧倒的に素軽いスピードに秀でた馬のようだ。今年は新潟が舞台となるG1スプリンターズSでも要注意の1頭だろう。

 2着は負担重量で楽な3歳馬フクノドリームが先行して粘り込み、3着は中段から脚を伸ばした5歳馬アースソニック。3連単は2万1450円。

 札幌のクイーンSは2番人気のキャトルフィーユがレコードタイムで勝った。オツウが大逃げを計るところ、離れた4番手から差を詰めていき、直線、残り200メートルで早々と先頭に立と、後方から鋭い脚で追い込んできたアロマティコ、スマートレイアーの激しい追撃もギリギリしのいで、ハナ差の勝利だった。3連単は1万7590円。

 先行馬にとってはペースが厳しく、キャトルフィーユ以外の先行馬は総崩れになった。キャトルフィーユ、スマートレイアー、アロマティコがこのレースで示したスピード指数は、過去1年間での、牝馬の最高指数になった。厳しいペースを先行したキャトルフィーユの底力やスタミナは、評価が高いだろう。

 評価が高いという点で、特筆すべきは、札幌土曜日の2歳未勝利戦で大差の逃げ切り勝ちをおさめたノブワイルドだ。1番人気に推された新馬戦は、直線なかばまで逃げ粘っていたものの、最後は脚が止まって7着だった。2戦目となった今回の未勝利戦はダート1000メートル戦。力のいる乾いたダートをものともせず、果敢にはハナに立つと、後はハイペースで逃げ、後続を引き離す一方のレースだった。計算されたスピード指数は79というハイレベルで、これは古馬1000万条件に相当する指数のレベルだ。当然、2歳世代ではダントツの最高指数になった。素質の高さを感じるのは、ハイペースで逃げながら、上がり指数はプラス3にまとめていること。単純なダート短距離馬ではないはずで、距離が伸びても十分に戦えるだろう。能力の高さはあきらかだ。

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