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2014年8月 7日 (木)

第1003回波乱の小倉記念

 今週末に九州に近づく台風の行方が気になるが、いまは中止や順延にならないことを祈るしかない。
 小倉記念は06年から「サマー2000シリーズ」として行われているが、毎年、波乱続きで、高配当が多いハンデ戦だ。06年以降、1番人気は勝てず、2着が3回のみ。トップハンデ馬は1勝、3着2回と、いずれも不振の傾向だ。指数上は前走指数や平均指数の上位馬の連対率が比較的高いものの、この3年はランク外の馬が勝ち続けており、ハンデ戦らしい傾向がみえる。

(小倉記念) 1着    2着    3着
06年    B      Yc   D
07年    -     C c   -
08年    C c   AYb   -
09年      b    Yd   B
10年    A a    Yc   BYb
11年    -     -     -
12年    -     D c   AXa
13年    -     A     B a

 今年の指数上位馬はサトノノブレス、ラストインパクト、タムロスカイ、メイショウナルト、ニューダイナスティ、ダコール、マーティンボロなどだ。
 トップハンデは57.5キロのメイショウナルト。昨年の小倉記念の勝ち馬で、前走、七夕賞を逃げ切って勝った。夏が得意で、小倉も(3103)と適性が高いとはいえ、小倉記念でトップハンデ馬を買う気にはならない。
 57キロのハンデでサトノノブレスとラストインパクトの4歳馬が並んでいるが、ともに春の天皇賞以来のレースで、ここは休み明けだ。菊花賞ではサトノノブレスが2着、ラストインパクトが4着。春の天皇賞ではサトノノブレスが8着、ラストインパクトは9着だった。2000メートルの距離が合うのはラストインパクトだが、お互いに近走は距離の長いところを意識して使われている分、2000メートルの距離が合うかどうか。素質の高さや能力の高さは認めるとしても、ここは取りこぼしもありそうに思える。
 2000メートルの距離適性では(5033)のマーティンボロが最上位だが、3月からの休み明けで、指数上もまだもの足りないレベルに見える。
 指数上位馬で距離適性があり、近走も好調といえそうなのはダコールだろう。前走の七夕賞では後方からを伸ばして4着。逃げ切って勝ったメイショウナルトには届かなかったものの、差し脚の鋭さは最上位だった。渋った馬場は得意ではないようで、台風の雨が気になるところだが、小倉は(2201)と相性が良く、一段の上積みを期待したい。
 馬場が悪くなると、52キロの軽量馬ローゼンケーニッヒや53キロのタガノグーフォなどの台頭もありそう。

 09年から始まった3歳限定のダート重賞レパードSは、前走指数上位馬が圧倒的に強い傾向だ。
 今年の指数上位はレッドアルヴィス、アスカノロマン、ノースショアビーチ、ランウェイワルツ、ジャッカスバークなど。
 スタミナがありそうなのはノースショアビーチだろう。前走は大井のJDダービー(ダート2000メートル稍重)では2番手から3コーナーで早々と先頭に立ち、結果はトップと0.1秒差の4着に粘った。乾いたダートで仮にハイペースになったとしても十分に対応できるパワーが持ち味だ。
 アスカノロマンも、前走、力のいる中京のダートで古馬相手に圧勝している。一瞬抜け出す差し脚の鋭さがあり、先行してゴール前の逆転劇もありそう。
 ダートとはいえ、素軽いスピードがあるのはレッドアルヴィス、ジャッカスバークだ。雨で馬場が重くなるようなら、一層、スピードが生きるのではないか。
 気になるのは、前走、ユニコーンSで12着に大敗したアジアエクスプレス。巻き返しがあるかどうか。

(レパードS)1着    2着    3着
09年    AZa   C      Xc
10年    C     -     -
11年    BYb   C d   D
12年    A       b   AY
13年    BXa   AYb    Zc
(スローペース調整-10/0)

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