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2014年9月11日 (木)

第1013回中心馬不在の秋初戦

 今週から秋競馬。といっても関東は、いつもの中山競馬場が工事中で、引き続き新潟での開催が続く。
 新潟の重賞は京成杯オータムハンデ。中山開催でのデータだが、過去10年間、1番人気馬は3着が2回あるだけで、勝利どころか連対もない。他方、2、3番人気が合わせて8勝をあげており、4番人気まで含めると、10年の内9年で勝っているのが際だった特徴だろう。トップハンデ馬も苦しい戦いが続き、指数上は前走指数上位馬の連対率が比較的高いものの、勝ち馬に限ると、少し苦戦の傾向も見える。

(京成杯オータムハンデ)
        1着     2着     3着
04年     AXa    -      C b
05年     -        d     Zb
06年     -       X     -
07年     -      CXc    -
08年     B      -      D d
09年     -      AZd    -
10年     A      -      A d
11年     -      -      D a
12年       d    DY     A c
13年     A b    AXa    -

 今年は、クラレント、エクセラントカーヴ、サトノギャラント、ブレイズアトレイルなどの前走指数が高く、シャイニープリンス、エキストラエンド、ミッキードリームは過去リーの指数や平均指数での上位馬だ。
 ハンデは58.5キロのサダムパテックを筆頭に、58キロのクラレント、57キロのエキストラエンドと続く。
 出走馬の多くは前走、新潟の関屋記念を使った馬たちだ。今回と同じ新潟のマイル戦だけに、ある程度の力関係は判断がつくのではないか。その関屋記念を勝ったのはクラレントで、差のない3着にサトノギャラント、4着にエクセラントカーヴ、5着がブレイズアトレイルだった。4頭のなかでは、勝ち馬58キロのクラレントとの着差からみてもサトノギャラントの56キロが恵量のように見える。
 前走、関屋記念でのサトノギャラントは最後方から、直線、内をついて伸び、差のない3着だった。33秒6の上がりタイムはエキストラエンドの33秒5に次いで、出走中2番目の速さ。好調の1頭だ。今回クラレントとの2キロのハンデ差を生かせれば、逆転もあるだろう。
 関屋記念組以外では、前走NHKマイルCで3着だったキングズオブザサンが気になる存在。キングズオブザサンは前走のNHKマイルCから4カ月ぶりのレースになるが、そのレースで見せた差し脚の鋭さがあれば、新潟コースも通用するだろう。
 また、同じくNHKマイルCで2着だったタガノブルグは、前走、関屋記念で先行して15着に大敗したが、一叩きの効果で変わり身を見せるかもしれない。
 ナビグラフを見ると、上がりの脚が鋭く新潟向きのスピードがありそうな53キロの牝馬ゴールデンナンバーも気に掛かる。

 阪神のセントウルSは芝1200メートルの短距離戦。
 今年は、ダッシャーゴーゴー、トーホウアマポーラ、エピセアローム、フォーエバーマーク、リトルゲルダ、ハクサンムーン、エーシントップ、バクシンテイオーなどが指数の上位馬だが、指数上位馬同士も全く差がないメンバーで大混戦だ。
 過去10年の連対馬の特徴を見ると、牝馬が6勝をあげており、また、6歳が1勝しているものの、他の年はすべて5歳までの馬たちが勝っている。
 実績ではハクサンムーン、ダッシャーゴーゴーが上位だが、休み明けはどうだろうか。
順調に使われている組の中では、リトルゲルダ、マヤノリュウジン、バクシンテイオー、トーホウアマポーラ、メイショウイザヨイなどが好調のようだ。
  前走、北九州記念を先行して、きっちり差し切ったリトルゲルダの素軽いスピードに注目したい。同じ北九州記念で1番人気に推されたエピセアロームは、出足がつかず中段から追って7着だったが、上がりの脚は勝ち馬と同じタイム。先行できれば巻き返しも考えられる。

(セントウルS)1着     2着     3着
04年     -       Yb     Xa
05年      Yb    C      AZa
06年(中京) AYd    外      D
07年     -      -      A a
08年     -        c    -
09年      Zd    CXb    -
10年     -      外      C
11年     A      外      D a
12年     D       Yc    -
13年     BXc    AXa     Zb

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