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2014年11月27日 (木)

第1034回日本馬が圧倒

 ジャパンカップは圧倒的に日本馬が強い。以前は高速馬場に適応した日本馬に地の利が大きいと思っていたが、いまや真の実力でも世界を凌駕するレベルにあるのだろう。過去10年で日本馬は9勝、外国馬で勝ったのは05年のアルカセットだけだ。日本馬の中で最も人気上位だった馬は(5320)と、すべて3着内の好成績をあげている。

 スピード指数上は、前走指数最上位のA馬が6年連続で連対中。過去10年の内9年で前走指数の上位馬が連軸の中心になっている。指数ランク外で上位に食い込んだのはほとんどが3歳馬で、古馬の場合は指数上位であることが上位の条件だ。
 連軸候補は、人気上位の日本馬で、指数でも上位にある馬が有力だろう。

(JC)
       1着    2着    3着
04年    AYa    Z    D
05年    外     DZ    BXa
06年    DXa   -(3歳) A b
07年    CXc   BZb   AXa
08年    -     A c   A
09年    A     C     -(3歳)
10年    -(3歳) A b   -(3歳)
11年    CZ    A c   -
12年    -(3歳) A a   DYb
13年    A c   -(3歳) -

 今年の指数上位馬はハープスター、ワンアンドオンリー、ジャスタウェイ、イスラボニータ、スピルバーグ、ジェンティルドンナ、タマモベストプレイ、フェノーメノなど。

 以前のジャパンカップは道中のペースが非常に厳しいのが特徴だったが、日本馬が圧倒的に勝ち続けるようになった近年は、スローペース気味の流れが多くなってきている。当然、鋭い上がりの脚が問われ、結果的に負担重量が軽い3歳馬や牝馬が台頭する傾向が強くなっているようで、このところ負担重量が軽い3歳馬や牝馬が5年連続で勝ち続けているのも偶然ではないだろう。

 今年、負担重量の楽な3歳馬と牝馬は、ハープスター、ワンアンドオンリー、イスラボニータ、ジェンティルドンナ、デニムアンドルビーの5頭だが、今年もスローペース気味の流れに変わりがないとすると、鋭い瞬発力のあるハープスター、イスラボニータ、デニムアンドルビーなどが、勝利に近い条件を備えていることになる。

 凱旋門賞6着以来のレースになるのがハープスター。桜花賞を勝ち、オークスは惜しい2着だったが、3歳牝馬ナンバーワンといっても良いだろう。夏の札幌記念ではゴールドシップとの直線での叩き合いを制して勝利を手にしており、古馬陣とも互角以上の力があることも証明している。53キロの負担重量はいかにも恵まれており、勝利に最も近いのではないか。直線一気の脚に期待したい。

 3歳馬でダービー2着のイスラボニータも上がりの脚で上位だ。前走の天皇賞では古馬相手に先行、直線は早め先頭に立ち、勝利をつかみかけたが、惜しくも3着。底力は十分に見せられただろう。

 他では、現世界ランキングナンバーワンのジャスタウェイも有力。凱旋門賞は59.5キロを背負って最後方からでは、苦しいレースになってしまったが、ここは他の古馬陣と同じ57キロの負担重量なら、追い負けることはないだろう。

 外国馬3頭は少し力が足りないようだが、高速の東京芝コースに適性がありそうなのはアップウィズザバーズ。連下の押さえにはなるかもしれない。

 芝1200メートルの京阪杯も指数上位馬が活躍しているレースだが、今年は出走馬の指数にほとんど差がなく大混戦だ。過去の傾向は、牝馬や3歳馬の連対率が高いことが特徴だ。先行力があり、直線の瞬発力も鋭いのは4歳牝馬のレッドオーヴァル。前走G1スプリンターズSで、3着に押し上げてきた力は評価して良いはず。

 先行力のあるセイコーライコウ、スマートオリオン,ワキノブレイブ、ブランダムールなどにもチャンスはありそう。

(京阪杯)
       1着    2着    3着
06年    -     A c   B
07年    AXb    Ya   A
08年    D     A b   A c
09年     Y    -     D
10年    AZa   BXb   外
11年    B     -     B
12年    -     D       d
13年    C     -     B b

 今年から始まったラジオNIKKEI杯京都2歳Sは8頭立て。少し頭数が寂しいが、ともに連勝で臨むティルナノーグ、エイシンライダー、ダノンメジャーの3騎が中心。なかでも前走、最後方から鋭い脚を見せたティルナノーグが最有力だろう。

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