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2014年11月13日 (木)

第1030回今年の秋華賞組に期待

 エリザベス女王杯は、前走指数の上位馬たちが連軸の中心になっている。特徴的なのは負担重量で2キロ軽い3歳馬が過去10年で5勝をあげていることだろう。牝馬戦では往々にして若さが勝ち馬の条件になることが多いが、エリザベス女王杯も過去10年、勝ち馬はすべて5歳までの馬たちだった。1番人気は10年で2勝、2着2回。2番人気馬は3勝、2着3回。1、2番人気馬がそろって連を外したのは10年で1度だけだ。

(エリザベス女王杯)
       1着    2着    3着
04年    AXa   -     -
05年     Ya   C       c
06年    C     D a    Zc
07年    A      Y    AXa
08年    B b    Xa   -
09年    -     -     B
10年    外国馬   CXb   A a
11年    D外    A      Xa
12年    -     -     C
13年    A     -     -
(スローペースは-10/0)

 今年はショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルト、ブランネージュ、サングレアルが前走指数の上位馬で、過去の指数でアロマティコ、スマートレイアー、キャトルフィーユなどがピックアップされる。
 過去のデータからも連軸の有力馬は前走指数の上位馬たちだが、その有力候補は今年の秋華賞の出走馬たち。ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルト、ブランネージュ、サングレアルなど、勝利に最も近い「若い3歳馬」が占めている。
 今年の秋華賞は例年のようなスローペースにはならず、上位馬の指数も90を越す高レベルの決着になった。勝ったショウナンパンドラは道中、中段の前に位置取り、直線は内に入れて開いたスペースを生かして差し切りを決めた。2着のヌーヴォレコルトは道中ショウナンパンドラの後ろ。直線は外に持ち出して鋭い脚を見せたが、先に抜け出していたショウナンパンドラには、わずかにクビ差、届かなかった。4着のブランネージュも指数上に大きな差はないし、このレースで上がりの脚が最も良かった5着のサングレアルも力のある指数の高さを示した。
 上位2頭、ショウナンパンドラとヌーヴォレコルトに指数上の差はなく、ともに連軸としても遜色のない馬だが、内に入れたショウナンパンドラは前がうまく開いたことも有利に働いたはずで、個人的には外を回ったヌーヴォレコルトに巻き返しの期待をかけたい気がする。
 古馬陣ではヴィルシーナ、キャトルフィーユ、ホエールキャプチャなどの先行馬を上位に評価したい。

 ダートの重賞、武蔵野Sは、前走指数上位馬たちが連軸向きだ。
 今年はエアハリファ、ロイヤルクレスト、ワイドバッハ、ゴールスキーなどの前走指数が高い。過去の指数などではアドマイヤロイヤル、タールタン、グレープブランデー、キョウワダッフィー、ダノンカモンなどが上位だ。
  指数上位馬で先行力があるのはロイヤルクレスト、エアハリファ、ダノンカモン、キョウワダッフィーなどだが、東京のダート1600戦は(2100)と、コース、距離適性の高いエアハリファが連軸向きだろう。ダート戦で、逃げるか、3角4角先頭なら(4100)と、しぶといロイヤルクレストからの手もある。

(武蔵野S) 1着    2着    3着
04年    A     DZc   -
05年    -     -     BYb 
06年    C d   DXa     d
07年    -     BXa   A c
08年    D      Xa   -
09年    -      Z    BXa
10年     Y    D c   -
11年     Y    AZb   -
12年    -     D      Za
13年    -     A b   -
(公営競馬の成績は減戦して集計)

 波乱含みのハンデ戦、福島記念は10年のうち8年で連対している前走指数上位馬が中心になりそう。
 今年は、コスモバルバラ、フィロパトール、ウインマーレライ、アロマカフェ、トーセンジャガーなどが前走指数の上位馬たちで、メイショウナルト、サクラアルディート、フラアンジェリコ、ナカヤマナイトなどが過去の指数、平均指数などの上位馬だ。
 2000メートル以上の距離で、鋭い瞬発力があるのはアロマカフェ、トーセンジャガー、マジェスティハーツ、ダイワファルコン、サクラアルディートなど。安定した指数の高さと差し脚で好感が持てるアロマカフェが連軸向きだろうか。3歳馬としてはハンデ54キロは少し厳しいが、ウインマーレライにもチャンスはあるだろう。

(福島記念) 1着    2着    3着
04年    -     D     -
05年     Zb   -      Z
06年    BZ    AZb     c
07年    -     -     -
08年    -     C      Zc
09年    C     -     D
10年    -     A     BXa
11年(新潟)A a    Ya   -
12年    B b   -     -
13年     Z    AXa     d

  デイリー杯2歳Sは、アルマワイオリ、ナヴィオン、アッシュゴールド、タガノエスプレッソなどが前走指数の上位馬。
 先行するアルマワイオリがどこまで粘れるか。差し脚を使いたいナヴィオン、アッシュゴールド、タガノエスプレッソがどこまでせまれるか、という戦いだろう。切れる上がりの脚ではナヴィオンが最上位だ。

(デイリー杯2歳S)
       1着    2着    3着
04年    -     A a   -
05年    -     -     A a
06年    -     AXa    Yd
07年      b   B a     d
08年    B a   CXc   -
09年    A a    Yb   -
10年    -     -      Xb
11年      d   DX    -
12年    -     A c   A b
13年    AXa   -     CYc
(スローペース調整値-20/-10)

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