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2014年11月11日 (火)

第1029回荒れた2歳重賞

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 アルゼンチン共和国杯はトップハンデのデスペラードが大逃げを打ち、離れた2番手にクリールカイザーがつける。直線に向くとデスペラードは早々に捕まってしまい、代わってクリールカイザーが先頭に立つが、後方にいたフェイムゲーム(Zc)が内から外に振って、一気にハナを奪うと、ぐんぐん差を広げ、ゴールでは2馬身半の差をつけて圧勝した。2着は粘ったクリールカイザー(Yb)、3着は外から差し脚を使ったスーパームーン(B)。2番人気、4番人気、3番人気の順で、3連単は1万4480円と比較的堅実な配当になった。格上挑戦の人気薄馬アドマイヤケルソ(A)が差のない4着に上がってきて、この距離が合うところを見せた。

 ダート重賞のみやこSは、サトノプリンシパルが逃げ、2番手に1番人気のクリノスターオー(BYd)がとりつく。直線入り口で2番手にまで上がってきた4番人気のナムラビクター(BZb)が早めに先頭に立つものの、中段の後方に位置していた2番人気のインカンテーション(Bc)が、大外から前を行く馬たちを勢いよく交わして勝利を手にした。インカンテーションと一緒に伸びてきた9番人気ランウェイワルツが2着。3着にナムラビクターが粘った。3連単は5万4980円。

 比較的堅かった古馬たちの重賞と比べると、土曜日の2歳重賞は2レースともに人気薄馬が勝って、少々荒れた。

 京王杯2歳Sを勝ったのは11番人気のセカンドテーブルだった。セカンドテーブルは新馬勝ちの後、前走の小倉2歳Sは後方から少し着順をあげただけで、7着と目立ったなかった。今回、戸崎騎手に乗り代わって、好スタートから向正面で先頭に立つと、直線にはいっても後続との差を保ったまま、危なげなく、逃げ切り勝ちを収めた。中段の後ろにいたサフィロス(Y)、ニシノラッシュ(BXb)、オープンザウェイ(A)などが33秒台の脚を使って追ってきたが、差を詰めることができなかった。

 勝ったセカンドテーブルの単勝は3440円。2着は4番人気のサフィロス、3着は1番人気のニシノラッシュと人気所が占め、3連単は8万9780円だった。

 馬場指数を計算すると、セカンドテーブルのスピード指数は75を示したが、この数値は現時点で芝での2歳世代の最高指数だ。スロー気味のペースだったとはいえ、上がりの脚もしっかりとしており、勝利がフロックというわけではないはず。今後、注目に値する1頭だろう。

 2歳牝馬の重賞ファンタジーSは荒れる傾向が強いレースだが、今年は14頭建ての14番人気、単勝92.3倍のクールホタルビが勝った。クールホタルビは好スタートから内にいれて無理なく3番手に控え、直線で外に振って追い出しにかかると、余力十分の差し脚を見せて先頭に立ち、馬場一杯に広がった後続馬たちの追撃を半馬身抑え込んでの勝利だった。2着に1番人気のダノングラシアス、3着に3番人気のウインソワレ(Ba)が入ったが、3連単は38万を超す高配当。3連単は7年連続で10万を越す高配当になった。

 それにしても、逃げたシンフォニア、2番手で行ったシゲルチャグチャグがともに脚をなくして、結果、14着、13着だったことを考えると、3番手で先行したクールホタルビの勝利は十分に価値が高いだろう。

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