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2015年1月29日 (木)

第1051回軸馬は平均指数上位馬から

 今週から、雪に泣かされることも多い冬の東京開催。週末の雪予報が気に掛かる。
 G1フェブラリーSを目指す根岸Sがメイン。指数上は、過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心だろう。勝ち馬は指数の上位馬が占めているものの、2、3着馬はランク外の馬たちが多く、連下は要注意だ。

(根岸S)  1着    2着    3着
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -
12年      a   -     -
13年      d   -     -
14年    C     -     -
(地方競馬の成績は減戦して集計)

 今年の指数上位馬はエアハリファ、ワイドバッハ、ジョーメテオ、レーザーバレット、ポアゾンブラック、マルカフリート、グレープブランデー、キョウワダッフィーなど。
 根岸Sはダート1400メートル戦。ペースは厳しくなりがちだが、多少ペースが厳しくても、先行して押し切るスタミナがなければ重賞戦での勝機はない。ここは先行できて直線も粘る差し脚がある馬を中心に取りたい。
 有力馬は武蔵野Sの勝ち馬ワイドバッハ、同2着のエアハリファ、初ダートになるがG1を2勝しているロゴタイプ、先行力のあるグレープブランデー、レーザーバレット、ダート1400が得意なマルカフリートなど。
 なかでも、先行して差し脚もよいのはエアハリファだろう。前走、武蔵野Sを3、4番手で先行して、直線、大きく抜けだし勝利が見えたところ、最後方からワイドバッハに差し切られてしまったが、後続には大きな差をつけて2着。東京ダートは(2200)と適性も高い。1600や1800の距離で実績を積んできたが、ダート1400でも1戦1勝。鋭い瞬発力があり、むしろこの距離が合うのではないか。
 気になるのは初ダートのロゴタイプだが、1400の距離が合うかどうか。スタミナはありそうで、ダートは問題なくこなせるだろう。 

 京都のシルクロードSはハンデ戦。
 ハンデ戦の割には指数の上位馬がよく健闘しており、10年のうち9年で連対する平均指数の上位馬や、前走指数の上位馬たちが連軸の中心だろう。
 今年はメイショウツガル、セイコーライコウ、プリンセスメモリー、ワキノブレイブ、カオスモス、へニーハウンド、ベステゲシェンクなどが指数の上位馬たちだ。
 先行して差し切る力があるのは、トップハンデ58キロのマジンプロスパーと、57キロのセイコーライコウ。ともに8歳になったが、まだ健在。とはいえ、高齢馬は連対もなく、軸にはとりにくいだろう。
 1200の瞬発力が鋭い馬たちが揃って、へニーハウンド、ルナフォンターナ、スギノエンデバー、メイショウツガルなどにもチャンスはありそう。ただスタミナの点では少し物足りない気がする。
 スタミナがあり、瞬発力もあるのは、カオスモス、ベステゲシェンク、バクシンテイオー、サドンストームなど。ともに5、6歳馬で馬齢も若く、連軸にとるならこの馬たちからだろう。ここは指数上位のカオスモスに期待。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B
12年    -     AXc   -
13年    B a    Xb   D
14年    BYd   A c   -

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2015年1月27日 (火)

第1050回ゴールドシップ大敗

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 アメリカJCCで単勝1.3倍という断然の人気を集めたゴールドシップ(Xa)。だれもがG1戦5勝の実力と実績の違いを見せつけてくれるものと期待していただろう。しかし、ゴールドシップの岩田騎手は好スタートから、すぐに後方に下げる待機策。3コーナーから動き出して直線、大外から追い出しにかかるが、全く伸びず、7着に大敗してしまった。

 勝ったのは4番人気のクリールカイザー(c)だった。2着に7番人気ミトラ(A)、3着に2番人気のエアソミュール(A)が入って、3連単は16万9220円。

 ゴールドシップはもともとスタミナに優れた馬で、スローペースの上がり勝負には少し弱い面がある。今年のアメリカJCCはクリールカイザーの逃げで、超スローペースになったが、スローペースならスローペースなりに、前々でレースをするという選択もあったと思うが、中段の後方からでは届くのは難しかっただろう。

 前走の有馬記念もスローペースで、追い込んで届かず3着だったが、同じスローペースでも2500のスローペースと、2200のスローペースとは意味が違う。2500ならスローペースといってもベースとしてスタミナの核が求められるが、2200のスローペースにスタミナは必要ない。あくまで素軽い瞬発力が必要とされ、当然、切れる脚のある先行馬が有利なレースになるのだろう。2着のミトラも終始2番手で先行していた馬、3着のエアソミュールも4コーナーで5番手に進出していた。

 ゴールドシップは中距離のスローペースに対応する瞬発力に足りないものがあり、さらに位置取りも後ろ過ぎたといえるのではないか。

 クリールカイザーで勝った田辺騎手は「どうしたらゴールドシップに勝てるかを考えていた」(週刊競馬ブック誌参照)という。その結果が、スローペースで逃げるという選択だったのだろう。そして、それが、まさに正しかった。

 京都牝馬Sは9番人気のケイアイエレガント(DZ)が逃げ切り勝ち。2着はスペースの空いた最内に突っ込んで後方一気の脚を見せた15番人気のゴールデンナンバー(C)。3着も後方から追い込んだ8番人気のパワースポット。3連単は大荒れの286万円を超す高配当になった。スローペースの上がり勝負で、2着のゴールデンナンバーの上がりタイムは33秒0。

 東海Sは、ダートG1を3勝している1番人気コパノリッキー(X)が、武豊騎手を背に2番手からのレース。押さえきれない勢いのまま4コーナー手前で先頭に立つと、直線では差を広げる一方の強いレースだった。東海Sでのコパノリッキーのスピード指数は100を越す高レベルで、過去1年で、最高の指数の高さになった。

 4馬身差の後方に、9番人気のグランドシチーが2着。3着は3番人気インカンテーション(BYb)。3連単は5万0080円。ナビグラフで見ると、近走、上がりの脚のある馬たちが上位を占めたレースだった。3番人気ナムラビクター(Ac)は3番手で進んでいたが、直線に向いたところではもう、脚がなかった。

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2015年1月22日 (木)

第1049回ゴールドシップが参戦

 1月の中山最終週のメインレースはアメリカJCC。今年の注目は何といってもG1で5勝をあげているゴールドシップだ。もちろん1番人気だろうが、過去10年の傾向を見ると、1番人気馬は3勝のみで、他の年は3着もなく、1番人気馬の取捨は難しい。
 アメリカJCCは全体として指数上位馬が強い傾向にあり、前走指数や平均指数の上位馬、過去の指数が高い馬たちが、万遍なく活躍している。この10年、指数ランク外の馬が勝ったのは1頭だけだった。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
05年    AYb    Za   CX
06年    -     D     -
07年    D a    Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -
14年    D Y   -       b

 今年はパッションダンス、マイネルフロスト、エアソミュール、ミトラが、前走指数上横並びの最上位馬。他に過去の指数、平均指数でゴールドシップ、ショウナンラグーン、フェイムゲーム、クリールカイザー、セイクリッドバレー、ダークシャドウなどもピックアップできる。
 例年、有馬記念や菊花賞、天皇賞秋、JCなどG1を使ってきた馬が中心になっており、底力が問われるレースだが、その点からは、G1を5勝して実績断然のゴールドシップが最有力だろう。前走の有馬記念はスローペースを生かしきったジェンティルドンナが勝ったが、ゴールドシップは後方から追い込んで差のない3着は実力の証といえそう。中山コースはG1戦ばかりで(2020)と得意コースで、連軸はこの馬を置いて考えにくい。「逆転候補は」と考えてみたが、どの馬もピンとこない。週中の雨の影響が残るはずで、それほど心配する必要はないかもしれない。
 相手はスタミナのある馬たちの粘り込み。マイネルフロスト、ショウナンラグーンの4歳馬に、クリールカイザー、フェイムゲームなどを上位に取りたい。

 京都牝馬Sは明け4歳馬が強く、10年で7勝。5歳馬は2勝、6歳馬が1勝。指数上ランク外で勝った馬はすべて4歳馬で、京都牝馬Sは若さが勝ち馬の条件といえそうだ。
 4歳馬で指数上位はベルルミエール。5歳馬ではウリウリ、マコトブリジャール。6歳馬はアロマティコ、キャトルフィーユ、ゴールデンナンバー、ケイアイエレガント、トーセンベニザクラが指数上位にある。ここは安定した底力があるウリウリ、アロマティコ、キャトルフィーユなどが連軸の有力候補になりそう。
 ただ、牝馬戦だけに上がりの脚は必須条件だ。切れる上がりの脚があるのはパワースポット、ゴールデンナンバー、レーヴデトワール、ダンスアミーガ、キャトルフィーユ、アロマティコ、シャイニーガールなどだが、スローペース必至だけに、指数ランク馬ではないが、4歳馬ダンスアミーガ、レーヴデトワールにもチャンスはあるかもしれない。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
05年    D     B c   A b
06年    A b    Z    -  (2着同着)
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb
09年    -     BZ     Ya
10年    -     -     DYb
11年    -     BYc   C
12年    -     BYb   C
13年    C d   -     -
14年      d   C c   -

 東海Sは2013年から、1月の中京開催に変わった。次週の根岸Sと合わせて、フェブラリーSの前哨戦に位置づけられ、出走馬のレベルは比較的高い。
 今年の指数上位馬は、ナムラビクター、インカンテーション、ランウェイワルツ、マイネルクロップ、コパノリッキー、ニホンピロアワーズ、ソロルなど。
 実績ではダートG1を3勝しているコパノリッキーが最上位だ。中京のチャンピオンズCで大敗したあと、前走、大井の東京大賞典では果敢に逃げて、勝ったホッコータルマエには差をつけられが2着に粘った。
 ダート王、ホッコータルマエを基準に考えるなら、前走チャンピオンズCで勝ったホッコータルマエにコンマ1秒にまで迫って、差のないレースをしたナムラビクターのほうが指数や成績に安定感があり、コパノリッキーより力が上だろう。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    X c
14年     Xa   C c   B
(公営競馬は減戦して計算)

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2015年1月20日 (火)

第1048回皐月賞の有力馬に浮上

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 スローペースになった京成杯だったが、勝ったのは中段後方から直線大外に回して、一気の追い込みを決めた3番人気ベルーフ(CY)だった。ハナ差の2着に1番人気のブラックバゴ(A)、3着は6番人気のクルーガー。2、3着馬も中段後方にいた馬たちで、スローペースの差し脚比べというレースだった。3連単は1万6830円。
 ベルーフはこれで、2000メートル戦を4戦3勝、2着1回。ハナ差とはいえ、この京成杯を勝ったことの意味は大きく、皐月賞(中山芝2000メートル)の最有力候補に浮上したといえるだろう。
 個人的にも勝ったベルーフの単勝やら、流し馬券で、そこそこのプラスだった。

 日経新春杯は6番人気の4歳馬アドマイヤデウス(Z)が、好スタートから先行、直線は内をついて鋭く伸び、初の重賞制覇を果たした。アドマイヤデウスの手綱を取った岩田騎手の好騎乗が光ったレースだった。これで日経新春杯は4歳馬が3連勝。過去10年でも5勝をあげたことになる。明け4歳馬の場合、ハンデで恵まれることが多いのも勝利の要因のひとつだろうか。
 サトノノブレス(Xb)、タマモベストプレイ(Dd)、トウシンモンステラ(Bc)など、人気になった馬たちは総崩れ。2着に10番人気の牝馬フーラブライド、3着に7番人気のアドマイヤフライトが入り、3連単は20万を超す高配当だった。
 タマモベストプレイの前残りに期待した馬券を組み立ててみたが、ここはいいところなし。

 週中の雨の影響が残ったせいか、先週から始まった中京の芝コースは、馬場指数を計算すると、非常に力のいる馬場状態だった。1月の中京は2週だけの短い開催で終わってしまうが、3月中旬から始まるこの先の開催も力のいる馬場が続くのだろうか。

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2015年1月15日 (木)

第1047回軸はスタミナのある4、5歳馬

 日経新春杯はこの季節の伝統のハンデ戦。トップハンデ馬は苦戦続きで、過去10年で1勝、2着1回。1番人気馬もなかなか勝てないが、近5年に限ると、1勝、2着3回、3着1回と、こちらはまずまず。指数上は、前走指数や過去指数の上位馬たちが連軸向きといえそう。

(日経新春杯)1着        2着        3着
05年    -     -     -
06年     Y    -     B c
07年    -      Yc   -
08年     Zb   -     -
09年    -     C b   -
10年    -     -     -
11年     Xa   B     -
12年     Xa   B b   -
13年    D     A b    Xc
14年    A a    Z    -

 今年の指数上位はホーカーテンペスト、トウシンモンステラ、ハギノハイブリッド、タマモベストプレイ、サトノノブレス、コスモロビン、アドマイヤデウスなど。
 距離適性があり、スタミナもありそうなのは、58キロのサトノノブレス、57キロのタマモベストプレイ、56キロのアドマイヤフライト、メイショウカンパク、55キロのコスモロビン、ハギノハイブリッドなどだろう。
 過去10年、6、7歳馬で勝ったのは2頭だけで、後はすべて4、5歳馬だったことを考えると、勝ち馬候補は4歳馬ハギノハイブリッドと、5歳馬サトノノブレス、タマモベストプレイあたりだろうか。ただし、58キロのトップハンデを背負うサトノノブレスは昨年、このレースを逃げ切って勝ったが、苦戦が続くトップハンデ馬だけに勝ち馬の候補には考えにくい。
 結局、距離適性があり、ハンデも楽で、若さもあるのは4歳馬ハギノハイブリッドと、5歳馬タマモベストプレイに限られてしまいそうだ。
 超スローペースはないはずだが、2400メートルの距離を考えれば、スタミナのある先行馬に向く展開だろう。ここは前々で粘れるタマモベストプレイから馬券を組み立ててみたい。前走、ジャパンカップは果敢に先行して、直線で早々と先頭に立ったものの脚をなくして10着に負けたが、内容は悪くなかった。57キロのハンデは少し厳しいかもしれないが、京都コースは(3111)と得意なコースで、大きな変わり身に期待したい。

 京成杯は春のクラシックを目指す馬たちの前哨戦。3歳戦だけに、過去の指数上位馬や前走指数の上位馬たちが連軸の有力馬候補だ。
 2000メートル戦での着実な差し脚が求められるレースで、ベルーフ、タケルラムセス、クラージュシチー、ナスノセイカン、ブラックバゴなど差し脚の鋭い馬たちが有力。なかでも、芝2000メートルを3戦2勝のベルーフの差し脚が安定しており、連軸向きだろう。

(京成杯)  1着    2着    3着
05年    -      Zd   -
06年    A a   D     BYb
07年    AX    -     -
08年    D     CXd   B a
09年     Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
11年    AYa   -     BYb
12年     Yc   BXa   C
13年    D     -     -
14年     Xd   AZ    -
(スローペース調整-20/-10)

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2015年1月14日 (水)

第1046回低調だったシンザン記念

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 シンザン記念はレンイングランド(Aa)の逃げで、スローペースになった。ゴール前まで逃げたレンイングランドが粘りを見せるものの、中段から差し脚を伸ばしたグァンチャーレ(BXd)が差し切り勝ち。後方待機から鋭く脚を伸ばしたロードフェリーチェ(d)とナヴィオン(BZb)も突っ込んで来て、2、3着を確保した。上位陣はすべて33秒台の上がりタイムで、最速の上がりは33秒2のナヴィオンだった。

 シンザン記念は3歳馬の出世コースだが、今年はスローペースもあって、例年と比べると低調な結果だったように思える。果たして彼らがこの春の主役に名乗りを上げられるだろうか。
 2、9、3番人気順の入線で、3連単は4万3840円。

 中山のマイル戦は、もともと内枠が有利なコースだ。今年のフェアリーSも、11番人気と評価が低かった4番枠のノットフォーマル(Zc)が、好スタートから、そのまま逃げ切り勝ちをおさめた。もちろん内枠だったことだけで勝てるわけではない。ノットフォーマルはスピード指数上もランク馬であり、上がりの脚でも上位にあった馬で、勝つ能力は備えていたはず。ここは内枠を利して、うまく逃げ切った黛騎手のペース配分を評価したい。

 同じように好騎乗が光ったのが8番人気ローデッド(Aa)を2着まで持ってきた戸崎騎手だ。不利な外枠の15番枠で、しかも、ごちゃついたスタートで後方からのレースになってしまった。しかし、ペースのゆるんだ向正面から、一気に駆け上がって先行集団に取り付くと、4角では大外から脚を伸ばして2着にまで押し上げてきた。長く良い脚を使っており、スタミナもある馬のようだが、あそこで上がっていかなければ、たぶん上位はなかったはずで、ローデッドの力を信じて果敢に攻めた戸崎騎手の好判断だっただろう。内外の有利不利を考えると、勝ち馬のノットフォーマルよりローデッドの内容のほうが上回っていたといえるかもしれない。

 3着は1番枠のテンダリーヴォイス。結局、11、8、3番人気の決着で3連単は48万を超す高配当だった。馬連でも3万円を超す高配当になり、個人的にもA馬のローデッドから流して、遅ればせながらの、お年玉ゲット。

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2015年1月 8日 (木)

第1045回クラシックをめざす

 シンザン記念は春のクラシックに向けて、素質のある3歳馬が多数出走してくる。ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ダイワスカーレット、ミッキーアイルなど、過去の上位馬の中には、その後G1馬となった馬も多く、クラシック戦線を左右するポイントになるレースだろう。過去10年の連対馬は、3歳戦らしくというか、前走指数の高い馬が中心になっている。

(シンザン記念)
       1着    2着    3着
05年    CXa   A d   D
06年      d   -     A a
07年    C     A      Xa
08年    BYb     d   -
09年    A a   -     -
10年    B a   -      Y
11年     Z    -     -
12年    -     -      Z
13年    DX    -     -
14年    AXa   BYc     d
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はレンイングランド、グァンチャーレ、ナヴィオン、ダンツメガヒットなどの前走指数が高く、他にメイショウマサカゼ、サトノフラム、ロードフェリーチェなども過去の指数や平均指数で上位の馬たちだ。
 最多の3勝をあげているのはレンイングランド、2勝馬はナヴィオン、メイショウマサカゼの2頭だけで、他はすべて1勝馬たちの戦いだ。
 3勝のレンイングランドは芝1200で2勝、ダート1400で1勝をあげているが、ダートのマイル戦で大敗しており、距離が合うかどうか。
 同じようにメイショウマサカゼも、芝1200とダート1000での2勝だけに、心許ないし、マイルの朝日杯で17着に大敗していることも、距離適性に疑問を抱かせる。
 ナヴィオンは1400と1600で勝っており、他のマイル戦でも3着、6着があり、マイルを中心に使われて、距離は合うのだろう。ただ、前走の朝日杯では、ゆるい馬場が合わなかったようで、後方のまま、見せ場もなく11着に負けた。馬場の良い京都なら巻き返しもありそうだが、すでに5戦を消化して(2012)。大きな上積みも期待しにくいのではないか。
 とすると、今年のシンザン記念は1勝馬たちにも、大いにチャンスがあるということ。
 なかでも、マイルの新馬戦を勝ち、続く500万条件のマイル戦でも好走しているダッシングブレイズやロードフェリーチェ。3走前のマイル戦で6着とはいえ好指数をあげているグァンチャーレ。あるいは2000メートル戦で好走のノースストームなどが有力馬候補になるだろう。
 外回りのマイル戦でペースが落ち着くとすると、長く良い脚を使えるダッシングブレイズやノースストームなどに展開が向くのではないか。

 中山のマイルで行われるフェアリーSは3歳牝馬限定戦。本来、指数上位馬が強いはずの3歳戦だが、シンザン記念と違って、ランク外の馬の台頭が目立ち、超人気薄馬の好走もあって、波乱の多いレースだ。過去の穴馬は、前走、新馬戦や未勝利戦を勝ち上がってきたばかりの馬たちだ。
 今年の指数上位馬はローデッド、アドマイヤピンク、ハナズプルメリア、コートシャルマン、オーミアリス、トーセンラーク、ノットフォーマルなど。
 前走、未勝利の中京2000メートルを離れた3番手で先行、直線、差し切るレースで快勝したローデッドの先行力が魅力的だ。切れる脚ならカービングパス、メイショウメイゲツ、ギンザヴィクトリア、ノットフォーマルなどが上位。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年    A a   -     -
10年     Zc   D     BXa
11年    -     A b    Ya
12年     Z    -     -
13年    -     -     CXd
14年    -      Xb   -
(スローペース調整値-20/-10)

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2015年1月 7日 (水)

第1044回楽しい競馬

201501040611
201501040811

 明けまして、おめでとうございます。
 新しい年が、皆様にとって、健やかで幸多い年でありますように。
 そして、毎週毎週、競馬の神様が舞い降りてきますように。

 短い正月休みだったが、家族で群馬の四万温泉に出かけた。温泉以外には何もないところで、風呂につかっているか、部屋でテレビを見ているかしかなく、そのぶん、のんびりできて良かった。ただ、カロリーを気にしなくてはならない身にとって、食事の量が多すぎて、食べきれなかったのが少し残念だった。

 さてさて、正月競馬は恒例、東西の金杯がメイン。

 中山金杯は4番人気のラブリーデイが、直線、抜け出して、そのまま押し切りを計るロゴタイプをとらえると、並ぶ間もなく交わし去って圧勝した。ラブリーデイは重賞初勝利だが、スピード指数も自己ベストの97を記録。いよいよ本格化を感じさせる好レースだったといえるだろう。
 2着はトップハンデで1番人気だったロゴタイプ(B)。ロゴタイプも皐月賞を勝った時と同じ97の高指数。復調といっても良いかもしれない。3着は5番人気のデウスウルト。3連単は1万6690円だった。
 個人的には、勝ったラブリーデイを軸に、単勝と馬連は取ってプラスにはなったものの、3連単は3着抜けで、大きな盛り上がりには欠けた。

 京都の金杯は、5番人気ウインフルブルームが逃げ切り勝ちをおさめた。2着に4番人気エキストラエンド(Bb)、3着に7番人気マイネルメリエンダ。開幕週の京都コースは良馬場。馬場状態の良さは先行する内枠の馬に有利に働いたようで、上位は4、1、2番枠の馬たちが占めた。
 3連単は6万9520円と好配当だったが、私は、4着のフルーキー(Xb)から馬券を買っており、ここは完敗。

 勝った負けたと、浮き沈みの激しい世界のことだけに、良いことばかりではないでしょうが、今年1年、笑顔にあふれた楽しい競馬を目指したいと思っています。
 下手な馬券話は笑い飛ばしていただいて、今年もまた、気楽におつきあいください。

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