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2015年2月26日 (木)

第1059回復調ロゴタイプに期待

 今週から中山開催が始まる。少しずつ春が近くなってきて、1ヵ月もすれば桜の下でのレースが繰り広げられる季節になる。今週、中山の開幕週は、芝1800メートル戦の中山記念がメイン。過去10年をみると、平均指数の上位馬を中心に、比較的、指数上位馬たちが活躍しているレースだ。

(中山記念) 1着    2着    3着
05年     Xa   -     -
06年     Yc   B a   -
07年      c   A d   C a
08年    CZa   C     -
09年     Xc    Xd   A b
10年      d   -     -
11年      b   BY    CYd
12年    -      Y     Y
13年    B     C d    Xd
14年    A a   -      X

 今年はロゴタイプ、ヌーヴォレコルト、イスラボニータ、タガノグランパなどが平均指数の上位馬で、他にナカヤマナイト、ヒラボクディープが前走指数の上位馬だ。
 5歳のロゴタイプは皐月賞馬、4歳のイスラボニータも皐月賞を勝っている。4歳牝馬のヌーヴォレコルトはオークス馬だ。いずれも他のG1戦でも好走しており、実績に不足はなく、順当なら連軸候補になる馬たちだろう。
 3頭の中では、年明けに2戦使われてきたロゴタイプがもっとも順調。中山金杯はトップハンデの58キロを背負い、直線では早めに先頭に立ったが、ラブリーデイに差し切られての2着だった。ラブリーデイはその後の京都記念も好指数で勝ったことを思えば、ロゴタイプの2着はレース内容、指数の高さからも上々の出来だったといえるだろう。金杯の後はダートの根岸Sを使って8着。先行してよく粘った点は評価できるが、やはり、短距離のダートが合うとは思えない。もともと中山芝コースは(3110)と最も得意なコースで、今回は57キロで乗れる。復調著しいロゴタイプに期待したい。
 イスラボニータ、ヌーヴォレコルトはともに4歳馬。当然成長の上積みもあるだろう。休み明けも大きなマイナス材料とは思えないが、それでも、昨秋以来のレースで、息の出来は気になるところだ。

 阪急杯は阪神内回りの1400メートル戦。
 今年はダノンシャーク、ダイワマッジョーレ、オリービン、コパノリチャード、サドンストーム、プリムラブルガリスなどが指数の上位馬。
 開幕週の馬場状態は先行馬に向くはず。
 指数上位馬で、先行力があるのはコパノリチャードとダノンシャークだろう。
 コパノリチャードは昨年、このレースを逃げ切って勝った。その勢いそのままに続くG1高松宮記念も制したが、その後は人気に推されながらも、京王杯スプリングC7着、スプリンターズS12着、JBC16着と精彩を欠いた。ただ、前走は阪神Cで2着に好走して、ようやく調子が戻ってきた様子で、ここは勝ち負けになるのではないか。
 逆転候補はダノンシャークだが、1400メートル戦は(0002)と実績がなく、距離適性からは推しにくい。
 ならば、サドンストーム、リヴェレンテ、レッドオーヴァル、エールブリーズなどの差し脚を上位にとるのも良いかもしれない。

(阪急杯)  1着    2着    3着
06年    -     B     A a
07年    CZa 同着C     BXb
08年    D      Ya   -
09年    CYa    Yc   A
10年    AY    -       b
11年    B d   DYb   B
12年    -     -     AYa
13年    AYb   C     -
14年    -     -     D

 3歳重賞アーリントンCは、当然ながら前走指数の上位馬が連軸向き。今年はアルマワイオリ、エイムハイ、ネオルミエール、ナヴィオンなどが前走指数の上位馬で、連軸の有力候補だろう。
 阪神のマイル戦は直線の長い外回りコースだけに、スローペース必至。鋭い瞬発力が問われることが多い。マイルの瞬発力はネオルミエールが最も鋭く、ナヴィオン、エイムハイも差がない。
 12月の朝日杯で4着だったネオルミエールは、後方から馬群のまっただ中に突っ込んでいって、ごちゃつく馬群をさばくのに少し手間取りながらも、上がりタイムは勝ち馬に次ぐ速さだった。ただ、後手を踏んだスタート、最後方だった道中の位置取り、直線でのコース取りなどを考えると、4着とはいえ、不完全燃焼のレースだったのではないか。もっと上積みがあっても良いだろう。
 同じく朝日杯で2着のアルマワイオリも、後方から内をついて、ネオルミエールと同じ上がりタイムで好走した。アーリントンCの出走メンバーでは前走指数が最も高く、連軸の有力候補の1頭だ。
 他では2戦2勝のナリタスターワンと、連勝中のナイトフォックスが気になるところ。

(アーリントンC)
       1着    2着    3着
07年    DZb   AXc    Y
08年    -       c   -
09年    CXc   -     C
10年    AXc   D      Xa
11年    -     -      Zb
12年    D       c    Z
13年    AYa   BXd   C
14年    AXa   AYc     d
(スローペース調整-20/-10)   

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2015年2月24日 (火)

第1058回人気馬の勝利

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201502221011
201502210511

 今年最初のG1、フェブラリーSは1番人気のコパノリッキー(AYd)が2番手先行から直線抜けだし、危なげなく勝利を手にした。「去年はG1を勝てなかったですから、今年最初のG1を勝てて嬉しいです。勝てたのは風水のおかげ」とジョークもでて、いかにも嬉しそうな武豊騎手のインタビューだった。

 2着は5番人気のインカンテーション(c)、3着は3番人気ベストウォーリア(d)。3連単は1万2370円。圧倒的な1番人気が勝って、この配当なら上々。

 コパノリッキーが直線、早々に先頭に立つと、場内からは大歓声が沸いた。そのままゴールを駆け抜けたが、歓声はいつまでも続いた。

 「競馬は往々にして」というより、ほとんどの期待は裏切られる。ゴールの後も、ため息と悲嘆の渦に飲み込まれて気も沈むことが多いものだが、あらためて、G1戦では強い人気馬が堂々と勝つことが、いかにファンを納得させるものであるかを知らされたレースだった。とはいえ、強い馬にいつも勝ち続けられては穴党は生きていけない。競馬の面白味もなくなってしまう。ほどほどに1番人気馬が強いレースを見せるのが、ギャンブルとしてバランスが取れて良い。

 ハンデ戦の小倉大賞典は、3コーナー手前で先頭に立った3番人気のカレンブラックヒル(B)が、58キロのトップハンデをものともせず、そのまま押し切って勝った。後方から追った6番人気コスモソーンパークが半馬身差で2着、3着は11番人気のダコール(Z)だった。日曜日の朝から降り始めた強い雨で馬場が悪化。パワーとスタミナのいる馬場状態になったのもカレンブラックヒルには良かったのだろう。3連単は9万3800円。1番人気のラングレー(A)は後方からのレースだったが、雨の重馬場に脚を取られて馬群に沈んだ。

 芝3400メートルの長距離戦。ダイヤモンドSは、ゴール前、1番人気のフェイムゲーム(Xa)、2番人気のファタモルガーナ(d)の叩き合いになり、内につけたトップハンデのフェイムゲームが2馬身差をつけて完勝した。3着に8番人気のカムフィー(C)が入り、3連単は2万6090円。

 きょう、コパノリッキーがレース中に骨折していたことがニュースになっていた。「骨折したのは左前脚で、3月4日に滋賀県の栗東トレーニングセンターで手術を受ける」とのこと。ダート王ホッコータルマエとの頂上決戦はしばらくお預けになりそうだ。

 今週は昨年のG1高松宮記念を勝ったコパノリチャードが、前走、阪神Cに続き再び武豊騎手とのコンビで阪急杯に出走予定。果たして。

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2015年2月19日 (木)

第1057回コパノリッキー中心

 今週は今年最初のG1、フェブラリーS。目下、ダートG1を3連勝中のダート王ホッコータルマエはドバイに向かうことになり、ダート王不在のフェブラリーSになったが、メンバーに不足はない。
 過去のデータからは、前走指数や平均指数の上位馬が強い傾向がみえる。連軸候補は前走指数や平均指数の上位馬たちだろう。ランク外で勝った2頭、サクセスブロッケン、コパノリッキーはともに4歳馬で、4歳馬以外では、指数のランク馬でなければ勝利の条件にないといえそうだ。また、勝ち馬は4、5、6歳で占められており、7歳以上の勝利はない。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
05年    AZb   -     -
06年    D     A a   -
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc
09年    -       a   AYa
10年    AXb   -      Xb
11年    DYc     b   -
12年    C     C       c
13年    DZ    CXa   A c
14年    -     DZd   B
(公営競馬や海外の成績を減戦処理して集計)

 今年はコパノリッキー、ローマンレジェンド、サンビスタ、ワンダーアキュート、インカンテーション、ベストウォーリアなどが指数の上位馬だ。
 近走、充実が著しいのはコパノリッキーだ。昨年、最低人気ながらホッコータルマエを抑えてフェブラリーSを勝ち、その後はかしわ記念1着、帝王賞2着、JBC1着、チャンピオンズC12着、東京大賞典2着と、先行できなかったチャンピオンズCこそ12着に大敗したが、ダートG1戦線で6戦3勝、2着2回と好走してきた。前走のG2東海Sも、直線の手前で2番手から抜け出すと、後は後続馬たちを引きはなす一方の強いレースで圧勝、指数も102の高レベルを記録した。ホッコータルマエとは4戦して2勝しており、ダート王ホッコータルマエと互角に戦ってきたのはコパノリッキーだけだ。
 先行できれば、粘り強さ、スタミナはこのメンバーの中ではナンバーワンのはず。またダートマイル戦は3戦2勝と距離適性も高い。ホッコータルマエ不在なら、不動の中心馬と考えたい。
 古豪ワンダーアキュート、ローマンレジェンドは、年齢からの衰えがありそうで、好走はするものの勝ち負けまでの勝負は少し厳しいだろう。ここは連下候補まで。
 先行力のあるベストウォーリア、ハッピースプリント、サンビスタ、差し脚上位のワイドバッハ、カゼノコなどを連下の上位に取りたい。

 ダイヤモンドSは芝3400メートルの長距離戦。指数上位馬が比較的好走しているようだが、ハンデ戦だけに過信は禁物。トップハンデは58キロのフェイムゲーム、57.5キロのラブイズブーシェへと続く。過去10年、トップハンデ馬は1勝、2着2回と不振だ。
 長距離で好指数があるのはフェイムゲーム、タニノエポレット、アドマイヤフライトなどで、春の天皇賞で5着があるタニノエポレットの距離適性を上位に評価したい。ただ、どの馬が逃げるにしても、スローペース気味の流れになるはずで、ここは距離の適性より長く良い脚を使える馬を中心に取った方が良いかもしれない。とすると、メジャープレゼンス、タイセイドリーム、カムフィー、サイモントルナーレ、ファタモルガーナなどが候補にあがってくるが、ファタモルガーナの先行力、スタミナが生きる展開に期待したい。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
05年    B     DZ     Zb
06年    D d   D     C d
07年    CXa   -     A
08年     Za    Xb   B
09年    -     -     C
10年    AZc   -     -
11年    -      Y    A a
12年    -     -     BYc
13年    C c    Xa   A
14年    CXa    Yb   -

 ハンデ戦の小倉大賞典は10年で8勝を上げている過去の指数が高いXYZ馬や、平均指数の上位馬が連軸の中心馬。今年はラングレー、カレンブラックヒル、マコトブリジャール、メイショウナルト、アロマティコ、ダコール、キャトルフィーユ、レッドレイヴンなどが指数上の有力候補だ。
 ラングレーは連勝で勢いもある4歳馬。差し脚も鋭く安定しており、54キロのハンデなら上位も狙えるだろう。前走、1800メートル戦を切れる差し脚で快勝しており、この距離も合う。 
 逃げ馬が4勝あげているように、全体として先行馬が活躍する傾向があり、その点からは逃げるマイネルミラノ、カレンブラックヒル、ハナノシンノスケなどが波乱の候補になりそう。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
05年     Xa   -      -
06年     X    B      Xa
07年      a   C c    X
08年     Ya    Zc    Xb
09年     Yd   B a   A
10年(中京)-     D     -
11年     Xc    Za    Yd
12年     Z    A d    X
13年    AYc   A     -
14年     Xa   AZb   B d

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2015年2月17日 (火)

第1056回期待はずれに

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 京都記念にはハープスターとキズナの人気馬が揃った。桜花賞馬ハープスター(Bd)が1.8倍の1番人気、ダービー馬キズナ(CYa)は2.3倍で2番人気。2頭の馬連は1.8倍という圧倒的なシェアを占めた。しかし--。

 川田騎手のハープスターはいつもより前々でレースを進め、武豊騎手のキズナはいつも通りの最後方から。逃げるのは4番人気ススガデヴィアス、2番手に3番人気のラブリーデイ(AXc)が続く。直線まで、その隊列は大きくは変わらずに進んだ。

 直線に向くと、逃げるスズカデヴィアスにラブリーデイが迫り、ゴールまで叩き合いが続いたが、わずかにハナ差、ラブリーデイが交わしたところがゴールだった。後方から追い上げてきたキズナも鋭い脚は見せたが、前を行く2頭をとらえることはできず、3着に終わった。中段にいた1番人気のハープスターは、直線、自慢の脚を見せられず、見所のないまま5着。直線なかばで大きく内によれて後続の進路をふさぎ、川田騎手は騎乗停止の制裁を受けることになった。

 日曜日は2歳上のいとこの通夜のため、名古屋のウインズでレースは見たが、人気2頭の期待はずれの結果に、場内は声もなく、ため息だけが広がっていった。

 3、4、2番人気の決着で、3連単は2万4210円。意外と安い配当にも少し驚かされた。

 京都記念は実績のある馬たちが春に向けて始動するレースだが、これで1番人気馬は4連敗になってしまった。昨年、ジェンティルドンナも人気を裏切っている。実力のある馬でも、初戦はなにかと難しいのだろう。

 共同通信杯は3番人気リアルスティールが、直線なかばで先頭に立った1番人気ドゥラメンテ(AZa)をとらえて、半馬身差で勝利を手にした。1戦1勝馬が共同通信杯を勝ったのは史上初とのこと。最内1番枠から終始好位の内で脚をためる落ち着いたレースぶりで、福永騎手の好騎乗も光った。方や、2着のドゥラメンテは好スタートを切ったものの、折り合いを欠き、後方まで下げざるを得なかった。最速の上がりタイムを示し、一旦は先頭に立ったが、最後はリアルスティールとの位置取りの差が敗因につながったようだった。離れた3着に4番人気のアンビシャス。3連単は1万870円。

 3歳牝馬のクイーンカップは、2番人気のキャットコイン(Aa)が中段から差し脚を伸ばして完勝。追い込んできた3番人気ミッキークイーンが1番人気のロカをゴール前でとらえて2着に浮上。ロカは3着に落ちた。これでキャットコインはマイル戦ばかり、デビューから3戦3勝となった。先週、きさらぎ賞を勝ったルージュバックとの桜花賞での対戦が楽しみだ。

 いとこの通夜ふるまいの席、なつかしいふるさとの人たちに囲まれて、自然と昔に心が戻っていく。小学校の担任の先生にも何年かぶりに電話でご挨拶ができた。お元気で何よりだった。

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2015年2月12日 (木)

第1055回クラシックへ向けて

 クラシック戦線を目指す3歳牡馬の重賞・共同通信杯は、前走指数の上位馬が10年連続して連軸の中心になっている。なかでも前走指数上位の2頭、A、B馬のいずれかが毎年連対しており、近走の指数の高さは必須条件といえそう。

(共同通信杯)1着    2着    3着
05年    AXb   -      Xc
06年    DY    AXa   D d
07年    -     AXb   C b
08年    B b   C c   DY
09年      d   AXb   C
10年    AZc   A     -
11年    AYa   C      X
12年    BX    D     A
13年    B     A a    Xa
14年    C a   A a    Xc
(スローペース調整値-20/-10)

 今年の前走指数の上位馬は、ドゥラメンテ、ミュゼエイリアン、アヴニールマルシェ、ティルナノーグなど。他にコスモナインボール、ショウボートも過去の指数や平均指数で上位の馬たちだ。
 前走から中1週でのレースになるが、世代ナンバーワンの好指数で連勝しているドゥラメンテが連軸の中心だろう。デビューから3戦2勝、2着1回。3戦とも東京の1800メートルを使って、長く良い脚を見せてきた。共同通信杯も東京の1800メートル戦。経験値が生きるはずで、中1週とはいってもパフォーマンスが落ちる要素は少ないのではないか。
 逆転候補は1戦1勝のリアルスティール。新馬戦はスローペースを後方から直線では早々と先頭にたち、残り200メートルから後続馬をみるみる引き離していった差し脚は素質の高さを十分に感じさせるものだった。1戦の経験しかなく、ペースの対応力も未知数だが、将来性の期待が大きい注目の1頭だろう。

 3歳牝馬のクイーンカップも、前走指数上位馬たちが中心。スローペースになりがちな牝馬戦とはいえ、ランク外の馬が勝ったのは過去10年で1頭だけだ。
 今年はキャットコイン、ブルックデイル、スマートプラネット、ロッカフラベイビー、ダノングラシアス、ホワイトウインドなどが指数の上位馬だ。
 指数上位馬で差し脚が鋭いのはキャットコイン、ブルックデイル、ロッカフラベイビーなどだが、ロカ、ミッキークイーン、シングウィズジョイ、カービングパス、メイショウメイゲツなど、差し脚比べで浮上する馬も多い。
 確たる中心馬不在のレースで、人気も割れ、波乱になりそうなレースだが、順当ならマイル戦を2戦2勝のキャットコインが中心になりそうだ。超スローペースの新馬戦はゴール前150メートルから追い出してハナ差の勝利。牡馬相手の前走は、最後方から直線一気の脚を使って完勝。一瞬の差し脚の鋭さは高く評価できるだろう。

(クイーンC)1着    2着    3着
05年    DXc   -     -
06年    B d    Z    -
07年     Xc   C b   AZc
08年    DXb   -       c
09年    CYb   B b   -
10年    B a   A a   DXa
11年    -      Z    -
12年      d   AX    -
13年    B b   D     B
14年    AXa   BZb     d
(スローペース調整-20/-10)   

 京都記念は、平均指数の上位馬が10年連続で連対中。前走指数の上位馬も好走例が多い。
 今年はラブリーデイ、ハープスター、キズナ、ハギノハイブリッド、トウシンモンステラ、レッドデイヴィスなどが指数の上位馬。
 差し脚からはハープスターが最有力だろう。
 前走のジャパンカップは、3コーナーで故障した馬のあおりを食って、位置取りが悪くなったのが敗因。それでも5着まで持ってこれたのは能力の証だ。ここは54キロの負担重量を生かして一気の浮上に期待したい。
 長い休み明けを克服できれば、ダービー馬キズナが主役になることもあるはず。スタミナのあるハギノハイブリッド、ラブリーデイの粘り込みにも要注意。

(京都記念) 1着    2着    3着
05年     Zb   -     -
06年    DZb   -     B
07年    D     A c   AZ
08年    B     C a   -
09年     Za   BYa   -
10年    A       c   AXa
11年    -       d   A
12年    C     AXa    Xb
13年    B      Yc   A a
14年    A     BYb    Yd

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2015年2月10日 (火)

第1054回名牝への道

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201502080511

 今年のきさらぎ賞は51年振りに牝馬が勝った。もちろん84年のグレード制導入後初の快挙で、まさしく歴史的なレースともいえた。これで勝ったルージュバックは牡馬を相手に3戦3勝。春の主役に躍り出た。

 今年のきさらぎ賞は8頭建て。少し寂しかったが、1番人気に支持されたルージュバック(A)は好スタートから3番手に控えて流れに乗る。直線を向いても慌てず、ゆっくり構え、2番人気のポルトドートウィユ(CY)が並びかけるのを待つように追い出しにかかると、あっという間にポルトドートウィユを引き離していく。最速の上がりタイムで駆け抜け、ゴールでは2馬身差をつけての圧勝だった。2着はポルトドートウィユ、3着はアッシュゴールド(CZb)。結局、1、2、3番人気順の入線で、3連単は1270円という堅い配当だった。

 スローペース気味の流れもあって、ルージュバックのスピード指数、上がり指数ともにそれほど高くはなかったが、追い出す際の一瞬のスピードは素晴らしかった。余力十分の勝利で、数字以上に能力の高さを示したレースだったのではないか。

 この後は桜花賞に進むのだろうか。名牝の道はすでに大きく開けている。

 東京新聞杯はスローペースになった。横一線となった直線なかば、3番人気のヴァンセンヌが抜け出し、大外から追い込んだ9番人気アルフレード(Z)と、最内をついた1番人気のフルーキー(d)をわずかに抑え込んで初重賞制覇を果たした。これでヴァンセンヌは4連勝。2着は人気薄のアルフレード、3着は1番人気のフルーキー。3連単は15万円を超す高配当になった。その高配当の立役者になったのは9番人気で2着のアルフレードだが、ナビグラフで見ると2走前の上がり指数では最上位の馬だった。

 惜しかったのは、直線、前が壁になって全く追えず、やむなく最内に進路を取りなおして差のない3着に食い込んだフルーキーだろう。「タラ、レバ」のこととはいえ、スムースだったら、きれいに差し切って勝っていたと思わせる鋭い伸びだった。

 新しい年が始まって1と月余りになるが、いま、リーディングジョッキーはCデムーロ騎手が19勝でトップ、次いで17勝のベリー騎手が2位、3位は15勝の岩田騎手だ。トップのCデムーロ騎手も、2位のベリー騎手も1月4日からの短期免許で、年間を通してはリーディングを争うことはないものの、もし彼らが1年通して日本で騎乗したら、上位は外国人騎手が占めるだろうと思うのはしごく当然のことだろう。

 しかし、先般、Mデムーロ騎手とルメール騎手が中央競馬の騎手免許試験に合格、今年の3月から中央競馬の騎手として年間を通して騎乗することになったと発表があった。いよいよリーディングを外国人騎手が占めることが現実になる時が近づいてきたわけで、そうなれば、これまでも公営出身の騎手にリーディング上位を譲ってきた中央の騎手は、さらに窮地に追い込まれてしまうのではないかと、つい余計な心配をしてしまう。
 頑張れ、負けるな。

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2015年2月 5日 (木)

第1053回名牝の誕生も

 きさらぎ賞はクラシックを目指す3歳戦。当然、指数上位馬が活躍する傾向が強く、過去10年、前走指数の上位馬たちが中心になっている。ただ、この時期の前哨戦はスローペースが多く、指数は低くても鋭い差し脚のある馬たちに要注意のレースだ。

(きさらぎ賞)1着    2着    3着
05年    AZa   BYc   D
06年    -     CXb    Zc
07年     Xa    Yc   -
08年    -     BYa    Xc
09年    AXa   -      Y
10年    -     A a   -
11年    B b   -     A a
12年    -     -     -
13年    A a   DZc   C c
14年    -     -     -
(スローペース調整-20/-10)   

 今年は8頭立てと少し寂しいが、ルージュバック、グリュイエール、ポルトドートウィユ、アッシュゴールドなどの前走指数が高い。
 注目は牝馬のルージュバックだろう。
 ルージュバックは牡馬相手にデビューから2戦2勝。先行馬有利のスローペースも、後方待機策から差し脚の鋭さで圧勝してきた。前走は11月上旬の500万条件戦を完勝したが、目指してきた阪神JFはソエのために自重。ここは3カ月ほど間隔が開いたが、前走の指数の高さは、素質の高さを十分に感じさせる水準以上のレベルだ。距離も1800メートル、2000メートルをこなしており、距離の不安もない。
 指数の高さ、差し脚の鋭さ、距離の適性などを考えてもルージュバックが中心になりそうだが、牝馬のルージュバックがきさらぎ賞を勝つとすると、51年ぶりの快挙になるらしい。名牝の誕生を是非期待したい。
 ルージュバックの逆転候補、相手の1番手はポルトドートウィユだ。前走は、スローペースを長く良い脚を使って勝っており、差し脚はルージュバックに引けを取らない。

 東京新聞杯の指数上位馬は、タガノグランパ、アンコイルド、エキストラエンド、リルダヴァル、マイネルホウオウ、フェスティヴタロー、フルーキーなど。
 休み明けの馬は苦戦続きで、順調に使われていて、スタミナがある指数上位馬を中心に取りたい。前走G1マイルCSで10着に大敗したタガノグランパ、マイルを連勝中のヴァンセンヌ、菊花賞6着以降、好レースが続くフルーキーなどがピックアップされる。
 マイル戦はすべて4着内で(3112)と適性があり、近走、先行力のでてきたフルーキーに期待したい。

(東京新聞杯)1着    2着    3着
05年    -     -     B
06年    D      Yb   A a 
07年    AYa    Yd   -
08年    -     -     -
09年    -     -     -
10年    AYa   D b   A
11年    BYa   D     CXb
12年    -     A     -
13年    C     -     -
14年    -     B d   D

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2015年2月 3日 (火)

第1052回節分

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 きょうは節分会。
 豆まきは子供が大きくなってからはしなくなった。このところは、高田馬場にある穴八幡宮でいただいた「一陽来復」のお札を新しくするのが、我が家の節分の恒例。
 冬は去り、春が来る。そのうち良いことも巡ってくる。しかし、運が向いてきたからといって、すぐに調子に乗りすぎてはいけない。ほんとうに暖かくなるまで待て。

 東京の根岸Sは、昨年から1着馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられるようになった。ことしその権利を手にしたのは1番人気のエアハリファ(Aa)だった。

 エアハリファは好スタートから、徐々に位置を下げ、3コーナーでは中段の後方。スタートしてしばらく先行馬にはペースが厳しかったようだから、あえて下げたのは三浦騎手の好判断だっただろう。直線、狭いスペースをついて、ぐんと伸び、レース根性のあるところを見せての圧勝劇だった。2着に2番人気のワイドバッハ(BXb)が最後方の位置から飛んできた。3着は15番人気のアドマイヤロイヤル。3連単は4万8330円。ナビグラフを見ると、人気薄で3着になったアドマイヤロイヤルも、4、5走前の上がり指数では上位のレベルにあった馬だった。

 3週先に控えているフェブラリーSだが、断然のダート王ホッコータルマエはドバイを視野にフェブラリーSは回避の予定。ホッコータルマエの対抗馬と目されていたナムラビクターも見送りの様子だ。とすると、先週、東海Sを勝ったコパノリッキーと、根岸Sの勝ち馬エアハリファが人気の中心になるのだろうか。コパノリッキーはかなりレベルの高い指数を示していたが、エアハリファの指数はいまひとつ物足りなさが残るレベルが気に掛かる。フェブラリーSは、相手も強くなるはず。結果はどうだろうか。

 ハンデ戦のシルクロードSは、55.5キロの2番人気馬アンバルブライベンが得意な逃げ切り勝ちをおさめた。3番人気だったサドンストームが後方から馬群を割って2着を確保。57キロのハンデを背負った8歳馬セイコーライコウ(BZb)も最内から脚を伸ばして3着。セイコーライコウは12番人気の人気薄で、3連単は8万310円。

 3歳馬ドゥラメンテが日曜日の東京9レース、セントポーリア賞(芝1800メートル)に出走して、後続に5馬身の大差をつけて完勝したが、そのスピード指数は福島2歳S(芝1200メートル)の勝ち馬ペイシャオブローに並ぶ、世代トップの80という高指数だった。もちろん中距離戦線では最高指数だ。かなり素質がありそうで、今後クラシック戦線でも期待を集める1頭になるだろう。

 立春とはいえ、東京の冬はこれからが本番。先週も積雪の影響が残って、発走時間が遅れた。早く暖かい春になるといいのだが。

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