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2015年2月12日 (木)

第1055回クラシックへ向けて

 クラシック戦線を目指す3歳牡馬の重賞・共同通信杯は、前走指数の上位馬が10年連続して連軸の中心になっている。なかでも前走指数上位の2頭、A、B馬のいずれかが毎年連対しており、近走の指数の高さは必須条件といえそう。

(共同通信杯)1着    2着    3着
05年    AXb   -      Xc
06年    DY    AXa   D d
07年    -     AXb   C b
08年    B b   C c   DY
09年      d   AXb   C
10年    AZc   A     -
11年    AYa   C      X
12年    BX    D     A
13年    B     A a    Xa
14年    C a   A a    Xc
(スローペース調整値-20/-10)

 今年の前走指数の上位馬は、ドゥラメンテ、ミュゼエイリアン、アヴニールマルシェ、ティルナノーグなど。他にコスモナインボール、ショウボートも過去の指数や平均指数で上位の馬たちだ。
 前走から中1週でのレースになるが、世代ナンバーワンの好指数で連勝しているドゥラメンテが連軸の中心だろう。デビューから3戦2勝、2着1回。3戦とも東京の1800メートルを使って、長く良い脚を見せてきた。共同通信杯も東京の1800メートル戦。経験値が生きるはずで、中1週とはいってもパフォーマンスが落ちる要素は少ないのではないか。
 逆転候補は1戦1勝のリアルスティール。新馬戦はスローペースを後方から直線では早々と先頭にたち、残り200メートルから後続馬をみるみる引き離していった差し脚は素質の高さを十分に感じさせるものだった。1戦の経験しかなく、ペースの対応力も未知数だが、将来性の期待が大きい注目の1頭だろう。

 3歳牝馬のクイーンカップも、前走指数上位馬たちが中心。スローペースになりがちな牝馬戦とはいえ、ランク外の馬が勝ったのは過去10年で1頭だけだ。
 今年はキャットコイン、ブルックデイル、スマートプラネット、ロッカフラベイビー、ダノングラシアス、ホワイトウインドなどが指数の上位馬だ。
 指数上位馬で差し脚が鋭いのはキャットコイン、ブルックデイル、ロッカフラベイビーなどだが、ロカ、ミッキークイーン、シングウィズジョイ、カービングパス、メイショウメイゲツなど、差し脚比べで浮上する馬も多い。
 確たる中心馬不在のレースで、人気も割れ、波乱になりそうなレースだが、順当ならマイル戦を2戦2勝のキャットコインが中心になりそうだ。超スローペースの新馬戦はゴール前150メートルから追い出してハナ差の勝利。牡馬相手の前走は、最後方から直線一気の脚を使って完勝。一瞬の差し脚の鋭さは高く評価できるだろう。

(クイーンC)1着    2着    3着
05年    DXc   -     -
06年    B d    Z    -
07年     Xc   C b   AZc
08年    DXb   -       c
09年    CYb   B b   -
10年    B a   A a   DXa
11年    -      Z    -
12年      d   AX    -
13年    B b   D     B
14年    AXa   BZb     d
(スローペース調整-20/-10)   

 京都記念は、平均指数の上位馬が10年連続で連対中。前走指数の上位馬も好走例が多い。
 今年はラブリーデイ、ハープスター、キズナ、ハギノハイブリッド、トウシンモンステラ、レッドデイヴィスなどが指数の上位馬。
 差し脚からはハープスターが最有力だろう。
 前走のジャパンカップは、3コーナーで故障した馬のあおりを食って、位置取りが悪くなったのが敗因。それでも5着まで持ってこれたのは能力の証だ。ここは54キロの負担重量を生かして一気の浮上に期待したい。
 長い休み明けを克服できれば、ダービー馬キズナが主役になることもあるはず。スタミナのあるハギノハイブリッド、ラブリーデイの粘り込みにも要注意。

(京都記念) 1着    2着    3着
05年     Zb   -     -
06年    DZb   -     B
07年    D     A c   AZ
08年    B     C a   -
09年     Za   BYa   -
10年    A       c   AXa
11年    -       d   A
12年    C     AXa    Xb
13年    B      Yc   A a
14年    A     BYb    Yd

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