« 第1062回強かったサトノクラウン | トップページ | 第1064回桜花賞へ »

2015年3月12日 (木)

第1063回波乱の牝馬ハンデ戦

 フィリーズレビューは3着までに桜花賞の優先出走権が与えられる。
 3歳牝馬の重賞戦だけに、全体的に指数上位馬が強いものの、前走指数上位馬は3勝どまりで、少し低調だ。かわって、過去の指数の高いXYZ馬が6勝、8連対と、中心を担っている。ただ、ランク外の馬も多く活躍しており、指数が低い馬にも注意がいる。

(フィリーズレビュー)
       1着    2着    3着
05年    BXa   -     -
06年    -     BYb   -
07年    AXb   -     C d
08年    -     -     -
09年     X    -      Z
10年    -     DZb   AXc
11年    -     B a   -
12年    AZb   DXa   -
13年     Ya    Zc   -
14年     Z    -     -
(スローペース調整は-20/-10)

 今年はムーンエクスプレス、ダノングラシアス、スマートグレイス、スマートプラネットなどが前走指数の上位馬。他に過去の指数でラッフォルツァート、クールホタルビ、レオパルディナ、オーミアリス、ノーブルヴィーナスなどが上位だ。
 安定した指数の高さではムーンエクスプレスが上位だ。前走は阪神ジュベナイルFを大外枠から先行して4着に粘っている。勝ったショウナンアデラなど上位馬たちは、中段より後ろから差し脚を使った馬たちで、先行馬の中でもっとも好成績だった。18番という大外枠から先行するために、前半から相当エネルギーを消耗したはずで、もう少し内枠だったらと思わせるレースだった。
 阪神の内回りコースの芝1400メートルは、極端なスローペースはないはず。平均ペースを先行できて、直線でも崩れない差し脚がある馬に向く。その点からもムーンエクスプレスが連軸向きといえそう。ただ、切れる鋭い脚はない。直線、鋭い差し脚のある馬たちに交わされることも考えられる。
 差し脚の鋭さで筆頭はクイーンズリングだろう。目下2戦2勝。前走の中山のマイル戦では、不利な外枠からさっと中段につけ、直線にむくともう先頭に立っている。そのまま後続馬を寄せ付けず完勝のレースだった。自在性のあるそつのないレース運びもできるクレバーな馬のようで、勝利に最も近い馬ではないか。
 他に上がりの脚ではレオパルディナ、ラッフォルツァート、ノーブルヴィーナス、エフェクトなどが鋭い。

 中山牝馬Sは波乱続きのハンデ戦。もともと、あてにしにくい牝馬戦に加えて、ハンデ戦となれば荒れない方がおかしい。1番人気馬は10年で3勝、3着1回だけ。トップハンデも2勝。指数上位馬も苦戦の傾向がみえる。
 牝馬戦だけに、スローペースで差し脚比べが常道。
 安定した差し脚ではパワースポットが最上位だ。前走の京都牝馬Sでは中段の後方から、一気の脚で3着にまで浮上してきた。差し脚は相変わらず健在。多少手薄なメンバー構成だけに、重賞初制覇も狙えるのではないか。
 他では、スイートサルサ、アイスフォーリス、ケイティバローズなどの差し脚が鋭い。
後方から上がりの脚のある馬ばかりになったが、こういうレースでは得てして軽量ハンデの先行馬が残るケースもありそう。先行力のあるフレイムコード、マイネグレヴィルには要注意だ。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
05年      d   -     A
06年     Xb   -     -
07年    -     C d   -
08年    -     -     CYa
09年     Xc   -     -
10年     Yb   -     -
11年(阪神)  b   -     -
12年    -     -     B
13年     Z     Y    c
14年    A b     d   -

 春の開催に変わって今年で4年目になる中日新聞杯もハンデ戦。
 今年の指数の上位馬は、デウスウルト、サンレイレーザー、ユールシンギング、ネオブラックダイヤ、ミトラ、パッションダンス、サングレアル、メイショウカンパクなど。
 スタミナのいる中京の芝コースに合いそうなのは、逃げるネオブラックダイヤ、先行できるマイネルミラノ、ミトラ、アンコイルドなど。ハンデが楽なのは54キロのネオブラックダイヤと55キロのマイネルミラノだろう。前が止まるようなら、差し脚のあるフレージャパン、デウスウルトなどの後方一気もありそう。

(中日新聞杯)
       1着    2着    3着
12年    D     -     A a
13年    B c   B     A b
14年    -     -     -

|

« 第1062回強かったサトノクラウン | トップページ | 第1064回桜花賞へ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/61270614

この記事へのトラックバック一覧です: 第1063回波乱の牝馬ハンデ戦:

« 第1062回強かったサトノクラウン | トップページ | 第1064回桜花賞へ »