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2015年3月 5日 (木)

第1061回クラシックへ向けて

 上位3頭に皐月賞の優先出走権が与えられる弥生賞が今週のメインレース。3歳馬たちのクラシックを目指す戦いも、いよいよ本番だ。ディープインパクトがこのレースを勝ったのは05年、ちょうど10年前だが、当日の中山の様子もはっきりと思い出す。今更ながら感慨深い。
 過去10年、弥生賞の連対馬は、前走指数の高いABCD馬や、過去の指数が高いXYZ馬、平均指数の上位馬abcdなど、何らかの指数ランクがある馬が連軸の中心になっている。勝ち馬はランク馬が8勝をあげているが、そのうち7勝は前走指数上位のABC馬が占めている。

(弥生賞)  1着    2着    3着    
05年    B     C     AYb
06年    BZd   BXa    Yb
07年    AX    -     -
08年    -      Z    AXc
09年    AXa   -      Z
10年    B     AXb   C a
11年    CZb   CXc   A d
12年    -     DXd   A a
13年     Zc    Y    AXb
14年    C      Z    A a
(スローペース調整は-20/-10)

 今年の指数上位馬は、トーセンバジル、クラリティスカイ、シャイニングレイ、コメート、グァンチャーレなどだ。
 弥生賞は中山の2000メートル戦。この時期の中山の芝コースはオーバーシートでスタミナが求められる。加えて、エアレーションで一層、柔らかい馬場になっており、先行してスタミナのある差し馬に向くだろう。
 指数上位馬で、先行力があり、差し脚もあるのはシャイニングレイ、クラリティスカイ、コメートなどだ。距離の経験を考えると、連軸向きは2000メートル戦を2戦2勝しているディープインパクト産駒のシャイニングレイだろう。前走、中山のホープフルSでは楽に3、4番手の好位につけて、直線で早々と突き放して完勝しており、距離経験のアドバンテージは大きいはず。
 弥生賞はジャストフォーユーが逃げて、2番手にコメート、ベルラップ、そのすぐ後ろにシャイニングレイ、トーセンバジルなどが続くだろう。ペースはスローに違いない。差し脚のある先行馬が揃っており、後方一気の馬には苦しい展開になりそうで、先週の馬場状態からみても、ここは先行できるシャイニングレイを中心にとりたい。

 
 牝馬のチューリップ賞は、3着までに桜花賞の優先出走権が与えられる。
 今年は、レッツゴードンキ、ロカ、アンドリエッテ、ココロノアイ、マイティティー、ウインソワレなどが指数上位だ。
 チューリップ賞は阪神の芝1600戦。12月の阪神JFと同じコース、同じ距離のレースだけに、阪神JFで上位の馬が活躍する傾向が強い。今年、阪神JFに出走していたのは、2着のレッツゴードンキ、3着のココロノアイ、8着のロカの3頭。スローペース必至の外回りコースのマイル戦で、鋭い差し脚は必須条件だ。
 マイルの瞬発力ならレッツゴードンキが最上位だろう。レッツゴードンキは新馬戦を勝っただけでまだ1勝馬だが、新馬戦を勝った後、札幌2歳S3着、アルテミスS2着、阪神JF2着と、世代トップクラスの馬が集まる重賞で、安定した好成績を残している。指数上も上位にあり、差し脚からも中心に推せる有力馬だろう。
 他では、阪神JF3着のココロノアイ、前走クイーンC3着のロカ、同4着のアンドリエッテなどが指数の高さだけでなく、マイルの鋭い瞬発力もあり、連軸候補になりそう。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
05年    A a   -     -
06年     Z    CYd   -
07年    AXa   BZ    -
08年      c   AYa   BXb
09年    AZa   -     -
10年    -     B     -
11年     Xa    Zd   C
12年    -     CXc   A
13年    B     -      Yd
14年    BX    -     D
(スローペース調整は-20/-10)

 芝1200のオーシャンSは、過去9年のうち、8年で連対している前走指数の上位馬が連軸の中心になりそう。今年は、アフォード、サクラゴスペル、リトルゲルダ、プリンセスメモリーなどが前走指数の上位馬。他にダッシャーゴーゴー、ハクサンムーン、へニーハウンド、ベステゲシェンク、ワキノブレイブも指数上位のランク馬だ。
 ただ、荒れる傾向が強く、過去9年、3連単で100万超馬券が3回、他に10万超える配当も4回でている。1番人気馬は1勝、2着1回、3着2回と低調。重賞に出走して10着以下に大敗していた馬たちが波乱をもたらしており要注意だ。
 馬場状態から、スタミナ優位の先行馬の前残りを想定すると、ハクサンムーン、サクラゴスペル、プリンセスメモリー,バクシンテイオーなどが連軸候補にあがってくる。好調が続くサクラゴスペルから入るか、ハナを奪って逃げるとしぶといハクサンムーンの押し切りもありそうだし、8歳牝馬の大駆けもあるのか。
 差し脚が生きる展開ならアフォード、ダッシャーゴーゴー、インプレスウィナー、へニーハウンド、ベステゲシェンクなどにもチャンスはあるが、いずれにしても、今年も難しいレースだ。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着   
06年    -     D     -
07年     Xb   -     -
08年    C     -     C
09年    A b   -     -
10年    BZc   -      Y 
11年    -     CXb   AYa
12年    C     -     -
13年    AYb   BXa   -
14年    D     -      Z

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