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2015年4月14日 (火)

第1072回岩田騎手の勝利

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 今年の桜花賞は、超スローペースで逃げた5番人気レッツゴードンキ(DY)の岩田騎手の勝利だった。レース前には中段から差し脚を使うレースを想定していたようで、逃げるつもりはなかったらしい。それが、スタートしても誰もハナを奪いにいかず、「ならば」と、レッツゴードンキの岩田騎手が先手を取ってスローペースで逃げることになった。それが結果としても良かったわけで、機をうかがう岩田騎手の勝負勘の鋭さには敬服するしかない。

 レッツゴードンキ自身も、もともと鋭い差し脚がある馬だった。3走前のアルテミスSや、その後の阪神JFでの上がりの脚は、マイルとしては評価が高い鋭さを示している。その馬が超スローペースで逃げたのだから、直線、一気にスパートをかけ、後続馬をさらに大きく引き離していったのも当然のことだろう。まさに大楽勝のレースだった。

 後方から追い込んできたのは2着の7番人気クルミナル、3着の8番人気コンテッサトゥーレだが、レッツゴードンキはすでに、はるか前方、追い詰める場面も作れなかった。

 1番人気に支持されたルージュバックは、好スタートを切ったものの徐々に下げていって、ほぼ最後方集団。追い込みに懸けたのだろうが、直線、追っても追ってもルージュバックが動いていない様子で、見所なく9着に大敗した。スタートも良かったから、きさらぎ賞のように先行することもできただろう。最後方まで下げることが騎手の判断なら、少し勘がさえてなかったというべきなのだろうか。ただ、道中ルージュバックと同じような位置にいたクルミナルが2着まで脚を使っており、ルージュバックの敗因が位置取りの悪さだけだったかどうか。気になるところだ。3連単は23万円超の高配当になった。

 桜花賞を抽選で除外になったミッキークイーンが、同日の9レース忘れな草賞を快勝したが、そのスピード指数、上がり指数から、桜花賞に出走していたら上位もあっただろうと思わされた。残念。

 ニュージーランドTは、中段から差し脚を伸ばした7番人気ヤマカツエース(Ca)が差し切り勝ち。大きく出遅れて後方から追い込んだ1番人気グランシルク(Bb)が鋭い脚を見せて2着に浮上。3着は2番人気アルマワイオリ(X)。3連単は2万9660円になった。

 今後の注目は2着のグランシルクだろう。スタートで大きく出遅れて最後方からのレースになったが、1頭だけ桁違いの上がり指数を示しており、負けて強しの内容だった。

 阪神牝馬Sは、連勝中の4番人気カフェブリリアントが先行、直線での差し脚比べを制して、3連勝で初の重賞タイトルを手にした。2着は7番人気ベルルミエール、3着は3番人気ウリウリ(Dd)。3連単は6万8950円。

 ナビグラフで見ると、勝ったカフェブリリアントの3、4、5走前の上がり指数は断然の高水準だった。しかし、これまでの後方一気の策を捨て、先行してレースをしたことが結果につながったのかもしれない。人気のスマートレイアー、レッドリヴェールは4着、6着まで。

 牝馬は、若くても、年を取っても、気分屋で、扱いが難しい。

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