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2015年4月 2日 (木)

第1069回キズナが中心

 大阪杯は春の天皇賞の前哨戦に位置づけられるレースだ。それだけに能力の高い馬たちが集まり、少頭数でもメンバーのレベルは高い。当然というべきか、指数上は過去10年の内9年で連対している前走指数の上位馬が中心になっている。また、1番人気馬も(5221)と圧倒的に強い傾向が見え、指数上位の人気馬が連軸の中心のレースといえそうだ。世代的には4歳馬が5勝、5歳馬3勝、6歳馬1勝、7歳馬1勝。過去10年、ランク外で連対した2頭はいずれも4歳馬で、5歳馬以上は指数上のランク馬であることが連対の条件になっている。ただし、4歳馬で勝つか連対しているのは、いずれも評判も実績も高いビッグネームの馬たちだ。

(大阪杯)  1着    2着    3着
05年    BYd   A       b
06年     Ya   A d    Xa
07年    -     DY      c
08年    A     BYb   -
09年     Yb     a   C
10年    A     B      Xa
11年    D     -     -
12年      c   A      Xa
13年    DXa    Zd   BYa
14年    D       b   AYa

 今年は、キズナ、スピルバーグ、カレンブラックヒル、デウスウルト、ロゴタイプ、エアソミュール、ショウナンパンドラなどが指数の上位馬だ。
 安定した指数の高さや、差し脚の鋭さ、重賞の実績などから、中心は一昨年のダービー馬キズナだろう。前走の京都記念は後方から、上がり33秒台の脚を使ってゴールに迫ったが、スローペースを先行した2頭にわずかに及ばず3着だった。期待された分、3着では物足りないが、スピード指数や上がりの鋭さなど、内容は悪くなかった。休み明けをひと叩きされて、息もできれば、勝利に最も近い馬だろう。
 キズナの相手は天皇賞馬スピルバーグが筆頭だ。天皇賞(秋)、ジャパンカップなどでみせた差し脚ならここでも通用するだろう。4歳馬も3頭出走しているが、指数の高さ、上がりの鋭さなどで、牝馬のショウナンパンドラの差し脚が見所十分。上がりの脚だけならラキシスも気になるところだ。有力馬には上がりの脚に懸ける馬が多く、こんな年は得てして逃げ馬が残ることもありそうで、逃げるカレンブラックヒルにも要注意だ。

 中山のダービー卿CTは波乱続きのハンデ戦。
 過去10年、1番人気馬は(1108)と1勝のみ。2番人気馬も(0118)と勝ち星がない。トップハンデ馬も2勝どまりだ。指数上は指数上位馬、なかでも平均指数の上位馬の連対率が高いが、2、3着はランク外の馬が多く目につく。
 今年のトップハンデはクラレントだが、58.5キロのハンデはさすがに少し苦しいだろう。連対率の高い平均指数の上位馬はエキストラエンド、ブレイズアトレイル、フラアンジェリコ、マイネルメリエンダなど。平均指数上位馬のなかで、差し脚でも上位にあるのはエキストラエンドとブレイズアトレイルだ。前走指数上位のクラリティシチーも鋭い差し脚がある。ここは55キロとハンデの楽なブレイズアトレイルが連軸むきだろうか。

(ダービー卿CT)
       1着    2着    3着
05年     Z      b   -
06年      d   -      Y
07年    C d   -     -
08年      c   -     -
09年    C     C     -
10年    CZc   CZb   -
11年(阪神)-      Xa    Zb
12年     Zc     b   A
13年    -     -     C a
14年     Xd   -     A 

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