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2015年6月23日 (火)

第1092回次元の違う差し脚

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 3歳のダート重賞・ユニコーンSは、後方一気の差し脚が鮮やかに決まったノンコノユメが初の重賞タイトルを手にした。ノンコノユメは出遅れ気味のスタートになって、道中は最後方グループ。しかし、直線なかば、残り200メートルからの脚が1頭だけ全く違った。騎手のゴーサインにこたえるように、前を行く馬たちを次々ととらえ、ゴールでは2着馬に2馬身半の差をつけての圧勝だった。

 2着は終始2、3番手で先行したノボバカラ。直線、先頭に躍り出てそのまま押し切るかに思えたが、ノンコノユメの驚異的な差し脚に屈しての2着だった。3着馬は後方から36秒6の上がりタイムで伸びたアルタイル。通常なら上々の上がりタイムのはずだが、ノンコノユメの上がりタイムはそれをはるかに超える35秒5。上がりの脚だけを比べても、1秒以上の差があるわけで、まさに次元の違いを感じるレベルだ。

 2番人気、9番人気、3番人気の順で、3連単は10万770円と高配当になったが、終わってみれば、指数上は(A-Db-BYc)の順。しかも、ナビグラフが示す通り、上がり指数の高い3頭が1、2、3着だった。

 断然の1番人気に推されたゴールデンバローズは4着どまりだった。とくに直線での差し脚は今ひとつにみえた。1月末の時点では世代を代表する1頭と思っていたが、そのあとの成長が感じられない印象のレースになってしまった。

 先週から函館競馬が始まった。いよいよ本格的な夏競馬だ。

 函館スプリントSは、3コーナー過ぎ、最後方から大外一気にまくりきったティーハーフ(d)が完勝。前半からペースが厳しかったせいか、結果的に先行馬は総崩れ。2着アースソニック(C)、3着レンイングランドともに、後方から差し脚を伸ばした馬たちだった。勝ったティーハーフは4番人気だったが、2、3着馬が12、14番人気と人気がなく、3連単は94万円を超す高配当になった。1番人気のコパノリチャードは先行したものの、直線脚が上がって14着に大敗。

 今週は、春競馬の付け足し、古びた思い出のアルバムみたいなG1宝塚記念。社台グループの馬が取り消して、1頭も出走しない珍しいG1になった。

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