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2015年6月 9日 (火)

第1088回堂々の先行策

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 春のマイル王を決める安田記念。

 いつも出遅れて、最後方から追い込んでくるモーリスが、先行するとは想像もしていなかった。

 モーリスの出遅れ癖は気にはなったが、それでも最後方からの差し脚は断然の鋭さがあり、極端なスローペースでなければ差し切れるだろうと思っていた。

 モーリスは、まずまずのスタートから二の脚を使って先行集団に取り付いた。3コーナーでは3番手で流れに乗り、4コーナーも3番手に構えている。ペースはスロー気味で、差し脚のあるモーリスに流れも向いたのだろう。直線、前を行くリアルインパクト、ケイアイエレガントを交し、残り300メートル地点で満を持して先頭に立った。ゴール前では外から追い込んできたヴァンセンヌにクビ差まで迫られたものの、そのまま押し切って勝った。 

 「えっ、そんなレースもできるんだ」というのが正直な感想。手綱を取った川田騎手は「強気な競馬をした」とコメントしたが、堂々とした先行策で押し切った強いレース内容は、まぎれのない能力の高さそのものだろう。

 3歳春には、皐月賞やダービー上位馬たちと遜色ない87の高指数を示していた馬だから、もともとの素質は高いと思っていたが、4連勝で一気にG1の頂点に駆け上がってきた底力には驚かされた。

 モーリスは1番人気。2着に追い込んできた3番人気のヴァンセンヌ、3着に先行していた12番人気のクラレントが粘りこんで、今年も3連単は12万円を超す高配当になった。

 鳴尾記念は、2番人気のラブリーデイが後続に2馬身差をつけて、文句なしの差し切り勝ち。近走、3000メートルの阪神大賞典で6着、3200メートル春の天皇賞では8着と、距離の長いレースで苦戦を強いられていたが、適性の高い2000メートル戦で本領発揮のレースだった。2着に8番人気のマジェスティハーツ、3着に4番人気のアズマシャトル。3連単は7万3430円。

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