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2015年6月30日 (火)

第1094回「これも競馬だ」とはいえ

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 「あっ、また、立ち上がった」と、つぶやきかけたところで、宝塚記念のスタートのゲートが開いた。ゴールドシップはまだゲート内で大きく立ちあがったままだ。やっとゲートを出たとき、他の馬はすでに10馬身以上も先を走っていた。ポツンと置きざりにされたゴールドシップの白い馬体が、さみしげに見えた。

 そこから巻き返すのは無理だと思わざるを得なかったが、それでも「ゴールドシップなら」と、かすかな奇跡を期待しながら、ゴールドシップの走りをずっと目で追い続けていたが、直線は画面からも消えてしまった。最後は追うこともやめてしまったのだろう。

 16頭立ての15着。それが圧倒的1番人気のゴールドシップの結果。

 私も3連単や馬連など、ゴールドシップがらみの馬券しか買ってなかったから、ありえない結果にがっかりするしかなかった。もう少しスタートを遅らせるなり、一旦ゲートから出して、スタートをやり直すこともあったのではないか、などと思ったりもしたが、今更、終わったレースの結果が変わるわけもなく、「それも競馬だ」と思い込むしかなかった。ただ、そう思わなければ、心のやり場がないということであって、納得しているわけではない。

 レースは、大外枠から好スタートを決めた2番人気のラブリーデイが、終始2番手でレースを進め、直線に向くと早めに先頭に立ち、そのまま押し切って勝った。逃げたレッドデイヴィスのペースが遅く、先行馬に流れも向いたのだろう。2着は後方待機から鋭い瞬発力を見せた10番人気の牝馬デニムアンドルビー、3着は内ラチ添いに先行した11番人気の牝馬ショウナンパンドラ。3連単は52万円を超す高配当になった。

 ゴールドシップの大出遅ればかりが話題になって、勝ったラブリーデイの影も薄くなってしまったが、ラブリーデイは7勝の全てが2400メートルまでの距離でのもの。距離が長すぎた阪神大賞典や、天皇賞(春)は、先行しても粘り切れず、6着、8着に敗退していたが、2000メートル前後の距離なら、今後も活躍が期待できるのではないか。

 明日から7月。競馬も函館に加え、福島、中京での開催も始まる。夏だなあ。

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