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2015年7月 2日 (木)

第1095回波乱のハンデ戦

 今週から始まる夏の福島競馬。開幕週の注目レースは3歳限定のハンデ戦・ラジオNIKKEI賞。06年からハンデ戦になったが、それ以降、過去9年間で、1番人気は2着が2度あるだけ。トップハンデ馬も2着が1度あるだけだ。
 指数上は過去9年の内6年で連対している平均指数上位馬が中心とはいえ、勝ち馬はランク外の馬が多く、波乱含みで難解なハンデ戦といえそうだ。

(ラジオNIKKEI賞)
       1着    2着    3着
06年      c   -     -
07年    -      Z     Z
08年    -      Xb   -
09年    -     -     B d
10年    C     -     AYb
11年(中山)A b    Yc    Xa
12年    -      Yc   -
13年    -     A d   -
14年    DZ    DXa   C d

 今年は、グランアルマダ、キャンベルジュニア、ブランドベルグ、アンビシャス、ミュゼゴースト、グリュイエール、ストレンジクォーク、マイネルシュバリエなどが指数の上位馬たちだ。
 ハンデは唯一の3勝馬で、近走も共同通信杯3着、毎日杯3着、プリンシパルS1着と好走が続くアンビシャスが56.5キロのトップハンデを背負う。トップハンデ馬は過去9年間で2着が1度あるだけで苦戦が続いているが、アンビシャスの指数の高さと、実績を考えると、やっぱりこの馬を中心に取りたくなる。ハンデも56.5キロなら苦しいとも思えないが、ただ、他の馬のハンデが軽い分、瞬発力比べで少し置かれるのかもしれない。
 スローペースの上がりの脚ではレアリスタ、アクセラレートなどが上位だが、小回りの福島だけに、前々でレースを進めたい馬も多く、超スローペースはないだろう。ある程度先行できて、差し脚で上位の馬たちに展開が向くのではないか。
 とすると、ミュゼゴースト、ロジチャリス、ホワイトウインド、マイネルシュバリエ、アンビシャス、キャンベルジュニアなどが有力馬に浮上してくる。
 なかでも瞬発力の鋭さはミュゼゴーストが最上位だろう。2走前、500万条件戦を好指数で快勝。前走はオープンの白百合Sで、直線、狭い内を突いて鋭く伸び、差のない3着に好走している。未勝利を勝ち上がるのに5戦を要したが、その後の3戦は内容の良いレースが続いており、着実に成長していることをうかがわせる。
 3勝馬のトップハンデ馬アンビシャスを除けば、あとは横一線のメンバー。ミュゼゴーストにも大きなチャンスがあるはずだ。

 中京競馬場も、開幕週の重賞は芝1200メートルのハンデ戦・CBC賞。
 中京コースが改修されて3年がたったが、それ以前と比べると、改修後のほうが指数上位馬の活躍する傾向が顕著にみえる。
 今年の指数上位は、ウリウリ、ホウライアキコ、ベステゲシェンク、ニンジャ、ジャストドゥイング、ダンスディレクター、サドンストーム、ベルルミエールなど。
 トップハンデはG1高松宮記念4着の57キロのサドンストーム。次いで56キロのワキノブレイブ。
 先行して鋭い差し脚があるのはウリウリだ。ハンデの55.5キロは、牝馬としては重く評価された印象だが、重賞でも好走してきた馬だけに当然だろうか。前走は1400メートルのオープン戦を中段から鋭い瞬発力で快勝。久々の勝利だったが、改めて能力のあるところを見せたレースだった。今回の1200メートル戦は初めての挑戦だが、あの鋭い瞬発力なら、むしろ1200メートルが合うのではないか。

(CBC賞) 1着    2着    3着
12年    A c   C     A b
13年    CXa   A       d
14年    -      Yc   D

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