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2015年7月 7日 (火)

第1096回牝馬の夏

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 今日は七夕。東京の空は深い雲におおわれて、時折、雨も落ちてくる。

 競馬は先週から、福島、中京が始まって、完全に夏模様だ。夏は牝馬ともいう。牝馬が元気な夏競馬に期待しよう。

 残念ながら、女子サッカーのなでしこは決勝でアメリカに負けたが、最後まであきらめず戦う姿勢は見えた。それにしてもワールドカップでの2位は素晴らしく、また輝かしい結果だろう。素直にうれしいし、勇気と感動にこころから感謝したい。

 いつも女子が元気な日本であってほしい。

 ラジオNIKKEI賞がハンデ戦になった06年以降の9年間、トップハンデ馬は2着が1度あるだけ。同じように、1番人気馬も1度も勝ったことがない。何かジンクスめいた傾向が続くレースだ。

 今年、56.5キロのトップハンデを背負い、尚かつ1番人気に推されたのは唯一の3勝馬アンビシャスだったが、アンビシャスはジンクスをものともしなかった。アンビシャスはルメール騎手を背に、中団の内で機をうかがう。スペースが空いた4コーナーをきれいに抜けると、後は直線一気呵成。ゴールでは後続馬に大差とも思える3馬身半の差をつけ、圧勝してみせた。

 先行した馬たちが、2、3、4、5着に残っており、流れは先行馬に向くものだったはず。それを、中団の後方から、直線、残り100メートルだけで3馬身半の差をつけて勝ったアンビシャスの瞬発力には「お見事」と、驚くしかない。

 2着は2番手から直線、差し脚を伸ばした4番人気のミュゼゴースト、逃げた12番人気のマルターズアポジーが3着に残った。しかし、いずれも、指数上は勝ち馬との差が大きく、このレースから将来性を感じるのは、いまのところ勝ち馬のアンビシャスだけだろう。3連単は7万5100円。

 中京のCBC賞は、2番人気のウリウリが完勝。後方から直線、内に入れて馬群を突き抜けての勝利だった。2着は道中、ウリウリの少し前にいた1番人気のダンスディレクター。3着もダンスディレクターとともに後方から差し脚を使った3番人気のサドンストームだった。差し脚のある人気馬が上位を占め、3連単は9110円と堅い決着だった。

 ウリウリはこれまでは1400、1600メートルを中心に実績を積んできたディープインパクト産駒の5歳牝馬だが、今回、初の1200メートル戦も持ち味の鋭い瞬発力で難なくクリアした。ディープインパクト産駒がスプリント重賞を勝ったのは初めてらしいが、スプリンターの素質を感じさせるレースになった。牝馬の頑張りに乾杯。

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