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2015年7月14日 (火)

第1098回穴馬は先行馬

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 ハンデ戦の七夕賞は、例年、波乱の多いレースだが、今年も3連単は100万を越える大荒れになった。

 勝ったのは2番人気のグランデッツァ。好位から直線2番手に進出すると一気に先頭に立ち、そのまま危なげなくゴール。余力十分な内容で、まさに完勝だった。3歳春のスプリングCの勝利以来、久々の重賞勝ちだったが、さすがに皐月賞でも1番人気に支持された馬の底力を見た気がしたレースだった。

 2着は後方から追い込んだ8番人気のステラウインド、3着は先行して内で粘った16頭立て16番人気のマデイラ。指数上はグランデッツァが(Xa)馬で、最低人気の3着馬は(A)馬だった。指数がどんなに高くても、買えない馬もいるにはいるが、マデイラはどうだっただろうか。実際、私も連下にも取らなかったが、ナビグラフをじっくりみると、買えそうな気がしてくる。

 穴馬は先行馬と、昔から相場は決まっている。人気薄の馬が後方から追い込んで勝つのはむつかしい。追い込んで勝つには、そこそこ能力差がなければならないが、人気薄馬はたいてい能力も低く、上がりの脚に懸けても良い結果にはつながらないものだ。結局、先行することでしか勝機は生まれない。騎手もそのことはよくわかっているはずで、人気薄馬が先行策に懸けるレースは多い。うまく流れに乗れれば、あるいはペース次第で、前残りもあり得る。人気馬が無理無理先行して大敗したら、いろいろいわれそうだが、人気薄馬が先行してつぶれても、もともと人気がないのだから、文句もいわれないだろう。

 中京のダート重賞プロキオンSは4番手で先行した4番人気のベストウォーリアが後続に2馬身の差をつけて1着。逃げた2番人気のコーリンベリーが2着に粘りこみ、中団から最内をついて脚を延ばした8番人気のキョウワダッフィーが3着に入った。勝ったベストウォーリアは昨年に続いての連覇になったが、今年は厳しい59キロを背負っての勝利だったわけで、自力強化は明らかだ。フェブラリーS3着、かしわ記念2着と、近走のダートG1戦での好走が決してフロックではなかったことを自ら証明して見せたともいえる。

 3連単は5万5100円。

 それにしても中京のダート戦は、先行馬が圧倒的に有利で、11日、12日の2日間、新馬戦を除くと、ダート戦の勝ち馬のすべてが、3、4コーナーで4番手以内につけていた馬たちだった。その前の週も、追い込んで勝ったのは1頭だけで、他の勝ち馬は全て4番手以内に先行していた馬たちだ。

 福島や函館のダート戦も、先行馬の勝率が高いものの、中京に比べれは、まだ差し馬の活躍する余地は残されており、中京ほど先行馬が圧倒的というわけでもない。

 中京のダート戦は本命でも穴馬でも、軸馬は先行馬に限る。

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