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2015年8月27日 (木)

第1111回指数上位馬が中心のキーンランドC

 札幌は06年に創設された芝短距離のキーンランドCがメインレース。
 特徴的なのは、牝馬が過去9年で6勝をあげていること。また、1番人気馬は1勝、2着4回、3着2回と、勝率は低いものの馬券の対象にはなっていることなど。指数上は、XYZ馬や、前走指数の高い馬が好走しており、全体として指数上位馬たちが強いレースだ。

(キーンランドC)
       1着    2着    3着
06年    B d   BXb   A
07年    -     AZb   -
08年    -     BYd   AXa
09年     Xa   -     A
10年    A b   CXb   -
11年    B d    X     Yd
12年      c   AXa   BZd
13年(函館)A      Yb   -
14年    A     A      Z
(公営競馬の成績は減戦しています)

 今年は、レッドオーヴァル、スギノエンデバー、エポワス、オメガヴェンデッタ、ティーハーフ、ローブティサージュ、マジンプロスパーなどが指数の上位馬たちだ。
 注目は目下3連勝中で、前走、函館スプリントSを勝ったティーハーフだろう。前走は出遅れ気味のスタートで、最後方からのレースになったが、4コーナー手前から仕掛けられると、直線、大外一気の差し脚で全馬をごぼう抜き。ゴールでは2馬身半の差をつけて快勝してみせた。比較的ペースが緩いレースで、先行馬に有利だったことを思えば、より一層、その差し脚の評価は高まる。ここでも人気を集めることになるだろう。しかし、キーンランドCは比較的先行馬が活躍することが多いレースで、ティーハーフはただ1頭、57キロを背負うこともあり、後方から同じような鋭い差し脚が使えるかどうか。ナビグラフ上でも上がりの脚で抜けた存在には見えず、4連勝は簡単ではないかもしれない。
 先行馬を中心に考えるなら、気になるのはオメガヴェンデッタだ。
 オメガヴェンデッタは、前走の準オープン戦、函館日刊スポーツ杯を3、4番手で先行して、直線、鮮やかに差し切って勝った。初の1200メートル戦だったが、指数は自己ベストの82をマーク。1400や1600より、1200の距離適性が高いように見える。昨年夏に去勢手術を受けたが、それ以降、比較的安定した成績が続いており、2走前にはG2京王杯スプリングCで先行して3着に粘った実績もある。ここでも力は足りるはずだ。
 上がりの鋭いレッドオーヴァル、先行馬の中ではエポワスの粘り込みも気になる。

 新潟2歳Sは指数でランクのない馬たちが好走する傾向が強い。この時期の新馬戦や2歳未勝利戦はスローペースが多く、上がりの勝負になりがち。新潟2歳Sも直線の長い新潟外回りのマイル戦だけに、スローペースは必至で、指数は低くてもスローで長くいい脚を見せた馬たちに流れが向くのだろう。
 問われるのは、長くいい脚を使えるかどうか。今年の上がりの脚の上位馬は、ロードクエスト、ヒプノティスト、ルグランフリソン、ペルソナリテ、タニセンビクトリーなど。
 なかでも、新潟向きの軽いスピードを兼ね備えているのはロードクエストだ。新馬戦では出遅れて後方からのレースになったが、直線一気に末脚を爆発させ、33秒2の上がりタイムで完勝した。出遅れが癖になるのは嫌だが、差し脚は間違いなく最上位だろう。
 他ではヒプノティスト、ペルソナリテなどが長くいい脚を使っており、逆転候補になりそう。

(新潟2歳S)1着    2着    3着
05年    -     C b   BYc
06年    -     -     AYb
07年     Zd   CYc   -
08年     Xd   -     A a
09年    -     -     A b
10年    -     CYd   -
11年    -     -     -
12年    -     -     -
13年    -     -     DXa
14年    -     -       d
(スローペース調整-20/-10)

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2015年8月25日 (火)

第1110回秋の戦いに

201508230111
201508231011

 九州に上陸した台風の余波だろう。ベランダに出てみたら冷たい風が吹いていて、半袖では肌寒かった。このまま秋になってしまうのは少し寂しい。もうしばらくは夏らしくあってほしい。ついこの前までの、灼熱の真夏の日々をなつかしく思い出す。

 秋の主役を目指す馬たちの前哨戦というべき札幌記念は、5番人気の6歳馬ディサイファが勝った。逃げるトウケイヘイローを2、3番手で追走。人気のトーホウジャッカル、ラキシスなども先行グループにいた中で、直線に向くと早々と先頭に立ち、後続の追撃をしのぎ切って勝利を手にした。これまでG3戦では2勝しているが、G2勝ちは初。この後は毎日王冠、天皇賞秋を目指すようだが、秋へ向けて大きなステップになった。

 2着は後方から一気の脚で追い込んできた8番人気のヒットザターゲット、最内をついて伸びた4番人気のダービーフィズが3着。3連単は23万を超す高配当だった。上位人気馬たちは馬群に沈んで、2番人気のラキシスの5着が最上位だった。

 芝1200のハンデ戦、北九州記念。

 勝ったのは2番人気のベルカント。2着が1番人気のビッグアーサー。サクラバクシンオー産駒のワン・ツーだった。3着に4番人気のベルルミエール。

 スタートから好位置を占めたのがベルカント。そのまま、直線で楽に抜け出しての圧勝劇だった。片や、スタートに勢いがなく、位置取りを下げざるを得なかったのがビッグアーサーで、1200の距離を考えれば苦しくなって当然。それでも2着に上がってこれたのは能力の証だろう。それにしても、直線で内をついたのが正解だったようで、外に出して追い込みに懸けた馬たちが皆、完敗だったように、ビッグアーサーも外に回していたら2着はなかったかもしれない。

 これでベルカントは重賞を連勝。前走、新潟の直線1000メートルのアイビスサマーダッシュを勝っているように、軽いスピードが出る高速馬場が大得意のようで、勝ち星はすべて小倉、新潟、阪神、京都の良馬場でのもの。重馬場では若干苦戦の傾向が見える。次走は、中山のG1スプリンターズSに向かうが、中山の馬場状態はどうだろうか。

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2015年8月20日 (木)

第1109回秋の本番に向けて

 有力馬が秋に向け始動する札幌記念はローカル競馬場での唯一のG2戦。レベルの高い馬たちが集まる。過去10年、1番人気馬は3勝、2着4回とまずまずの成績。牝馬が4勝、2着2回と健闘しているのが特徴だ。指数上は、前走指数上位馬の勝率と連対率が高く、連軸の中心になりそうだ。

(札幌記念)  1着     2着     3着
05年     A a    -       Y
06年     -      D      B d
07年     -      -      -
08年     -      AYc    C
09年     AYa    D      -
10年     AZb    -      -
11年     B a    D c     Xc
12年     D      AXa    DYb
13年(函館) A c    B c    -
14年     C      AZa    -

 今年はラストインパクト、ハギノハイブリッド、ディサイファ、ダービーフィズ、トーホウジャッカル、ラキシスなどが指数の上位馬だ。
 G1の勝ち馬は菊花賞を勝ったトーホウジャッカルと、エリザベス女王杯の勝ち馬ラキシスの2頭。順当なら、菊花賞を高指数で勝ったトーホウジャッカルが最有力だろう。菊花賞の後はすこし順調さを欠き、阪神大賞典、天皇賞春を回避せざるを得なかったが、古馬陣と初対戦となった宝塚記念では差し脚を生かしたレースで4着に浮上。万全ではない状態とはいえ、能力の高さを示してきた。神戸新聞杯3着、菊花賞1着、宝塚記念4着なら断然の実績だし、期待も大きい。ただ、洋芝の適正は未知数だ。取りこぼしがないとはいえない。
 トーホウジャッカルに続くのが、前走、天皇賞春で4着のラストインパクトだが、札幌初コース。加えて天皇賞春以来のレースになるのも気になるところ。
 逆転候補に浮上するのは牝馬のラキシス。札幌記念は牝馬が4勝、2着2回と健闘しており、ラキシス自身、切れる差し脚は断然で、抜けた存在。ここでも大いにチャンスがあるだろう。
 順当に使われてきて洋芝の経験値が高いのは、ダービーフィズ、ハギノハイブリッド、ヤマカツエースなど、前走、函館記念の上位馬たちだ。なかでも注目したいのは、2着のハギノハイブリッド。直線、勝ったダービーフィズと壮絶な叩き合いになってアタマ差で負けたが、負担重量差を考えれば上等の内容だった。重賞実績では少し見劣るが、指数の高さも水準以上で、一発があっても不思議ではない。伏兵から馬券を組み立てるなら面白い存在だろう。

 北九州記念は芝1200のハンデ戦で、例年、波乱の傾向が強い。過去9年で1番人気馬は1勝、3着2回。トップハンデ馬も1勝、2着1回、3着1回と苦戦が続く。ハンデ上は53キロ以下の軽ハンデ馬の活躍が目につく。指数上は前走指数の上位馬が健闘している。
 今年は、マイネルエテルネル、ビッグアーサー、バーバラ、サドンストーム、サトノデプロマット、マヤノリュウジン、ミッキーラブソング、ドレッドノートなどが指数の上位馬たちだ。
 トップハンデは57キロのサドンストームとマヤノリュウジン。ともに短距離のG1戦でも好走しており能力は高いが、トップハンデは苦しい。
 注目はデビューから5連勝中のビッグアーサーだ。前走、1600万条件の水無月Sを中団から差し脚を伸ばし、ゴール前2着馬にアタマ差まで迫られながらしのぎ切って勝った。そのレースで3着だったマイネルエテルネルは次走、高指数で勝っており、水無月Sがレベルの高いレースだったことがわかる。55キロとハンデにも恵まれ、6連勝で重賞制覇が見えてきた。

(北九州記念) 1着     2着     3着
06年     B      DYb    -
07年     D      A d    D
08年     -       Yc    A
09年     CZa    C       Ya
10年     -      B       Yb
11年     -      B      BZd
12年     -      -      -
13年      Yc    A      C b
14年     D      A      -

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2015年8月18日 (火)

第1108回瞬発力勝負で

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 今年の関屋記念。果敢に逃げたのは2番人気のレッドアリオンだった。2番手にスマートオリオン、3番手にヤングマンパワーがつける。しかし、ペースは遅い。

 当然、直線半ばで横一線。逃げ続けるレッドアリオンはスマートオリオン、ヤングマンパワーに並ばれかけたところからが、しぶとく強かった。ゴールまで残り100メートル地点でラストスパートをかけると、どこにそんなエネルギーが残っていたのだと思わせるような勢いで、一気に引き離していく。ゴール直前、後方から追い込んできたマジェスティハーツが迫ってきたが、勢いそのまま4分の3馬身差で勝利を手にした。2着には、ただ1頭後方から追い込んだ6番人気のマジェスティハーツが食い込み、3着には先行して粘った9番人気ヤングマンパワーが残った。3連単は10万円を超す高配当。

 逃げたレッドアリオンの上がりタイムは33秒3。2着のマジェスティハーツは32秒4の上がりタイムを示しており、直線の瞬発力勝負のレースだった。1番人気で期待されたカフェブリリアントは、勝負どころの直線で、ふらつくシャイニープリンスをうまくさばけず、前に出られないまま7着に終わった。直線の瞬発力比べのレースで、もたついていては勝負にならず、消化不良のレースになってしまった。

 札幌のダート重賞エルムSは、注文通りエーシンモアオバーが逃げた。向こう正面に差し掛かるところ、後方からぐんぐん上がっていったのはジェベルムーサだった。ジェベルムーサは4コーナー手前で先頭に立つと、そのままゴールにまっしぐら。ゴールではグレープブランデーにクビ差まで迫られたものの、しのぎ切ってジェベルムーサが勝った。

 2着のグレープブランデーは3番手から、3着のエーシンモアオバーは逃げ残り。1番人気で4着だったクリノスターオーも3番手でレースを進めてきた馬たちで、4コーナーで先行集団に取り付いていなければ、勝機も上位もなかった。

 入線は2、5、7番人気の順で、3連単は6万3770円。

 お盆が過ぎると、あっという間に秋風が吹く。夏も残り少なくなっていく。

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2015年8月13日 (木)

第1107回新潟向きのスピード

 今週の重賞は関屋記念。
 指数上は、平均指数や前走指数の上位馬を中心に、全体として指数上位馬が活躍しているが、3着馬にはランク外の馬が多い。1番人気馬は3勝、2着4回、2番人気馬も2勝、2着2回と、比較的上位人気馬の信頼が厚いレースといえるだろう。

(関屋記念) 1着    2着    3着
05年      a   BX    --(3着同着)
06年     Zd   -     AXa
07年    -     AXa   -
08年    Yc    Zc   -
09年    -     BXa   -
10年    B a    Yb     c
11年    C     A     -
12年    A     -     -
13年    A      Yb    Z
14年     Xc    Zb   -

 今年の前走指数上位馬は、カフェブリリアント、スマートオリオン、レッドアリオン、マジェスティハーツ、エキストラエンド、サトノギャラントなど。他に過去の指数や平均指数で、シャイニープリンス、エールブリーズなどが上位だ。
 関屋記念はサマーマイルシリーズの第2戦で、前走、シリーズの第1戦となった中京記念組が多い。中京記念はスマートオリオンが先行、直線のたたき合いを制して勝利を手にした。2着に後方から追い込んだアルマディヴァン、まくって早め先頭のエールブリーズが4着に粘っている。中京コースの改修後、中京記念組が関屋記念でも上位に食い込んではいるが、共通するのは中京記念で大きく負けていた馬たちだ。中京はスタミナを問われるコースで、絶対的スピードが問わる新潟コースとは、求められるものが違うということだ。その点からは2着アルマディヴァン、6着アルバタックス、8着レッドアリオンをとるべきだろうか。
 ただ、新潟コース向きの素軽いスピードを問うなら、カフェブリリアント、サトノギャラント、ヤングマンパワーなどのほうが上位だ。
 サトノギャラントは、前走のG1安田記念では差し脚不発で13着だったが、2走前の谷川岳Sを勝った時の上がりの鋭さが光る。
 しかし、ここはハイペースはあり得ず、後方一気の差し脚よりも、中団からの着実な差し脚を使える5歳牝馬カフェブリリアントに分があるのではないか。前走G1ヴィクトリアマイルでは、中団待機から直線、最後の1ハロンの差し脚の鋭さは見どころが十分だった。新潟の芝戦は5戦して(3110)と得意コースで、マイル戦も(3102)と安定している。

 ダートの重賞エルムSは開催時期が一定しないが、開催時期を別にすれば、条件に変わりはない。勝ち馬は4、5、6歳馬が占め、指数上は平均指数や過去の指数の上位馬たちが強いレースだ。
 今年の指数上位馬は、クリノスターオー、ソロル、ジェベルムーサ、グレープブランデー、エーシンモアオバー、マイネルバイカ、ヒラボクプリンスなど。
 安定した指数の高さ、重賞実績などから、昨年の2着馬クリノスターオーが中心になるだろう。
 クリノスターオーは、ダートG3で3勝、2着2回。前走、大井のG1帝王賞で2番人気に推され、果敢に逃げたものの失速して6着だった。帝王賞の2000メートルの距離は少し長かった気がするし、ペースも厳しかった。逃げるより2、3番手で控えたほうが持ち味が生かせる馬だろう。今回、距離も1700メートルに短縮され、逃げ馬エーシンモアオバーも健在。得意の形に持ちこめば、信頼性も高まる。

(エルムS) 1着    2着    3着
05年     Yc    Xa    Zb
06年     Yc   -     -
07年     Xd   A     D
08年    CXb   AY    -
09年(新潟)-     -     D
10年    AZb   D     CZb
11年    BXb   -     C d
12年    A a   BXb   -
13年(函館)-     DYd   BZb
14年     Ya   D       d
(公営競馬の成績は減戦しています)

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2015年8月11日 (火)

第1106回夏の主役は

201508091011
201508090411

 真夏の日差しと熱気にむせ返るようだ。

 この暑さのなかでもスポーツは真っ盛り。甲子園も盛り上がっている。

 元来、暑さに強いのは子供や若者、そして女性たちのようだが、競走馬の世界も変わりはない。

 小倉記念は4歳馬のアズマシャトルが勝って、3歳馬のベルーフが2着。3着は唯一頭出走していた牝馬ウインプリメーラだった。

 アズマシャトルは好スタートから中団に控え、直線に向くと、大外から鋭い差し脚を使って前を行く馬たちを一気にとらえた。アズマシャトルのハンデは56キロ。軽量ではなかったが、実に鮮やかな差し脚だった。手綱を取った若松騎手は2年目の若手騎手で、昨年の新人賞騎手。人馬ともに重賞初制覇になった。

 3歳馬のベルーフは道中、勝ち馬と同じような位置取りでレースを進め、直線、先頭をうかがう場面もあったが、アズマシャトルにあっさり差し切られてしまった。それでも先行して粘っていたウインプリメーラをとらえての2着は実力の証といえそう。

 結局、6、2、3番人気の決着になって、3連単は4万1990円。トップハンデのオーシャンブルーは8着、1番人気のマローブルーは5着。今年も馬券には絡めなかった。

 3歳限定のダート重賞レパードS。

 逃げる2番人気のゴールデンバローズを、直線、1番人気のクロスクリーガーが堂々と交して完勝。最後に3番人気のダノンリバティが迫ってきたが、全く危なげのない横綱相撲だった。3着は後方から差し脚を伸ばした11番人気のタマノブリュネット。ゴールデンバローズは4着に落ちた。3連単は4万9790円だった。

 上位馬はいずれも、芝のレースで高い上がり指数を示したことがある馬たちだった。ダートの将来性を懸けた重賞戦では、先行できるスタミナだけでなく、最後の差し脚も問われる。

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2015年8月 6日 (木)

第1105回格下馬でも

 小倉記念は06年から「サマー2000シリーズ」として行われているハンデ戦。トップハンデ馬は06年以降、1勝、3着3回だけ。1番人気馬も2着3回、3着2回と、まだ勝ったことがない。指数上は、前走指数や平均指数の上位馬の連対率が比較的高いようだ。

(小倉記念) 1着    2着    3着
06年    B      Yc   D
07年    -     C c   -
08年    C c   AYb   -
09年      b    Yd   B
10年    A a    Yc   BYb
11年    -     -     -
12年    -     D c   AXa
13年    -     A     B a
14年    AXa     d   D

 今年の指数上位馬は、ノボリディアーナ、ベルーフ、マデイラ、メイショウナルト、パッションダンス、アズマシャトル、オーシャンブルー、クランモンタナ、ウインプリメーラなど。
 トップハンデ馬は57.5キロのオーシャンブルー。次いで57キロのメイショウナルトだ。
 逃げ馬不在のレースで、押し出されるようにメイショウナルト、ウインプリメーラなどが逃げることになりそうだが、当然ペースは落ち着くはず。長くいい脚を使える馬たちに流れが向くだろう。
 とすると、マローブルー、ジャイアントリープ、フレージャパンなどを筆頭に、ウインプリメーラ、ベルーフ、アズマシャトル、マデイラ、オーシャンブルーなどが有力馬として上がってくる。なかでも距離適性に幅があり、スタミナのベースがあるのはジャイアントリープやオーシャンブルー、アズマシャトル、マローブルー、ベルーフなどだろう。
 実績ではG1、G2を使ってきたオーシャンブルーが最上位だが、指数上、抜けた力があるわけではないし、トップハンデは厳しいのではないか。他に重賞戦線で活躍してきた馬も見当たらない。強いてあげれば、前走、七夕賞4着のメイショウナルトだが、メイショウナルトもそれなりにハンデを背負わされており、信頼は薄いだろう。また、7、8歳馬の勝利がないわけではないが、上積みも考えにくい。
 結局、格下の条件馬でも勝負になるレースのようで、前走、1600万条件のマレーシアCをともに戦ったアズマシャトル、マローブルー、ジャイアントリープなどにもチャンスがあるだろう。マレーシアCはスローペースで逃げた馬が勝って、2着にマローブルー、4着アズマシャトル、9着ジャイアントリープという結果だったが、指数上は2着馬も9着馬も全く差がなかった。マローブルーは牝馬で負担重量が軽かった分、指数は少し低いくらいだ。
 ここもスローペース気味の流れになりそうで、先行力のある牝馬マローブルーからの手もありそうだが、人気になりそうなら控えたい。
 3頭の中で最も上がりの良かったのがジャイアントリープだ。直線は前が壁になって、十分に追いきれなかったが、それでも最速の上がりタイムからわずか0.1秒差の上がりにまとめており、復調を感じさせるレースだった。ここも人気はないと思うが、かつては京都新聞杯で3着に来た馬。一発あっても不思議ではないだろう。
 他では、京成杯を勝ち、スプリングCでも4着のある3歳馬ベルーフの差し脚が気になる。

 新潟の重賞は3歳限定のダート重賞レパードS。ダート戦だけに、基本的に前走指数上位馬が圧倒的に強い。
 今年の指数上位馬は、ノボバカラ、ゴールデンバローズ、クロスクリーガー、ディアドムス、カラパナビーチなど。
 3歳のダート戦線はノンコノユメが最上位だが、そのノンコノユメと差のない戦いをしてきたのがクロスクリーガーだ。3走前の伏竜Sではノンコノユメを5着に抑え込んで勝っている。前走、大井のジャパンダートダービーは果敢に逃げたものの、差し切られて2着だったが、力は互角とみてよいだろう。他の馬たちと比べても1800メートルの距離適性は高いはずで、ここは先行しての押し切りが濃厚だろう。

(レパードS)1着    2着    3着
09年    AZa   C      Xc
10年    C     -     -
11年    BYb   C d   D
12年     Xa     b   AY
13年    BXa   AYb    Zc
14年    -     -     C
(スローペース調整-10/0)
(地方競馬分は減戦して集計)

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2015年8月 4日 (火)

第1104回夏は牝馬

201508020411
201508020111

 真夏の新潟競馬が始まった。

 開幕週は、直線1000メートルのアイビスサマーダッシュがメインだったが、1番人気に支持された4歳牝馬ベルカントが初の古馬重賞タイトルを手にした。

 ベルカントは14頭立ての13番枠。好スタートからさっと外ラチにつけ、残り400メートル地点でM・デムーロ騎手の手綱さばきに反応して先頭に立つと、後はまったく他を寄せ付けることなく、ぐんぐん差を広げる一方、ゴールでは2馬身差をつけての完勝だった。まったく無理のない、危なげもないレース内容で、近走の不振を想像することすらできないほど。これまでは1200、1400メートル戦を中心に使われてきて、直線1000メートルは初挑戦だったが、M・デムーロ騎手の好騎乗はあったとしても、よほどこの距離が合ったのではないか。

 2着は格下の条件馬ながら、前走指数が最上位だった9番人気シンボリディスコが馬群を割って突っ込んできた。ナビグラフが示す通り、近走の安定した上がりの脚の鋭さが生きたレースだったのだろう。3着は4番人気のアースソニック。人気の一角を占めていた昨年の勝ち馬セイコーライコウは4着どまりだった。3連単は4万7230円。

 札幌のクイーンSは7番人気のメイショウスザンナが後方から一気の脚を見せて、ゴール前、先頭を行く1番人気のレッドリヴェールをとらえて勝った。メイショウスザンナは後方で脚をためることに徹した松田騎手の作戦が見事に決まった格好だが、直線、早々と先頭に立って勝利に手に掛けたように見えたレッドリヴェールにとっては、悔しいクビ差だっただろう。3着は4番手で先行した4番人気のイリュミナンス。3連単は4万3820円。2番人気のフーラブライドは休み明けがこたえたのか、直線、大外から追い出すものの後退してしまった。

 真夏のこの時期、電車の中で、あるいは街中で、浴衣姿の女性たちをみかけることが多くなった。きょうは、どこで花火大会があるのかな。

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