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2015年8月20日 (木)

第1109回秋の本番に向けて

 有力馬が秋に向け始動する札幌記念はローカル競馬場での唯一のG2戦。レベルの高い馬たちが集まる。過去10年、1番人気馬は3勝、2着4回とまずまずの成績。牝馬が4勝、2着2回と健闘しているのが特徴だ。指数上は、前走指数上位馬の勝率と連対率が高く、連軸の中心になりそうだ。

(札幌記念)  1着     2着     3着
05年     A a    -       Y
06年     -      D      B d
07年     -      -      -
08年     -      AYc    C
09年     AYa    D      -
10年     AZb    -      -
11年     B a    D c     Xc
12年     D      AXa    DYb
13年(函館) A c    B c    -
14年     C      AZa    -

 今年はラストインパクト、ハギノハイブリッド、ディサイファ、ダービーフィズ、トーホウジャッカル、ラキシスなどが指数の上位馬だ。
 G1の勝ち馬は菊花賞を勝ったトーホウジャッカルと、エリザベス女王杯の勝ち馬ラキシスの2頭。順当なら、菊花賞を高指数で勝ったトーホウジャッカルが最有力だろう。菊花賞の後はすこし順調さを欠き、阪神大賞典、天皇賞春を回避せざるを得なかったが、古馬陣と初対戦となった宝塚記念では差し脚を生かしたレースで4着に浮上。万全ではない状態とはいえ、能力の高さを示してきた。神戸新聞杯3着、菊花賞1着、宝塚記念4着なら断然の実績だし、期待も大きい。ただ、洋芝の適正は未知数だ。取りこぼしがないとはいえない。
 トーホウジャッカルに続くのが、前走、天皇賞春で4着のラストインパクトだが、札幌初コース。加えて天皇賞春以来のレースになるのも気になるところ。
 逆転候補に浮上するのは牝馬のラキシス。札幌記念は牝馬が4勝、2着2回と健闘しており、ラキシス自身、切れる差し脚は断然で、抜けた存在。ここでも大いにチャンスがあるだろう。
 順当に使われてきて洋芝の経験値が高いのは、ダービーフィズ、ハギノハイブリッド、ヤマカツエースなど、前走、函館記念の上位馬たちだ。なかでも注目したいのは、2着のハギノハイブリッド。直線、勝ったダービーフィズと壮絶な叩き合いになってアタマ差で負けたが、負担重量差を考えれば上等の内容だった。重賞実績では少し見劣るが、指数の高さも水準以上で、一発があっても不思議ではない。伏兵から馬券を組み立てるなら面白い存在だろう。

 北九州記念は芝1200のハンデ戦で、例年、波乱の傾向が強い。過去9年で1番人気馬は1勝、3着2回。トップハンデ馬も1勝、2着1回、3着1回と苦戦が続く。ハンデ上は53キロ以下の軽ハンデ馬の活躍が目につく。指数上は前走指数の上位馬が健闘している。
 今年は、マイネルエテルネル、ビッグアーサー、バーバラ、サドンストーム、サトノデプロマット、マヤノリュウジン、ミッキーラブソング、ドレッドノートなどが指数の上位馬たちだ。
 トップハンデは57キロのサドンストームとマヤノリュウジン。ともに短距離のG1戦でも好走しており能力は高いが、トップハンデは苦しい。
 注目はデビューから5連勝中のビッグアーサーだ。前走、1600万条件の水無月Sを中団から差し脚を伸ばし、ゴール前2着馬にアタマ差まで迫られながらしのぎ切って勝った。そのレースで3着だったマイネルエテルネルは次走、高指数で勝っており、水無月Sがレベルの高いレースだったことがわかる。55キロとハンデにも恵まれ、6連勝で重賞制覇が見えてきた。

(北九州記念) 1着     2着     3着
06年     B      DYb    -
07年     D      A d    D
08年     -       Yc    A
09年     CZa    C       Ya
10年     -      B       Yb
11年     -      B      BZd
12年     -      -      -
13年      Yc    A      C b
14年     D      A      -

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