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2015年9月29日 (火)

第1120回本番でも通用しそう

201509270911
201509270611

 先週の土曜日、9月26日は伊勢湾台風が襲来した日だった。56年前のその日も今年と同じ土曜日で、翌日の日曜日は運動会の予定だった。小学校の5年生だった私は、家族と小学校に避難して夜を過ごした。台風一過の翌日、校舎の2階の教室から見えた澄み切った真っ青な空の色と、その青い空を映した水面に、きりっと立っていた紅白の入退場門のポールが鮮やかな記憶として残っている。小学校での避難生活は2か月ほど続いた。

 台風に大雨、土砂崩れ、火山噴火と、今年も各地で自然の猛威にさらされた人たちも多かった。一日も早い立ち直りをお祈りいたします。

 菊花賞のトライアルレース神戸新聞杯は、ルメール騎手の3番人気リアファルが鮮やかな逃げ切り勝ちを収めた。リアファルは好スタートから楽にハナに立つが、競りかけていく馬もなく、ペースを落として快調に逃げていく。3コーナーから徐々にペースを上げ、直線でもまだ脚は衰えない。直線に向くと、1番人気のリアルスティールが馬群の中から抜け出し、リアファルに追いすがるが、ゴール前では脚色が一緒になってしまって、結局2馬身差の2着。リアルスティールの上がりタイムは34秒0だったが、馬場状態を考えれば、ほぼ目いっぱいの差し脚だっただろう。しかし、逃げた勝ち馬に34秒1の上がりタイムで走られたのでは、勝負としてはまさに完敗。ナビグラフで見るとよくわかるが、リアファルはもともと確かな上がりの脚がある馬だった。加えてルメール騎手が絶妙なペース配分で、勝利に導いたといえそう。リアルスティールの本番での巻き返しにも期待したいが、リアファルの勝利が決してフロックではないことは頭に入れておくべきだ。

 7番人気のトーセンバジルが後方から追い込んで3着を確保。3連単は2万8170円になった。

 オールカマーは3番人気のショウナンパンドラ、1番人気のヌーヴォレコルトの牝馬2頭がワンツーフィニッシュを決めた。直線、狭い最内をついたヌーヴォレコルトが抜け出したところ、大外から一気に駆け上がってきたショウナンパンドラが飛んできて、あっという間に1馬身半の差をつけて勝った。3着に7番人気のミトラが入って、3連単は2万4060円。

 ナビグラフを見ればわかる通り、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルトともに、上がり指数の上位馬だった。2番人気のロゴタイプは、先行したものの直線で伸びきれず、ミトラにかわされて4着だった。

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2015年9月24日 (木)

第1119回堅い神戸新聞杯

 神戸新聞杯は菊花賞のトライアルレースで、3着馬までに優先出走権が与えられる。例年、ダービーで好走していた馬たちが集まるレベルの高いレースで、1番人気馬は6勝、2着2回と安定している。また、10年のうち9年で、前走、ダービーで5着までの馬たちが勝っているレースでもある。
 指数上は、過去10年、指数上位馬が上位を占め、圧倒的に強い傾向が続いている。

(神戸新聞杯) 1着     2着     3着
05年     AXa    BYb    D c
06年(中京)  Ya    BXc    B
07年     A       Zd    CXa
08年     AXa    CYa    D
09年     A d    C       Zc
10年      Xa     Xb    A
11年     BX     C      D c
12年     AXa    -      C c
13年     BXa    -      -
14年     BXa    D      -
(スローペース調整値-10/0)

 今年は、リアルスティール、バイガエシ、タガノエスプレッソ、レッドソロモン、アルバートドック、トーセンバジルなどが指数の上位馬たちだ。
 今年のダービー出走組は4着のリアルスティールと、13着のタガノエスプレッソの2頭だけ。指数上位馬でダービーも5着以内という勝ち馬の条件からすると、中心はリアルスティールをおいてなさそうだ。
 リアルスティールは新馬勝ちのあと、共同通信杯も勝って、スプリングS2着、皐月賞2着、ダービー4着と、クラシック戦線で常に上位で戦ってきた。自己ベストの指数は皐月賞での88だが、その指数は、皐月賞、ダービーを連勝したドゥラメンテにつぐもので、世代のナンバー2といってよいレベルにある。ここはダービーと同じ距離のレースで、スローペースにも対応できる差し脚も信頼できる。ここは不動の中心馬として推したい。

 オールカマーは指数上位馬が圧倒的に強いレースだったが、ここ3年は指数上位馬が連対もできず、苦戦が続いている。前走、宝塚記念などのG1戦や、札幌記念なとのG2戦に出走していた馬たちが8勝をあげているのが特徴だろう。
 今年の指数上位は、マイネルフロスト、サトノノブレス、ミトラ、マイネルミラノ、ロゴタイプ、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルトなど。
 実践では皐月賞などG1を2勝しているロゴタイプが最上位。オークス馬ヌーヴォレコルト、秋華賞馬ショウナンパンドラもG1馬だ。
 逃げるのはマイネルミラノ。とするとスローペースはなさそうで、先行するにしても、差し脚を使うにしても、ある程度スタミナが求められるレースになるだろう。逃げ先行馬ではマイネルミラノ、マイネルフロスト、ロゴタイプ、レッドレイヴンなどが上がってくる。上がりの脚ではサトノノブレス、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルト、ミトラなども条件を満たす。
 本来なら、ロゴタイプが中心にならなければと思うが、近走は先行して粘るものの、直線の叩き合いで切れる脚が発揮できず、勝てないレースが続いている。この相手ならとは思うが、取りこぼしもありそうな気がしてならない。
 逃げるマイネルミラノからの手もありそうだし、レッドレイヴン、マイネルフロストも気になる存在だ。切れる脚ならサトノノブレスが最上位で、先行馬たちのペースが上がるようなら、後方一気の差し脚で勝負になるかもしれない。
 いずれにしても、今年も難解なレースだ。

(オールカマー)1着     2着     3着
05年     DXc    -      B b
06年     CXd    DYc    -
07年      Xb    CZc    D
08年     AYb    C d    -
09年      Z     BXa    CYc
10年     AYb    BXa    C
11年     AXa     Yb    D
12年     -      -      C
13年     -      -      D b
14年(新潟) -      -       Xb

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2015年9月23日 (水)

第1118回秋競馬は波乱含み

201509210611
201509200911

 菊花賞の出走権をかけたセントライト記念を勝ったのは、2番手からレースを進めた6番人気のキタサンブラック。逃げた9番人気のミュゼエイリアンが2着に粘り、中団から差してきた10番人気ジュンツバサが3着に入った。差のない4着にも3、4番手で先行していたウイングチップが残っており、完全に先行馬たちの前残りのレースだった。

 ダービーでもミュゼエイリアンが逃げて、2番手にキタサンブラックという、このレースと全く同じ並びだった。ダービーはともに失速して2桁着順に沈んだが、ここはスローペースを味方に、後続馬の追撃を寄せ付けなかった。3連単は61万円超の高配当。波乱の決着になった。 

 ダービー2着馬で1番人気に推されたサトノラーゼンは7着に負けたが、中団の後ろからでは、結果として、位置取りが後ろ過ぎたといえるだろう。2番人気のブライトエンブレムも同様に、後方からでは全く勝負にならなかった。

 秋華賞を目指す3歳牝馬のローズSは、7番人気のタッチングスピーチが、1番人気のミッキークイーンとの叩き合いを制して、初の重賞タイトルを手にした。

 勝ったタッチングスピーチは後方から2頭目。出遅れたミッキークイーンが最後方からレースになった。3着に入ったトーセンビクトリーも後方から4、5頭目に位置していた馬だ。直線に向くと、後方にいた3頭が大外から並んで駆け上がってくる。3頭のたたき合いが続きその中からタッチングスピーチが1馬身半抜け出して勝ったが、後方からの追い込み馬たちが上位を占める結果になった。3連単は2万5340円。

 勝ったタッチングスピーチの指数は3歳牝馬世代の最高指数になったが、オークス馬ミッキークイーンと並んで叩き合って、競り勝ったわけで、その価値は高いはず。今後の活躍に期待したい。

 先々週、WIN5の3億9566万3730円の配当に続き、先週は中山の第1レースで3連単2792万9360円という高配当が出た。個人的には、相変わらず、朝一のレースから馬券を買っているが、どちらも縁のない結果にもかかわらず、取ったら何をしようという妄想だけは広がって、ちょっと楽しかった。

 今年の秋競馬は大波乱もあるのだろうか。

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2015年9月17日 (木)

第1117回秋の主役を目指す3歳馬

 3歳の有力馬たちもいよいよ始動。セントライト記念は3着馬までに菊花賞の優先出走権が与えられ、秋の主役を目指すレースだ。
 過去10年の連対馬の傾向をみると、過去の指数の上位馬や、前走指数の上位馬たちが中心になっている。1番人気馬は過去10年で3勝、2着2回、3着1回。連対率は50パーセントで、良いのか悪いのか、微妙な成績が続く。

(セントライト記念)
        1着     2着     3着
05年     -      -      -
06年     -       Yd    -
07年     A      BY     -
08年       d    AYa    BXb
09年      Xa    A c    -
10年     C      -      CYc
11年       c    -       X
12年     AXa    -      -
13年     -      DX      X
14年(新潟) BXa    CYd    C
(スローペース調整値-10/0)

 今年は、サトノラーゼン、ブライトエンブレム、タンタアレグリア、ミュゼエイリアン、キタサンブラック、ベルーフなどが指数の上位馬だ。
 実績はダービー2着のサトノラーゼンが最上位だ。ダービーでは中団から差し脚を発揮して2着に粘り込んでおり、指数も最上位。成績も(3430)と取りこぼしが少なく安定しており、常識的にはこのサトノラーゼンが中心になるのだろう。しかし、ダービー組が意外と苦戦しているレースだけに、少し疑ってかかっておくのも悪くはないはず。加えて気になるのは、これまで稍重の馬場状態では3着が2回と、まだ勝っておらず、中山の渋った馬場が合うかどうか。当日、中山の馬場状態も気になる。
 スタミナの点からすると、春の中山で好指数で結果を残してきたキタサンブラックやブライトエンブレム、ミュゼゴースト、スモークフリー、ベルーフなどにも、上位進出のチャンスがありそうだ。サトノラーゼンから馬券を組み立てる場合でも、相手の中心に置きたい馬たちだ。
 個人的には、皐月賞3着のキタサンブラック、同4着のブライトエンブレムの頑張りと巻き返しに期待したいと思っているが--。

 阪神のローズSは3歳牝馬のG2戦。秋華賞に向けてのトライアルレースで、3着馬までに優先出走権が与えられる。前走、オークスの出走馬たちが9勝、桜花賞馬が1勝をあげており、春のクラシック戦線での成績が直結するレースだ。指数上は前走指数上位馬たちが過去10年で9連対中。連軸の中心を担っている。
 今年は、ミッキークイーン、タッチングスピーチ、アンドリエッテ、テルメディカラカラ、サンクボヌール、レッツゴードンキ、シングウィズジョイなどが指数の上位馬だ。
 阪神の外周りコースの1800メートル戦で、スローペース必至。長く使える差し脚が問われるレースだ。差し脚上位は、前走オークスを勝ったミッキークイーン。オークスで見せたように、長く使える差し脚に不安はない。他に差し脚で上位は、アンドリエッテ、レッツゴードンキ、ディープジュエリー、クイーンズリング、ペルフィカなどだが、いずれも短い距離でのもので、2400でミッキークイーンが示した上がり指数はこのメンバーでは出色というべきだろう。ローズSの勝利に最も近い馬だ。
 ミッキークイーンの相手はディープジュエリー、サンクボヌール、レッツゴードンキ、アンドリエッテ、タッチングスピーチ、トーセンビクトリーなどを上位に取りたい。

(ローズS)  1着     2着     3着
05年      Yb    AXa    -
06年(中京) BXb     Yc    A
-------------------------
07年     AYa    B b    D d
08年     -      -      BXd
09年     -      CX       c
10年     -      A b     Yb
11年     BYa    -      A d
12年     AXa    BYb    D
13年     C b    -      -
14年     A      -      -
(スローペース調整値-15/-5)

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2015年9月15日 (火)

第1116回波乱の秋競馬

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201509130911

 中山の秋初戦の重賞は、京成杯オータムハンデ。

 スローペースで先行馬に有利な流れになって、2番手で流れに乗っていた1番人気の3歳牝馬アルビアーノが直線、早々と抜け出しをはかりリードを広げていく。そのまま勝つのだろうと思ったが、しかし、ゴール前100メートル、外から内から、各馬がどっと押し寄せてきて場面は一転。6、7頭が横一線になってゴールになだれ込んだ。

 横一線の中から、わずかに鼻面が出ていたのが13番人気の7歳馬フラアンジェリコ。2着は11馬人気のエキストラエンド、3着は7番人気のヤングマンパワー。3連単は222万円を超す高配当になった。

 フラアンジェリコは道中、最後方待機策。直線はスペースをついて馬群を縫うように伸びてきての勝利だった。近走は2桁着順続きで全く人気がなかったが、3、4走前には+14、+15という上位の上がり指数を示していた馬だ。ここは53キロの軽ハンデに加え、ペースが落ち着いて決め手が生きるレースになったのが幸いしたのだろう。

 阪神のセントウルSも10番人気の伏兵アクティブミノルの勝利で高配当になった。

 好スタートを切った3歳馬アクティブミノルは、ハクサンムーンを制してハナに立ち、平均ペースで逃げた。ゴール前、後方から差し脚を伸ばしてきた1番人気のウリウリがハナ差まで迫ってきたが、最後まで勝利を譲ることはなかった。3着は先行していた5番人気のバーバラがしのいだ。

 アクティブミノルは函館2歳S以来の勝ち星。ここは5か月の休み明けで、しかも初の古馬相手のレースだったが、好指数で古馬の一線級を抑え込んだのだから、たいしたものだ。これで1200メートル戦は全て逃げ切りで3戦3勝。今後の短距離界を背負う期待を抱かせるに十分な勝利だった。

 最後にハナ差まで迫ったウリウリだが、最後方から直線は内に入れて鋭く追い込んで2着を確保。上がりタイムは32秒8と最速だったが、しかし、危ない乗り方だった。たまたま、前がポッカリ空いたから良かったものの、前がふさがれて出しどころがなかったら、完全に脚を余すところだった。

 10番人気、1番人気、5番人気の順で入線して、3連単は40万超馬券。

 WIN5も的中は1票とのこと。秋競馬はいきなり波乱の連続だった。

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2015年9月10日 (木)

第1115回難解な秋競馬初戦

 今週から中山、阪神で、秋競馬がスタートする。中山、阪神ともに、スピードのでる野芝での開催だが、今年は事前のエアレーションによって、クッションが効いた少し柔らかい馬場になりそうだ。
 中山の開幕週は京成杯オータムハンデ。1番人気馬は苦戦続きで、過去10年、3着が1回あるだけ。勝利どころか連対もない。かといって、人気薄馬が勝てるわけでもなく、2、3番人気が合わせて8勝、4番人気まで含めると、10年の内9年で勝利をあげているのが特徴だろう。指数上は前走指数上位馬の連対率が高いものの、勝ち馬に限ると10年で5勝どまり。少し苦戦の傾向も見える。

(京成杯オータムハンデ)
        1着     2着     3着
05年     -        d     Zb
06年     -       X     -
07年     -      CZc    -
08年     B      -      D d
09年     -      A       Z
10年     A      -      A d
11年     -      -      D a
12年       d    DY     A c
13年     A b    AXa    -
14年(新潟) AXa    A      -

 今年は、コスモソーンパーク、ダローネガ、レッドアリオン、ショウナンアチーヴ、スマートオリオン、ブレイズアトレイル、フラアンジェリコなどが指数の上位馬たちだ。
 トップハンデは58キロのレッドアリオン、次いで57.5キロのスマートオリオン、57キロのエキストラエンドへと続く。
 ペースは上がりそうもなく、先行馬に向く流れだろう。先行して差し脚があるのはアルビアーノ、コスモソーンパーク、ブレイズアトレイル、シャイニープリンス、スマートオリオンなどだが、53キロとハンデが楽なのは3歳牝馬のアルビアーノだ。デビューからここまで5戦3勝。3連勝のあと、NHKマイルCに出走。牡馬の1線級を相手に果敢に先行して2着に粘った。前走は川崎の関東オークス(ダート2100メートル)に出走して4着だったが、ダートの長距離が合わなかったのだろう。先行して上がりタイムも34秒台にまとめられる力があり、芝のマイル前後に適性があるのではないか。古馬の1流馬との対戦は楽ではないし、指数上もまだ楽に勝てるレベルにないのは確かだが、3歳馬の成長の勢いに期待したいと思わせる逸材だ。
 古馬ならブレイズアトレイルの先行力と差し脚が気になる。近走は4着が最高で、中途半端な成績が続くが、全5勝のうち3勝がマイル戦で、距離の適性もあるはず。55キロのハンデを生かして、中団からの差し脚を生かすか、あるいは積極的な先行策で粘り込みをはかるか。底力に期待したい。
 後方一気の脚なら、アルマディヴァン、ヤングマンパワーが鋭い。

 阪神のセントウルSは芝1200メートルの短距離戦。中山同様、野芝での開催だが、エアレーションでクッションが効いた馬場になりそうだ。
 今年は、ストレイトガール、ハクサンムーン、ウリウリ、ルチャドルアスール、マイネルエテルネル、マヤノリュウジン、ブランダムールなどが指数の上位馬だ。
 過去10年、牝馬が7勝をあげており、牝馬か強い夏競馬の傾向が残るレースだ。今年も牝馬が7頭出走しているが、その中では指数の高さ、実績も含めて考えるとウリウリ、ストレイトガールが中心だろう。ともに鋭い差し脚が持ち味の2頭で、後方から一気の差し脚に懸けるレースになるはず。差のない2頭に思えるが、1200の距離適性がありそうなウリウリがより有力だろうか。
 牝馬以外では、前走、G1戦でおしい2着だったハクサンムーンが実績通りに侮れない存在。後方からの脚ではマヤノリュウジンが気になる。

(セントウルS)1着     2着     3着
05年      Yb    C      AZa
06年(中京) AYd    外      D
07年     -      -      A a
08年     -        c    -
09年     -      CXa    -
10年     -      外      C
11年     A      外      D a
12年     D       Yc    -
13年     BXc    AXa     Zb
14年     B       Xa    B d

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2015年9月 8日 (火)

第1114回渋った馬場の巧拙

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 藤田伸二騎手の突然の引退報道には驚いた。最近、騎乗の機会も減っていていたようだが、体力の問題ではないようだ。彼のなかで、競馬と競馬サークルといわれる集団への、いろいろな思いがあっての決断に違いない。「引退会見もしない、引退式もしない」という。彼の反骨の魂を感じる。

 波乱の多いハンデ戦の新潟記念は、6番人気の伏兵パッションダンスが勝ち、2着に9番人気のマイネルミラノ、3着には13番人気のファントムライトが入って、3連単は38万を超す高配当になり、今年も波乱の結果となった。

 午後からの雨で、馬場は渋り気味。好スタートはマイネルミラノだったが、3コーナーでアーデントが先頭に立つものの、直線で失速。2番手につけていたマイネルミラノが直線、馬場の真ん中に持ち出して脚を伸ばすが、4コーナーで3番手に進出してきたパッションダンスがすかさずマイネルミラノに馬体を合わせにいき、2頭の叩き合いがゴールまで続いた。結果は、アタマ差でデムーロ騎手のパッションダンスが勝利を勝ち取った。2頭の叩き合いからは大きく後れを取ったが、3着は内からしぶとく伸びてきたファントムライト。先行馬が上位を占め、後方から伸びてきた馬では4着に上がってきたロンギングダンサーが最上位で、後方一気の馬たちに出番はなかった。

 1番人気のミュゼスルタンは先行したものの16着に大敗。2番人気のマジェスティハーツも先行集団から脚を伸ばせず、後退して10着、3番人気のメドウラークも9着に負けた。馬場状態は稍重の発表だったが、雨で渋った馬場の巧拙もあったのだろう。

 小倉2歳Sは圧倒的1番人気のシュウジが完勝。出負け気味のスタートになったが、さっと好位にとりつくと、4コーナーでは2番手。そのまま外に回して先頭に立つと、後は後続馬を振り切るだけ。能力が1枚も2枚も違うことを印象付けたレースだった。

 2着は7番人気サイモンゼーレ、3着は6番人気レッドラウダ。

 札幌2歳Sは人気2頭のたたき合いになった。結果、2番人気のアドマイヤエイカンが1番人気のプロフェットをハナ差、抑え込んで勝利をつかんだ。3着は8番人気のクロコスミア。アドマイヤエイカンは中団後方からのレースだったが、3コーナー過ぎからまくり気味に上がっていき、中団から先に抜け出しをはかるプロフェットとの叩き合いにもちこんでの勝利だった。

 新潟記念はデムーロ騎手が、小倉2歳Sと札幌2歳Sは岩田騎手が勝った。藤田騎手のいらだちは、部外者の私にも少しわかる気がする。

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2015年9月 3日 (木)

第1113回波乱の気配も

 今週の新潟記念は、過去10年で1番人気馬は1勝のみ。5番人気以下の馬たちが7勝をあげており、高配当の多いレースだ。トップハンデ馬も1勝だけ。
 指数上は前走指数の上位馬が連軸の中心になっているが、2、3着はランク外の馬にも注意が必要なレースだ。

(新潟記念) 1着    2着    3着
05年    -     BZd   D d
06年    A     C     BYb
07年    CYc   -     -
08年    -     DZc   -
09年    AYc   -     -
10年    C     -     -
11年      b   -      Zb
12年    B     -     -
13年    -      Zd   D d
14年    A a     c    Xc

 今年は、ミュゼスルタン、ネオブラックダイヤ、クランモンタナ、パッションダンス、ダコール、マイネルミラノ、スイートサルサなどが指数の上位馬だ。
 苦戦が続くトップハンデは58キロのダコール。ラブイズブーシェが57キロで続く。
 新潟記念は、サマー2000シリーズ5戦目で、前走、シリーズを構成する七夕賞、小倉記念、函館記念に出走していた馬たち、なかでも比較的、新潟と馬場が合う小倉記念組が中心になるのだが、今年はクランモンタナ、パッションダンスの2頭だけ。連軸の中心馬としては少し心許ない。
 別路線組も含めて、野芝の新潟向きの素軽いスピードがありそうなのは、ロンギングダンサー、ミュゼスルタン、アヴニールマルシェ、アルフレード、ダコール、メドウラーク、スイートサルサなどだろう。
 基礎能力の高さで、NHKマイルC3着、ダービー6着のミュゼスルタンに期待したいところ。新潟2歳Sを勝っており、このコースは合うはずだし、ハンデの54キロも恵量だが、休み明けはどうだろうか。
 使われてきた馬たちの中で考えるなら、目下4連勝中のメドウラークが連軸向きかもしれない。ただ、初の重賞戦で、そろそろ負けごろのようにも思える。
 それなら、前走、準オープン戦を勝ってきたロンギングダンサーにもチャンスがありそうな気がする。思い切って買うならこの馬だろう。
 なかなか決めきれないが、いずれにしても、難解なハンデ戦で、今年も波乱の気配が漂う。

 小倉2歳Sは芝の1200メートル戦。指数の高さと能力は比較的結びつきやすく、前走指数の上位馬を中心にとりたい。
 今年は、レッドカーペット、シュウジ、ブンブンブラウ、コウエイテンマ、オフクヒメなどが指数の上位馬たち。
  中心は新馬、オープンを連勝しているシュウジだ。1400、1600メートル戦を逃げ切って勝ってきたが、直線でもうひと伸びするしっかりとした脚をみせ、2戦ともに危なげない勝利だった。1200メートルは初の距離だが、鋭い瞬発力を見るかぎり、十分にこなせるだろう。
 オフクヒメ、レッドカーペット、コウエイテンマ、ブンブンブラウなどを相手の上位に取りたい。

(小倉2歳S)1着    2着    3着
05年    C b   AY     c
06年     Xb   A     D c
07年    BZd   D b   A c
08年    -     -     BXa
09年    BZd   -     DXc
10年     Xb   A a   -
11年    -     A a   -
12年    -     -       c
13年    A a   D d   -
14年    -     B a   -
(スローペース調整-20/-10)

 札幌2歳Sは芝の1800メートル戦。
 今年の指数上位馬はリッジマン、ラヴアンドポップ、クロコスミア、ネコダンサー、ペイシャフェリシタなどだが、スローペースになりがちなレースで、指数の高さよりも、スローペースで長くいい脚を使ってきた馬たちを中心にとるべきレースなのだろう。
 とすると、プロフェット、アフターダーク、ラヴアンドポップ、クロコスミア、リアルキングなどが有力馬にあがってくる。スローペースを味方に、逃げ切って勝ってきた馬が多いが、なかでも、差し脚が良かったのはプロフェットだ。新馬戦で楽にハナに立つと、直線ではさらに差を広げ、余力十分の快勝だった。ただ、ここは行きたい馬も多く、前走のような超スローペースでの逃げは期待できない。ペースによっては取りこぼしがあるかもしれない。
  逃げたい馬で、楽に先手をとれそうなのはリッジマンのようだ。そのまま逃げ残りがあるかもしれないし、多少ペースが上がっても我慢が効く差し脚があるリアルキングにもチャンスがありそうな気がする。

(札幌2歳S)1着    2着    3着
05年    B a    X    AYb
06年    AYc   -     B a
07年    D     -      Xa
08年    -     BXa   A
09年    AYa   -     -
10年    BX    C     A a
11年    A a    Z    -
12年    -     B     -
13年(函館)-     AX    -
14年    -     -     -
(スローペース調整は-20/-10)

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2015年9月 1日 (火)

第1112回夏の終わりに

201508300111
201508300411

 札幌のキーンランドCは今年も牝馬が勝った。これで牝馬は過去10年で7勝をあげるという結果になったが、すっかり涼しくなったとはいえ、それでも夏は牝馬なのだと思い知らされた。

 勝ったのは8番人気の5歳牝馬ウキヨノカゼ。ウキヨノカゼは3歳時の3戦目にクイーンCを勝っているが、その後は脚部不安で長期休養を余儀なくされ、復帰後も準オープン戦で苦戦が続いていた。前走、初の1200メートル戦を最後方からまくって勝ち上がってきた馬だ。初の古馬重賞戦となったこのキーンランドCでは、最後方からのレースになったが、3コーナーからまくるように上がっていって、4コーナー過ぎに先頭に立つと、後はそのまま突き抜けての完勝だった。道中の位置取り、仕掛けどころ、直線の差し脚など、レースぶりは前走の1600万条件のレースと全く同じ。まるで前走の映像を見ているようだった。

 それにしても鮮やかな勝利だった。1200の距離にも、洋芝にも、高い適性があったのだろう。

 2着に9番人気の牝馬トーホウアマポーラ。3着には1番人気のティーハーフ。ともに後方から差し脚を伸ばしてきたが、早めに動いたウキヨノカゼを捕まえきれなかった。3連単は37万円を超す高配当だった。

 新潟2歳Sは、後方一気の差し脚をみせた1番人気のロードクエストが4馬身差の圧勝。レベルが1枚も2枚も違うと感じさせるような勝利だった。あのレース内容なら距離が延びても対応できるはずで、春のクラシック戦線での主役候補として、大きな期待が集まるだろう。

 2着に12番人気のウインファビラス、3着に8番人気のマコトルーメン。1番人気が勝っても、3連単は26万1060円の高配当。人気薄の2、3着馬はともに指数上位のランク馬で、個人的にもうれしい配当だった。

 東京オリンピックを招致した前都知事の失脚に始まり、国立競技場問題に続いて、シンボルともいうべきエンブレムまでが使用中止になってしまった。失態続きのオリンピックに、国民の期待や誇らしさが失われていく。悲しい。

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