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2015年12月 8日 (火)

第1140回ハイペースに

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 今年のチャンピオンズCはスタートから、いきなりハイペースになってしまった。特に2ハロン目は10秒7と、昨年より1秒も速いラップになり、それが最後まで尾を引いたようだ。

 中京のダート1800メートルは、直線の急坂からのスタート。2ハロン目は平坦になる関係で、ラップは多少早くなるものだが、昨年より1秒も速いラップになっては先行馬は苦しかったに違いない。息を入れる間もなく1コーナーから徐々に登りが続き、向こう正面に頂上がある。そこから4コーナーまで一気に3メートル以上の下りになるから、位置は保つことができるが、直線には2メートルほどの急坂がそびえるように待ち構えており、前半に無理するとそこで脚が止まる。しかし、本当の勝負はそこから。急坂を登り切ると、ゴールまで200メートルの平坦になり、ここでの攻防が勝敗を分ける。

 結果的に、勝ったのは中団の内で脚をためていた牝馬のサンビスタ。2着は最後方から直線内をついて伸びてきたノンコノユメ、3着は後方から直線は外に回して最速の上がりの脚を見せたサウンドトゥルーだった。逃げたコパノリッキーは7着、2番手のクリノスターオーは15着、3番手のニホンビロアワーズは11着、ガンビットは最下位の16着に沈んだ。先行勢は総崩れになり、中団以降に待機して脚をためていた馬たちが上位を占めた。勝ったサンビスタは人気はなかったが、ナビグラフでみると、上がり指数で上位にある馬だった。 

 直線の急坂を乗り切るためにも、誰もが前半は無理をしたくないのだが、スタートからの競り合いのなかで、自分だけ控えるのは難しかったのだろう。コパノリッキーの手綱を取った武豊騎手のコメントからは、そんな騎手たちの駆け引きも伝わってくる。

 それにしても、勝ったのはM・デムーロ騎手、2着にルメール騎手。スポーツ紙にはミルコマジックという見出しもあった。相変わらずの強さには恐れ入るばかりだ。

 ステイヤーズSはアルバートがムーア騎手を背に4連勝で重賞初制覇を決めた。
 2週目の向こう正面ではまだ後方たったが、3コーナー手前から動いていって、4コーナーでは内の5、6番手。直線、坂上から2着馬に5馬身差をつけた差し脚はひときわ際立っていた。古馬の重賞は初挑戦だったが、レベルが違った印象だった。3コーナー手前から動いていって、押し切れるのはステイヤーの証だろう。

 金鯱賞は5番手から差し脚を伸ばしたミトラが完勝。人気のディサイファは直線で前が詰まって2着がやっと。3着にサトノノブレス。

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