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2015年12月29日 (火)

第1146回楽しい競馬を

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 好スタートからハナに立ったゴールドアクターを抑え、キタサンブラックがマイペースで逃げる形になって、今年の有馬記念はスタートした。それにしても、あんなにスローペースになるとは思わなかった。向こう正面から後方にいたゴールドシップが動いて、一気に先行集団に取り付く場面もあったが、流れはスローのまま。直線に向くまで淡々と進んだ。

 12万人余の大歓声に包まれた直線の攻防。スローペースで余力を残していた先行馬たちは坂を上がっても脚が止まらない。勢いそのままに、なだれ込むように突き進む。そして、内の4、5番手で脚をためていた8番人気のゴールドアクターが抜け出すと、クビ差で押し切り勝ち。第60回の有馬記念を制した。2着は4、5番手で控えていた5番人気のサウンズオブアース、3着は逃げた4番人気キタサンブラックが最内で良く粘り込んだ。4着も2、3番手で先行していた牝馬のマリアライトが残って、上位は先行馬たちが独占。差し脚に懸けた中団以降の馬たちにはチャンスがなかった。1番人気のゴールドシップは8着、2番人気のラブリーデイは5着、3番人気のリアファルは16着。

 勝ったゴールドアクターは昨年の菊花賞の3着馬で、その後に休養を挟んで、1000万、1600万、G2を3連勝。その勢いのまま有馬記念の大金星につなげた。距離も2400から2600メートルは(5101)と、長距離適性は高い馬だ。いずれも先行して差し切るレースが得意のパターンだが、スローペースにも順応できる能力も兼ね備えている。菊花賞では90を超す指数を示しているように、スタミナに不安もなく、今後の長距離戦線での活躍に注目したい。
 2着のサウンズオブアースは、昨年の菊花賞でゴールドアクターに先着、2着に頑張った馬だ。その後は、勝てないまでも強豪相手のG1、G2で好走しており、4歳世代の代表格といってもいい逸材だろう。

 私はジャパンカップ2着のラストインパクトから馬券を勝っていたから、いいところなく終わった有馬記念だったが、結果は結果。それでも、人々の熱気に包まれ、人ごみにもまれながらも、楽しい一日だった。それで良しとしよう。
 サブちゃんの「まつり」の歌を耳に、船橋法典駅に向かう通路をひとり急いだ。

 2015年もあとわずかになってしまいました。今年の馬場日記は今日が最後。1年間、ご愛読いただきありがとうございました。次の馬場日記は新年7日を予定しています。来年も引き続き、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
  良い新年をお迎えください。そして来年も、楽しい競馬になりますように。

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