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2016年1月28日 (木)

第1153回武蔵野Sの上位馬から

 今週から、関東は東京開催が始まる。ダートの重賞、根岸Sがメインだ。
 ダートの重賞だけに指数の上位馬が強い傾向にある。なかでも、過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬や、前走指数の上位馬たちが連軸の中心になりそうだ。ただし、勝ち馬は指数の上位馬が占めているものの、2、3着馬にはランク外の馬たちが多い。連下は、手広く取ったほうが良いだろう

(根岸S)  1着    2着    3着
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -
12年      a   -     -
13年      d   -     -
14年    C     -     -
15年    A a   BXb   -
(地方競馬の成績は減戦して集計)

 今年の指数上位馬はタガノトネール、タールタン、グレープブランデー、モーニン、マルカフリート、レーザーバレットなどだ。

 根岸Sはダート1400メートル戦だが、過去の連対馬は1600メートルの距離で鋭い差し脚を発揮していた馬が多い。素軽いスピードだけで、このレースを戦うことは難しく、スタミナのベースがなければならないようだ。
 その点からは、前走、マイルの武蔵野Sを好走したタガノトネールと、モーニンが有力馬に上がってくるだろう。

 タガノトネールは2番手で直線に向くと、早めに先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、後方からノンコノユメが迫ってきて、きわどい写真判定になった。結果は惜しい2着だったが、本来、得意なダートの距離は、公営成績を含む(4423)の1400メートルにあり、1600は少し長かったはず。それでも高指数で勝負になったわけで、引き続き好調は間違いないところだ。

 片や、武蔵野Sで1番人気に支持されたのがモーニン。いつものように先行集団に取り付いて直線に懸けたものの、直線では2着のタガノトネールと脚色が同じになって、差を詰めきれず3着まで。初の重賞挑戦だったことを考えれば、上出来の内容のレースだったのではないか。近走の指数は重賞のレベルにあり、(4010)の成績が示す通り、ここでも好勝負になるはずだ。

 ただ、連軸候補のタガノトネールとモーニンはともに先行馬。場合によってはハイペースに飲まれることもあるかもしれない。差し脚の鋭いアンズチャン、サクラエール、マルカフリートなどの直線一気に要注意だ。

 京都のシルクロードSはハンデ戦。とはいえ、指数上位馬がよく健闘しており、前走指数の上位馬や、平均指数の上位馬が連軸の有力候補だろう。
 今年はダンスディレクター、サトノルパン、ネロ、ビッグアーサーなどが指数の上位馬だ。

 順当なら、トップハンデのサトノルパンや、1番人気になりそうなビッグアーサーなどを中心に取りたいところだが、過去10年、トップハンデ馬は1勝、2着2回と、苦戦の傾向にある。また、1番人気馬も2勝、2着1回と、信頼は薄い。
 ならば、後方からの差し脚が鋭いダンスディレクターにもチャンスはあるだろう。近走はCBC賞、阪神Cを、ともに2着に好走しており、(4300)と得意な京都コースで本領発揮が期待できるはず。自慢のスピードと瞬発力が生かせるのではないか。

 他では、差し脚が安定しているアースソニックも連軸候補になりそうだ。
 恵ハンデ馬で、先行できて差し脚もあるローレルベローチェ、セカンドテーブルも気にはなるが、軸馬に取るには指数の高さが物足りない。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B
12年    -     AXc   -
13年    B a    Xb   D
14年    BYd   A c   -
15年    -     -     BZb

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2016年1月26日 (火)

第1152回寒い、寒い

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 寒い、寒い。
 こんな日は、無理して競馬場に出かけなくてもいいかな。日曜日、あったかい部屋でゴロゴロしながら、終日、馬券を楽しむ。

 今年のアメリカJCCは、先行集団のすぐ後ろに位置していた2番人気のディサイファ(AXa)が直線半ばで抜け出して、堂々の差し切り勝ちを見せた。4コーナー手前、内から外に持ち出して先行集団に取り付くディサイファの動きに、全く無理がなく、無駄もなく、実にスムースだったのが、勝利につながったのだろう。ディサイファは2000メートルまでの距離にしか勝ち星がなく、アメリカJCCの2200メートルは微妙に1ハロン長いように思われていた。それだけに、ディサイファをストレスなく導いた武豊騎手の好騎乗が光るし、個人的にも強く印象に残った。その好騎乗が勝利をもたらしたともいえるだろう。これで重賞は4勝目。それにしても見事で鮮やかな勝利で、7歳になってなお、進境を見せるレースぶりは称賛に値する。

 2着は3番人気のスーパームーン(Cd)、3着は7番人気のショウナンバッハ(C)だった。アメリカJCCは、1番人気馬が苦戦続きのレース。今年の1番人気にはダービー2着のサトノラーゼンが推されたが、直線はズルズル後退して10着。今年も苦いジンクスに飲まれた。

 東海Sは、2番手につけていた4番人気のアスカノロマン(D)が、ゴール手前100メートルで逃げる2番人気のモンドグラッセをとらえて快勝。果敢に逃げたモンドグラッセが2着に残った。

 私は、1番人気のロワジャルダン(Ab)から馬券を買ったが、中団から追ったものの前には届かず3着まで。スローペースで前残りになったことも要因のひとつとしてあったとは思うが、騎乗予定だった浜中騎手が1レースで外ラチに激突した馬から落馬した影響で、若手の騎手に乗り替わりになったのもひびいたのではないか。

 今週から、関東の開催は東京競馬場に舞台が移る。例年、雪で開催が変更になることもあり、天候が気にかかる。
 冬の東京はダートが中心の番組編成になり、最終週にはダートG1フェブラリーSも組まれている。軽いスピードよりスタミナが問われる季節でもあり、スピード指数が本領を発揮する好機だろう。

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2016年1月21日 (木)

第1151回1番人気は苦戦続き

 早くも正月競馬は最終週。
 中山のメインレースはアメリカJCC。今年最初のG2戦で、例年、好メンバーが集まるレースだ。
 全体として指数上位馬が強い傾向にあり、前走指数や平均指数の上位馬、過去の指数が高い馬たちが、活躍している。この10年、指数ランク外の馬が勝ったのは1頭だけだった。また、過去10年、1番人気馬は2勝のみ。他の年は3着もなく、1番人気の苦戦が目につく。とはいえ、勝ち馬は全て5番人気までの馬たちが占めており、超人気薄馬の勝利はない。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
06年    -     D     -
07年    D      Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -
14年    DY    -       b
15年      c   A     A

 今年はディサイファ、クランモンタナ、ショウナンバッハ、ショウナンマイティ、スーパームーンなとが前走指数の上位馬たちで、他にマイネルフロスト、サトノラーゼン、フラガラッハ、マイネルディーンなどが、過去の指数や平均指数での上位馬だ。

 例年、G1で戦ってきた底力のある馬たちが連軸の中心になっており、その点から、天皇賞(秋)8着のディサイファ、ダービー2着馬で菊花賞でも5着のサトノラーゼン、ジャパンカップ12着のショウナンバッハ、安田記念3着のショウナンマイティなどが連軸の有力候補になりそう。
 なかでも、明け4歳馬で成長余力があるサトノラーゼンの素質に期待したいと思うが、ここはスローペース気味の流れで差し脚は必須条件のはず。差し脚の鋭さに欠けるのは気になるところだ。差し脚だけならライズトゥフェイム、マイネルディーン、ショウナンバッハ、ショウナンマイティ、ステラウインドなどの方が断然に鋭い。

 スローペースを先行して押し切るレースなら、ディサイファが連軸向きだろう。距離は少し長いかもしれないが、直線で粘るスタミナは最上位だ。

 東海Sは2013年から1月の中京開催に変わった。次週、東京の根岸Sと合わせて、フェブラリーSの前哨戦に位置づけられ、出走馬のレベルは比較的高い。
 今年の指数上位馬は、インカンテーション、ロワジャルダン、グランドシチー、アスカノロマン、ローマンレジェンドなど。

 前走指数上位のインカンテーションは、骨折による休養明けでまだ本調子にないようだし、ローマンレジェンドは負担重量が気になる8歳馬。上がり目はないのではないか。

 使われてきた馬たちのなかで好調なのはロワジャルダンだろう。みやこSを7番人気で勝った後、中京のダートG1チャンピオンズCでは8番人気ながら4着に好走した。ともにダートの強豪相手に、人気薄ながら好レースを続けており、力をつけてきたことは間違いないだろう。ただ、少し気になるのは、2戦とも後方から内をついて伸びていたこと。根性があるといえばそうともいえるが、内が開かず、前が詰まるリスクがないわけではない。杞憂であればよいが。

 先行馬を中心に考えるなら、アスカノロマンだろうか。逃げるモンドグラッセにもチャンスはありそうだ。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    Xc
14年     Xa   C c   B
15年     X    -       BYb
(公営競馬は減戦して計算)

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2016年1月19日 (火)

第1150回成長の4歳馬たち

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201601170611
201601160711

 日経新春杯は想定された通りスローペースになった。本来なら先行馬に向く流れのはずだが、最後方で脚をためていたレーヴミストラルが、直線大外一気に駆け上がって、後続馬に2馬身差をつけて快勝した。レーヴミストラルの上がりタイムは驚異の33秒1。日経新春杯では過去最速の上がりタイムだった。
 2着に1番人気のシュヴァルグラン、3着は4番人気のサトノノブレス。

 4歳馬レーヴミストラルは青葉賞の勝ち馬で、続くダービーは中団のまま9着止まり。休み明けのアルゼンチン共和国杯で3着に好走。前走の金鯱賞は距離が合わなかったのか8着まで。それでも2番人気に支持されたのは距離適性が評価されてのことだろう。日経新春杯の勝利で、2400メートル戦は(3001)と、着外はダービーだけ。あらためて距離適性の高さを示すことになった。

 2着の4歳馬シュヴァルグランは2400メートル戦を3連勝しての参戦。初の古馬重賞挑戦にもかかわらず、1番人気に推された。中団待機策から直線に懸けるものの、4コーナーで他馬と接触して一瞬脚が止まったようだったが、ゴール直前、2着にあがって底力のあるところを見せた。
 この時期の、明け4歳馬の成長は著しい。

 クラシックの登竜門といわれる京成杯は、5番人気のプロフェットが勝ち名乗りを上げた。プロフェットはスローペースの流れを4、5番手で先行、直線、差し脚を伸ばしての勝利だった。2着も3、4番手で先行した7番人気のケルフロィデ。スローペースで先行馬に向く流れになったなか、ただ1頭、後方から追い込んで3着に上がってきたのが2番人気のメートルダールだ。スタートで勢いがつかず、後方に遅れたことが悔やまれるが、スタートからの位置取りがスムースなら、勝ち負けまであったのではないか。

 愛知杯は波乱の多い牝馬限定のハンデ戦。直線に向いて直線半ば、全馬ほぼ横一線。そのなかから抜け出したのは8番人気のバウンスシャッセだった。2着は5番人気のリーサルウェポン、3着は4番人気のアースライズ。今年も人気馬総崩れという波乱の結果で、3連単は34万を超す高配当になった。
 荒れるレースだけに、軽ハンデで上がりの鋭いリーサルウェポンからの手もあると思って、単勝は買ったものの、2着では馬券にならず。さりとて、3連単の2着付けの馬券まで手広く買う余力がなかったのが残念。

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2016年1月14日 (木)

第1149回3連勝中の4歳馬

 日経新春杯は伝統のハンデ戦。トップハンデ馬は苦戦続きで、過去10年で1勝、2着1回、3着1回のみ。ハンデ戦とはいえ、指数上位馬もよく健闘しており、前走指数や過去指数の上位馬たちが連軸向きといえそう。

(日経新春杯)1着    2着    3着
06年     Y    -     B c
07年    -      Yc   -
08年     Zb   -     -
09年     -     C b   -
10年    -     -     -
11年     Xa   B     -
12年     Xa   B b   -
13年    D     A b    Xc
14年    A a    Z    -
15年    Z     -     -

 今年の指数上位は、レーヴミストラル、ベルーフ、サトノノブレス、コスモロビン、ダービーフィズ、ダコールなど。
 トップハンデは58キロのダコールとサトノノブレス。次いで57キロのダービーフィズと続く。
 過去10年、6、7歳馬で勝ったのは2頭だけで、後はすべて4、5歳馬だったことを考えると、勝ち馬候補は4歳馬レーヴミストラル、ベルーフ、シュヴァルグランに、5歳馬のシャドウダンサーなどに絞られそう。

 なかでも、2400メートルの距離適性があり、恵ハンデで注目されるのは、目下3連勝中の4歳馬シュヴァルグランだ。毎日杯5着、京都新聞杯8着など、3歳の重賞でもそこそこ戦ってきたが、その時点ではまだ1勝馬の身。それが昨年10月、2400メートルに距離を伸ばしたところ、500万、1000万、1600万条件戦を1番人気で3連勝。ついに古馬重賞を戦うところまできた。スローペースのレースが多く、スピード指数上はランクにないが、スローペースに見合う上がりの脚は備えている。ここにきての充実は著しく、まさに素質の開花といえそうだ。ここは古馬重賞初挑戦でハンデも54キロと恵まれており、十分に戦う力はあるだろう。

 春のクラシックを目指す馬たちの前哨戦が京成杯。
 過去の指数上位馬や前走指数の上位馬たちが連軸の有力候補だ。
 スローペースは必至で、長くいい脚を使えるかどうかが問われる。その点からはプロフェット、ユウチェンジ、マイネルラフレシア、ダイチラディウス、ケルフロイデ、メートルダールなどがピックアップできる。

 指数上位馬のなかでは、プロフェット、ユウチェンジ、マイネルラフレシアなどが上がってくるが、いずれも1800メートル戦でのもの。スローペース必至だけに1800の差し脚でも通用するとは思うが、2000の距離に対応できるかどうかは未知数だ。

 2000メートルの距離にふさわしい差し脚ではメートルダールが最上位だろう。前走は先行馬有利のスローペースの500万特別の2000メートル戦を、最後方から鋭い差し脚を使って勝っており、距離の経験を考えるとメートルダールにも大きなチャンスがあるのではないか。

(京成杯)  1着    2着    3着
06年    A a   D     BYb
07年    AX    -     -
08年    D     CXd   B a
09年      Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
11年    AYa   -     BYb
12年     Yc   BXa   C
13年    D     -     -
14年     Xd   AZ    -
15年    CY    A     -
(スローペース調整-20/-10)

中京の愛知杯は難解な牝馬限定のハンデ戦。これまでは12月に行われていたが、今年から1月に移ってきた。
 トップハンデは55.5キロのバウンスシャッセ、次いで、55キロのメイショウスザンナ。

 牝馬戦だけに、勝ち馬は明け5歳までの若い馬から取るのがセオリーだ。若く、恵ハンデで、スローペースに対応できる差し脚があるのはシュンドルボン、アースライズ、リーサルウェポン、ハピネスダンサーなどだ。2000メートルの差し脚はハピネスダンサーが上位だろう。ただ、波乱になりがちなレースだけに、思い切って50キロの軽ハンデ馬リーサルウェポンからの狙いもあるかもしれない。

(愛知杯)  1着    2着    3着
12年    -     -       a
13年    -     -      Z
14年     Zc    Xa   B c

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2016年1月13日 (水)

第1148回逃げ馬の活躍

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201601110611

 正月は家族で塩原温泉に出かけ、4日から仕事。5日の金杯の後も休みなしに、締め切りに追われ、競馬と馬券にせかれ、あっという間に3日間開催も過ぎた。バタバタとあわただしく、まだ初詣にも行っていないが、正月気分は消えてしまった。今週中にでも時間を作って、穴八幡さんにお参りに行こう。

 シンザン記念は、途中からハナに立って逃げる形になったシゲルノコギリザメが、ゴール直前までよく粘っていたが、先行集団から抜け出したロジクライに差され、後方から伸びた牝馬ジュエラーにも交されて、惜しい3着だった。シゲルノコギリザメは前走指数の最上位馬だったが、勝ったのが1200メートル戦だっただけに、マイルの距離は合わないと思われたのだろう。11番人気と低評価だった。
 勝ったロジクライは人気薄の8番人気、2着のジュエラーは2番人気だったが、3連単は67万超の高配当になった。
 私の期待した3番人気のアストラエンブレムは勝ち馬とも差のない4着に頑張ったが、期待したほど切りれる脚は見せられなかった。「もう少し後ろからの方が良かったかもしれない」と手綱を取ったルメール騎手がコメントしていたが、そうかもしれない。

 中山のフェアリーSは、内枠から好スタートを決めハナに立ったビービーバーレルがそのまま逃げ切って勝った。無理のないペースの逃げで、直線に脚を残していたのが勝因だが、2、3着も内枠を利して先行したダイワドレッサー、ダイワダッチェスが占めた。中山マイル戦の内枠有利を証明するようなレース結果といえそう。
 3、10、7番人気の決着で、3連単は7万9270円。
 勝ったビービーバーレルは騎手時代ツインターボーやアストンマーチャンなどで逃げるのが上手かった中館調教師の管理馬。その現役時代を思い起こさせるような鮮やかな逃げ切り勝ちだった。

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2016年1月 7日 (木)

第1147回クラシックに向けて

 明けましておめでとうございます。
 2016年の競馬も始まりましたが、競馬を読み解くデータとして、今年もスピード指数が皆様のお役に立てることを、心より願っております。
 今年もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

 今週は3日間開催。重賞は3歳クラシックへつながる京都のシンザン記念と、中山が舞台の3歳牝馬のフェアリーS。

 京都のシンザン記念は3歳戦らしく、前走指数上位の馬たちの勝率が高い。

(シンザン記念)
       1着    2着    3着
06年      d   -     A a
07年    C     A      Xa
08年    BYa     d   -
09年    A a   -     -
10年    B a   -      Y
11年     Z    -     -
12年    -     -      Z
13年    DX    -     -
14年    AXa   BYc     d
15年    BXd     d   BZb
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はシゲルノコギリザメ、レインボーライン、ファインニードル、アストラエンブレム、ノーブルマーズ、ロジクライ、ドゥーカ、ピースマインドなどが指数の上位馬だ。
 ただし、2勝をあげているのはシゲルノコギリザメとレインボーラインの2頭だけで、他はすべて1勝馬。さらに、重賞戦で3着内に好走してきたのは、レインボーライン、アストラエンブレム、ノーブルマーズの3頭だけで、例年と比べると小粒なメンバー構成に思える。

 スローペースは必至で上がりの脚は必須条件だとすると、切れる脚のあるアストラエンブレム、レインボーライン、レオナルド、ジュエラー、ショウナンアヴィド、ピースマインドなどが連軸の有力馬候補にあがってくる。
 なかでも、切れる脚が光るのはアストラエンブレムだろう。前走はマイルの重賞サウジアラビアRCを中団から追い込み、メンバー最速の33秒0の脚を使った。それでもわずかに届かず3着だったが、直線に坂がなく、上がりの脚が生きる京都コースなら、連軸の中心に推せる1頭だろう。今回、ルメール騎手への乗り替わりも期待が膨らむ。

 アストラエンブレムに次ぐ差し脚は、レインボーラインとジュエラーが上位だ。
 比較的前々でレースができるレインボーラインだが、ペースが上がっても対応できるスタミナもありそうだ。
 ジュエラーはまだ1戦1勝馬。指数は高くはないが、新馬戦で見せた差し脚の鋭さは魅力的で、ここでも通用するレベルといえそう。
 いまのところ連軸はアストラエンブレムからと考えているが、逆転があるとするとジュエラーが最有力だろう。

 中山のマイルで行われる3歳牝馬のフェアリーS。前走指数上位馬が強いシンザン記念と違って、ランク外の馬たちの台頭が目立つ。1番人気馬は過去9年で3勝をあげているが、人気薄馬の好走もあり、波乱の多いレースだ。

 今年の指数上位馬はダイワダッチェス、アルジャンテ、リセエンヌ、レッドシルヴィ、ビービーバーレル、クードラパン、ラブリーアモンなどだが、2勝馬はクードラパン1頭だけだ。
 スローペースでの差し脚上位は、ラブリーアモン、リセエンヌ、フジマサアクトレス、クードラパン、シーブリーズラブ、ビービーバーレルなどだが、前走、牡馬相手の重賞で4着に好走しているリセエンヌに期待したい。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年      d   -     A a
10年     Zc   D     BXa
11年    -     A b    Ya
12年     Z    -     -
13年    -     -     CXd
14年    -      Xb   -
15年     Zc   A a   -
(スローペース調整値-20/-10)

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