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2016年1月21日 (木)

第1151回1番人気は苦戦続き

 早くも正月競馬は最終週。
 中山のメインレースはアメリカJCC。今年最初のG2戦で、例年、好メンバーが集まるレースだ。
 全体として指数上位馬が強い傾向にあり、前走指数や平均指数の上位馬、過去の指数が高い馬たちが、活躍している。この10年、指数ランク外の馬が勝ったのは1頭だけだった。また、過去10年、1番人気馬は2勝のみ。他の年は3着もなく、1番人気の苦戦が目につく。とはいえ、勝ち馬は全て5番人気までの馬たちが占めており、超人気薄馬の勝利はない。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
06年    -     D     -
07年    D      Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -
14年    DY    -       b
15年      c   A     A

 今年はディサイファ、クランモンタナ、ショウナンバッハ、ショウナンマイティ、スーパームーンなとが前走指数の上位馬たちで、他にマイネルフロスト、サトノラーゼン、フラガラッハ、マイネルディーンなどが、過去の指数や平均指数での上位馬だ。

 例年、G1で戦ってきた底力のある馬たちが連軸の中心になっており、その点から、天皇賞(秋)8着のディサイファ、ダービー2着馬で菊花賞でも5着のサトノラーゼン、ジャパンカップ12着のショウナンバッハ、安田記念3着のショウナンマイティなどが連軸の有力候補になりそう。
 なかでも、明け4歳馬で成長余力があるサトノラーゼンの素質に期待したいと思うが、ここはスローペース気味の流れで差し脚は必須条件のはず。差し脚の鋭さに欠けるのは気になるところだ。差し脚だけならライズトゥフェイム、マイネルディーン、ショウナンバッハ、ショウナンマイティ、ステラウインドなどの方が断然に鋭い。

 スローペースを先行して押し切るレースなら、ディサイファが連軸向きだろう。距離は少し長いかもしれないが、直線で粘るスタミナは最上位だ。

 東海Sは2013年から1月の中京開催に変わった。次週、東京の根岸Sと合わせて、フェブラリーSの前哨戦に位置づけられ、出走馬のレベルは比較的高い。
 今年の指数上位馬は、インカンテーション、ロワジャルダン、グランドシチー、アスカノロマン、ローマンレジェンドなど。

 前走指数上位のインカンテーションは、骨折による休養明けでまだ本調子にないようだし、ローマンレジェンドは負担重量が気になる8歳馬。上がり目はないのではないか。

 使われてきた馬たちのなかで好調なのはロワジャルダンだろう。みやこSを7番人気で勝った後、中京のダートG1チャンピオンズCでは8番人気ながら4着に好走した。ともにダートの強豪相手に、人気薄ながら好レースを続けており、力をつけてきたことは間違いないだろう。ただ、少し気になるのは、2戦とも後方から内をついて伸びていたこと。根性があるといえばそうともいえるが、内が開かず、前が詰まるリスクがないわけではない。杞憂であればよいが。

 先行馬を中心に考えるなら、アスカノロマンだろうか。逃げるモンドグラッセにもチャンスはありそうだ。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    Xc
14年     Xa   C c   B
15年     X    -       BYb
(公営競馬は減戦して計算)

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