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2016年2月23日 (火)

第1160回世代交代

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  フェブラリーSは、ノンコノユメの単勝と、ノンコノユメを軸に3連単の1、2着流しや、ノンコノユメからの馬連も買っていた。
 直線に向いて、ノンコノユメは大外に廻す。しかし、いつもなら、騎手のゴーサインに素早く反応して、一気に駆け上がってくるのに、なぜか、反応が鈍い。直線半ば、ここからという位置でも、ノンコノユメはまだ後方に置かれている。
 ゴールまで残り200メートル。先行集団から抜け出したモーニンが、余力十分の脚色で後続との差を広げていく。
 「モーニンは強いな」と思う一方で、軸馬に取ったノンコノユメはまだ後方。「2着にも届かない」と、あきらめの気持ちも広がっていく。
 それでも、ノンコノユメが意地を見せる。スイッチが入ると、大外からすごいスピードで駆け上がってきたが、しかし、もうゴールまでの距離がない。残り100メートル、一抹の期待を込めながら「行け、行け」と心の中で叫び続けた。ノンコノユメは、ぎりぎり2着に届いた。3着は5歳馬アスカノロマン。馬連は680円と安かったが、3連単は1万6010円。なんとかプラスになる配当にはなった。

 モーニンのベストは1400メートルだろうと、思っていたが、ハイペース気味のマイルを先行して、しっかりとした差し脚を使えたわけで、改めて、心肺機能の強さに加え、距離適性の幅や、素質の高さを知らされることになった。

 片や、ノンコノユメは後方一気の脚質がアダになったとすると、今後も一線級との戦いでは、取りこぼしもあり得るのではないか。それでも今回、届かないような位置から2着にまで上がってこれたのは、まさに素質のたまものというべきだが--。

 勝ったモーニンも、2着のノンコノユメも4歳馬。ダート重賞戦線は古豪の活躍が目立つ舞台だが、世代交代を印象付けるレースになった。

 京都牝馬Sは、秋華賞2着の4歳馬クイーンズリングが1番人気にこたえて勝利。2着に後方から伸びたマジックタイム、3着は先行したウインプリメーラ。直線、一旦は先頭に立ったスナッチマインドは急に内にヨレて、4着に下がった。

 ダイヤモンドSは、雨中の長距離戦になった。全馬、泥まみれ。真っ黒になって直線に向かってきたが、直線の入り口で早めに先頭に立ったトゥインクルが、そのまま差を広げて完勝。泥んこの馬場状態を考えれば、54キロの恵ハンデを生かして早めに仕掛けたことが、正解だったといえそう。最後方から脚を伸ばしたトップハンデ馬のフェイムゲームが4馬身差の2着。さらに5馬身の差がついて、3着は内に入れたファタモルガーナだった。

 小倉大賞典は、直線、差し脚に懸けたアルバートドック、ダコールが1、2着。ネオリアリズムが3着だった。ともに中団より後ろにポジションを取っていた馬たちで、先行馬は総崩れになった。前日の雨で、力のいる馬場状態だったことも先行馬たちには、苦しかったのかもしれない。

 土、日の3場とも、芝コースは雨の影響で馬場状態が悪かった。騎手のコメントを読んでいると、のめってレースにならなかったなど、緩い馬場の適性を敗因にあげている騎手も多かった。予想も同じように、難しい2日間だった。

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