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2016年2月 9日 (火)

第1156回 クラシック戦線の最先端

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 先週の注目のレースはクラシックへ向けての前哨戦、きさらぎ賞だった。
 今年はディープインパクト産駒のなかでも、サトノダイヤモンドとロイカバードが上位の人気を集めたが、結果は1番人気のサトノダイヤモンドの圧倒的なパフォーマンスの前に、他の馬たちはなす術もなかった。

 サトノダイヤモンドは中団後方から徐々に進出して、直線、4番手から追い出しにかかったが、あっという間に後続馬との差を広げ、2着のレプランシュに3馬身以上の差をつけての完勝だった。それはまさに1頭だけだけ次元の違うレースに見えた。サトノダイヤモンドのすぐ後ろからレースを進めた2番人気のローカバードも、サトノダイヤモンドの差し脚についていけず、大きく差をつけられての3着だった。

 ナビグラフを見ると、サトノダイヤモンドの前走の上がり指数が断然なのは当然としても、2着のレプランシュ、3着のロイカバードともに、上がり指数で上位にあった馬たちで、差し脚が問われるレースだったことがわかる。

 勝ったサトノダイヤモンドの指数は80に迫る高指数だったが、上がり指数も上々のレベルで、春に向けても非の打ち所がないレースだったといえるだろう。
 現在のところ、皐月賞からダービーへ、クラシックを目指す有力馬たちの最先端にサトノダイヤモンドが立ったことは間違いない。

 東京新聞杯は超スローペースで逃げたスマートレイアーがそのまま逃げ切り勝ちをおさめた。本来は差し馬のはずのスマートレイアーが、まさか逃げるとは思わなかったが、差し脚のある馬が、いくら何でも遅すぎるだろうと思えるペースで逃げてしまえば、直線でも脚が残っているのは当然だった。結局、スマートレイアーは33秒5の上がりタイムで快勝。他の馬たちも軒並み33秒台、あるいは32秒8という驚異的な上がりタイムを示す馬もいたが、スマートレイアーを捕まえることはできなかった。2、3着馬も3、2番手で先行していたエキストラエンド、マイネルアウラートで、結果的には、典型的な超スローペースでの前残りのレースだった。それにしても、ここは吉田隼人騎手の好判断、好騎乗といえるだろう。

 1番人気に推されたダッシングブレイズは、直線、最内に入れて追い出したものの、内ラチに接触して、浜中騎手が落馬。競走中止になった。仮に内からスムースに伸びたとしても、前が止まらない超スローペースでは、勝利まではむつかしかっただろう。

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