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2016年3月24日 (木)

第1169回逃げ、先行馬に期待

 心浮き立つ桜の便りをのせて、いよいよ春のG1がスタートする。第1弾は中京競馬場の高松宮記念だ。中京競馬場は2012年に新しいコースに生まれ変わった。コース改造後の1番人気馬は1勝、3着2回。指数上は、前走指数上位馬が強いという傾向に大きな変化はないようだ。

(高松宮記念)1着    2着    3着
06年    DZb    Zd   -
07年    CZ    -     AZ
08年    B      Zc   AYa
09年    AYd   DXa   D
10年    CZb    Y    D d
11年(阪神)CYc   B a   -
----------------------
12年    A c    Xc   B
13年    BXc   BZa   -
14年    A     -     B
15年    -(外)   Z    A

 今年の前走指数の上位馬は、ミッキーアイル、ローレルベローチェ、エイシンブルズアイ、ブラヴィッシモ、レッツゴードンキなど。過去の指数ではビッグアーサー、サトノルパン、ハクサンムーンなどが上位に上がってくる。

 最近は、短距離戦で高指数を示す馬が見当たらず、短距離戦線はいささか低調気味。高松宮記念の出走馬も、上がりの鋭い馬が目立つが、90の指数に届かない馬が多い。軽い芝で瞬発力だけのレースをしてきたことの証明かもしれない。しかしながら、新しくなった中京コースはスタミナのいるコースで、素軽いスピードだけの馬たちに合うとは思えない。ここは、先行して粘るスタミナがある馬に有利なのではないか。

 先行力とスタミナの点から注目をしたいのは、前走、阪急杯を久々に逃げて勝ったミッキーアイルだ。デビュー2戦目から、果敢に逃げて5連勝。NHKマイルCも逃げ切って勝っている。それが逃げなくなったと同時に、勝てなくなってしまった。陣営は控える競馬をと考えたようだが、結果からみれば、逃げてこそのミッキーアイルなのは明らか。ただ、ローレルベローチェ、アクティブミノル、ハクサンムーン、レッツゴードンキなど他に逃げたい馬もいて、同型馬との兼ね合いはあるものの、腹をくくって行くしかないと思えば、勝機は開けるのではないか。昨年の高松宮記念では先行して3着。1200の距離も全く問題ない。

 差し脚上位はビッグアーサー、サトノルパン、ウリウリ、アースソニックなどだが、よほどハイペースにならない限り、ミッキーアイルをはじめ、前記の先行力が高い馬たちにチャンスが広がるのではないか。

 日経賞は中山の芝2500メートル戦。指数上位馬が好走しているレースだ。今年はディサイファ、フラガラッハ、サウンズオブアース、マリアライト、ホッコーブレーヴ、ゴールドアクターなどが指数の上位馬だ。

 2500メートルの距離適性はゴールドアクターが最上位。目下、4連勝中で、前走はG1有馬記念を制した。その分、別定重量で他の馬より重い58キロを背負うことになったが、まだ5歳馬と若いし、スタミナもある馬で、克服は可能だろう。
 相手の筆頭、あるいは逆転候補として、有馬記念の2着馬で、やはり距離の合うサウンズオブアースがゴールドアクターの相手筆頭だろう。

(日経賞)  1着    2着    3着
06年    BXa   D     -
07年    AYd    Xd   C c
08年    A a   B d    Yb
09年     Yc   D     -
10年    DYc   AXa   B d
11年(阪神)D      X    A a
12年    -      X    C b
13年     Xa   -     C c
14年    AZc   -     B d
15年    B      Y     Y

 マーチSはダートのハンデ戦。ハンデ戦の割には、指数上位馬がよく頑張っており、特に過去10年のうち9年で連対している平均指数上位馬の活躍が目立つ。

 今年の平均指数の上位馬はバスタータイプ、ドコフクカゼ、モズライジン、クリノスターオー、グランドシチーなど。他に、前走指数、過去の指数などで、イッシンドウタイ、サンマルデューク、トウショウフリーク、ソロルなども上がってくる。

 ペースは、スタミナが問われる厳しい流れになりそうで、前残りならクリノスターオーやイッシンドウタイ、バスタータイプなどにチャンスがありそうだが、後方からの差し馬でも届く展開も考えられる。ダートの鋭い瞬発力があるドコフクカゼ、マイネルクロップからの手もあるだろう。

(マーチS) 1着    2着    3着
06年    B b   -      Yd
07年    -     C b   BYd
08年    B     -       b
09年    AXa   C     -
10年     Yb   -       d
11年(阪神) Xa   -      Z
12年    B b   -      Yb
13年     Ya    Xb   C
14年      d   B     B
15年    B       c    Zb

 3歳馬の重賞・毎日杯は、ABCなど前走指数上位馬が中心。今年はアーバンキッド、タイセイサミット、ロワアブソリュー、スマートオーディンが前走指数の上位馬。他にディープエクシード、キャノンストーム、レインボーフラッグなども過去の指数などでの上位馬だ。

 スローペース必至だとすると、長くいい脚を使えるスマートオーディンが有力になりそう。前走の共同通信杯では初めての苦しいペースに戸惑ったのか、直線伸びがなく6着だったが、それもまた、経験として力に変わってくるのではないか。

 他に、差し脚上位のレインボーフラッグ、タイセイサミット、アーバンキッドが連軸候補になりそう。

(毎日杯)  1着    2着    3着
07年    -       d   CXb
08年    B     -     -
09年    A c   -     -
10年    BX    DYa   -
11年    B     -     -
12年    B     -      Y
13年    A     -     BYa
14年    -     -     -
15年    BXa   -     A
(スローペース調整-15/-5)

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