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2016年3月10日 (木)

第1165回難解なハンデ戦

 桜花賞を目指す牝馬たちのフィリーズレビューが注目のレース。3着馬までに桜花賞の優先出走権が与えられる。
 3歳牝馬の重賞戦で、本来なら前走指数の上位馬が中心になるレースだが、前走指数上位馬は2勝どまりで、精彩を欠く。かわって、過去の指数の高いXYZ馬が5勝、7連対と、まずまずの成績を上げている。ただし、ランク外の馬も多く活躍して、荒れる傾向が強く、一筋縄ではいかない。当然、指数が低い馬にも注意がいる。

(フィリーズレビュー)
      1着    2着    3着
06年    -     BYb   -
07年    AXb   -     C d
08年    -     -     -
09年     X    -      Z
10年    -     DZb   AXc
11年    -     B a   -
12年    AZb   DXa   -
13年     Ya    Zc   -
14年     Z    -     -
15年    -     -     AXc
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、アットザシーサイド、キャンディバローズ、メイショウスイヅキ、カトルラポール、ワンダフルラッシュ、ソルヴェイグ、ボーダレス、ナタリーバローズなどが指数の上位馬たちだ。

 なかでも、前走指数上位馬はアットザシーサイド、キャンディバローズ、メイショウスイヅキなど、2歳G1阪神ジュベナイルF組が占めており、実績からも中心にとりたいと思える馬たちだ。ただ、指数が高い要因は同世代牝馬のトップを行くメジャーエンブレムが逃げて、スローペースにならなかったためだ。そこで5着だったアットザシーサイドは、前の馬たちの脚が止まったところを、後方から追い込んできたもので、少し展開に恵まれたとみるべきだろう。

 例年、長くいい脚を使ってきた馬たちが中心になっており、その点からはメイショウスイヅキ、ボーダレス、キャンディバローズ、ダイアナヘイロー、エターナルユース、リルティングインクなどが、有力な連軸候補に上がってきそうだ。

 阪神の内回りコースの芝1400メートルは、極端なスローペースはないはず。早めに仕掛けてもバテない差し脚が問われそうで、過去9年、前走、マイル戦を使っていた馬たちが勝ち続けている傾向にもうなづける。
 前走、マイルG1阪神ジュベナイルFを使ってきた差し脚上位のメイショウスイヅキ、キャンディバローズに注目したいと思うが、ダイアナヘイロー、リルティングインクにもチャンスはあるはず。

 中山牝馬Sも波乱が多いレースだ。もともと、あてにしにくい牝馬戦に加えて、ハンデ戦となれば荒れない方がおかしい。1番人気馬は10年で2勝、3着1回だけと、不振が続く。また、トップハンデ馬も苦しい戦いを強いられており、今年のトップハンデ馬ルージュバック、ノボリディアーナはどうだろうか。

 今年の指数上位馬は、レイヌドネージュ、アースライズ、ヴィルジニア、シュンドルボン、アルマディヴァン、シングウィズジョイ、クインズミラーグロなど。
 牝馬戦だけに、差し脚比べが基本で、鋭い差し脚は必須条件。その差し脚の条件を備えているのは、シュンドルボン、ヴィルジニア、アースライズ、レイヌドネージュ、リーサルウェポンなどだが、底力もあるシュンドルボン、アースライズに期待したい。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
06年     Xb   -     -
07年    -     C d   -
08年    -     -     CYa
09年     Xc   -     -
10年     Yb   -     -
11年(阪神)  b   -     -
12年    -     -     B
13年     Z     Y    c
14年    A b     d   -
15年     Z    A a   B

 春の開催に変わって今年で5年目になる中日新聞杯もハンデ戦。
 今年の指数の上位馬は、バウンスシャッセ、ヤマニンボワラクテ、クルーガー、ヒストリカル、サトノノブレス、ショウナンバッハ、ブライトエンブレム、ケツァルテナンゴ、レコンダイトなど。
 中京コース向きのスタミナがありそうなバウンスシャッセ、ショウナンバッハ、ヤマニンボワラクテの差し脚を上位に見ているが、長くいい脚を使えるクルーガー、ライズトゥフェイム、ケツァルテナンゴ、ロンギングダンサーなどの素軽い差し脚も気になる。

(中日新聞杯)
       1着    2着    3着
12年    D     -     A a
13年    B c   B     A b
14年    -     -     -
15年    -     A     -

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