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2016年3月17日 (木)

第1167回長距離適性を評価

 春の天皇賞を目指す前哨戦が今週の阪神大賞典。過去10年、1番人気馬は4勝、2着3回、3着2回と安定しており、3着にも入れなかったのは10年間で1度だけ。比較的堅いレースだ。指数上は、過去10年のうち9年で連対している平均指数上位馬や、過去の指数が高い馬たちが中心になっている。過去10年、指数上ランク外の馬が勝ったのは2頭だけで、勝ち馬は指数上位馬から取るのがセオリーのようだ。

(阪神大賞典)
       1着    2着    3着
06年    DXa   C      Yd
07年    AZa   D     BX
08年    -      Xa   AZb
09年    BYc   D     D
10年    CZc   -     A d
11年    A     D      Yd
12年    -     CXa   A
13年    AXa   D     C d
14年    BXa   -     DXc
15年     Ya     d    Yb
(海外レースは減戦して集計)

 今年は、トーホウジャッカル、カレンミロティック、アドマイヤデウス、タマモベストプレイ、タンタアレグリア、アドマイヤフライトなどが指数の上位馬だ。

 想定されるペースはスローペースで、差し脚比べのレースになるはず。差し脚ではシュヴァルグラン、アドマイヤフライト、アドマイヤデウス、トーホウジャッカル、タンタアレグリア、カレンミロティックなどが上位だが、スローペースとはいえ、3000メートルの距離をこなすスタミナは求められるはず。長距離の適性があり、差し脚でも上位はタンタアレグリア、トーホウジャッカルだろう。

 タンタアレグリアは昨年の菊花賞で4着だった4歳馬。前走、雨で馬場状態が悪かった3400メートル戦のダイヤモンドSでは、1番人気に支持され、先行してよく粘ったが4着。脚を取られるような泥んこ馬場が合わなかったのは確かで、馬場状態が良ければ、巻き返しは可能だろう。

 5歳のトーホウジャッカルは一昨年前の菊花賞馬。菊花賞を勝った後、2200メートルの宝塚記念、2000メートルの札幌記念を戦ったが、4着、8着と苦戦。距離が合わなかったのかもしれない。その後、休養を挟んで、ここが復帰初戦。休み明けは苦しいかもしれないが、距離適性は魅力的にみえる。

 2頭に迫るのが、差し脚が鋭いシュヴァルグランだ。2400メートルまでの距離経験しかなく、3000メートルの距離適性は未知数だが、スローペースの流れなら、こなせるかもしれない。得意の差し脚で、一気に浮上することもありそうだ。

 スプリングSは皐月賞のトライアルレース。上位3頭に優先出走権が与えられる。
 指数上は、前走指数上位馬が有力だが、ランク外の馬も活躍しており、スローペースで指数を下げている馬にも注意がいる。
 今年は、マウントロブソン、マイネルハニー、アドマイヤモラール、プランスシャルマン、ハレルヤボーイ、ロードクエスト、ケンホファヴァルトなどが指数の上位馬だ。

 スローペース気味の流れで、差し脚は必須条件だろう。ミッキーロケット、ロードクエスト、マイネルハニー、ハレルヤボーイなどの差し脚が上位だが、前走、ホープフルSで最後方から2着に押し上げてきたロードクエストを中心にとりたい。

 ここまで3戦2勝、2着1回。前走の2着も4角で不利があってのこと。力負けではなかったと陣営は判断している。後方一気の脚質で、ペースや展開に左右されることもありえるが、スタミナや底力はあるはずで、安定感からも上位に評価したい。 
 他では、指数のランク馬ではないが、先行力があり、差し脚も鋭い2戦2勝のドレッドノータスも有力だろう。

(スプリングS)
       1着    2着    3着
06年    AYb   CXa   B
07年    -     B      X
08年    -     -     BYb
09年    C     -      Z
10年    -     -     AZa
11年(阪神)CZ     Xa   -
12年    CYd   -      Yc
13年    A c    Yb    Zd
14年    -     A d    Xa
15年    D     A     BXa
(スローペース調整-15/-5)

 3歳牝馬のフラワーCは、前走指数上位馬が中心。
 今年の指数上位は、ヴィブロス、ラブリーアモン、ルフォール、ゲッカコウ、ペルソナリテ、ゴッドカリビアン、ギモーヴなどだ。
 牝馬の中距離戦でスローペースは必至。先行力があり、差し脚も使えるゲッカコウ、エンジェルフェイス、ギモーヴなどが連軸向きだろう。

(フラワーC)
       1着    2着    3着
06年    D c   BYd   -
07年    A a   -     C
08年    A a   C c   A b
09年    -      Yb   -
10年    BXa   C c   -
11年(阪神)-     B c   -
12年     Xa   -      Xc
13年    -     C     -
14年    A     BXa   -(2着同着)
15年    B b   -     -
(スローペース調整-20/-10)

 中京競馬場の3歳重賞ファルコンSは、距離が1400メートルに替わって今年で5年目を迎えた。過去4年は、平均指数の上位馬が好成績をあげている。
 今年はトウショウドラフタ、ペイシャフェリシタ、バシレウスライオン、メイショウシャチ、シゲルノコギリザメ、ルグランフリソン、マディディなどが指数の上位馬だ。

 近走、1400戦での高い指数で抜けているのがトウショウドラフタだ。京王杯2歳Sの後、目下2連勝中。トウショウドラフタは差し脚がしっかりとしているのが強味だ。前走、後方から直線では、狭い最内に入れても、ひるむことなく抜け出し、あっという間に3馬身差をつけて、完勝だった。このメンバーならスローペースはないはずで、流れも向くはず。連軸の中心に推したい。

 他では、休み明けでもシュウジ。前走、朝日杯では5着だったが、デビュー以来5戦3勝は伊達ではないはず。人気薄では、初芝戦になるモンスターキング。芝でも通用する瞬発力が気になる。

 (ファルコンS)
       1着    2着    3着
12年      d    Xa   D
13年    -       b    Xb
14年    BXa   C a    Z
15年    -       d   -
(スローペース調整-20/-10)

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