« 第1162回4歳世代の台頭 | トップページ | 第1164回クラシックの有力馬たち »

2016年3月 3日 (木)

第1163回リオンディーズVSマカヒキ

 皐月賞の優先出走権を争う弥生賞が今週のメイン。3歳馬のクラシックを目指す戦いも、いよいよ本番だ。
 過去10年、弥生賞の連対馬は、過去の指数が高いXYZ馬や、前走指数の高いABCD馬などが連軸の中心を担っている。ただ、スローペースになりがちで、ランク外でも差し脚の鋭い馬たちには要注意だ。

(弥生賞)  1着    2着    3着    
06年    BZd   BXa    Yb
07年    AX    -     -
08年    -      Z    AXc
09年    AXa   -      Z
10年    B     AXb   C a
11年    CZb   CXc   A d
12年    -     DXd   A a
13年     Zc    Y    AXb
14年    C      Z    A a
15年    -     -       c
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、リオンディーズ、タイセイサミット、エアスピネル、ケンホファヴァルト、イマジンザット、ヴィガーエッジ、モウカッテルなどが指数の上位馬たちだ。

 弥生賞は中山の2000メートル戦。スローペースになりがちで、長く使える差し脚は必須条件だろう。スローペースの差し脚は、マカヒキ、リオンディーズ、タイセイサミット、エアスピネルなどが鋭いが、とりわけ、リオンディーズ、マカヒキの2頭の差し脚が抜けた存在に見える。

 リオンディーズとマカヒキはともに2戦2勝馬。リオンディーズは新馬戦を勝った後、朝日杯FSも勝って、最優秀2歳牡馬にも選ばれた。マイル戦の朝日杯では、最後方から直線一気の差し脚を見せて快勝した。長く使える差し脚から想像すると、マイルよりも距離が伸びた方が、より持ち味が生かせそうで、連軸の中心に推せるだろう。

 リオンディーズに迫るのがマカヒキだ。前走、超スーペースの若駒Sを中団後方から鋭い差し脚を伸ばして完勝。前走の差し脚の鋭さではリオンディーズを上回っており、ペースによっては直線のたたき合いを制しての逆転があるかもしれない。ただ、弥生賞がスローペースになりがちといっても、極端な超スローペースはないはずで、ペースの対応力が問われるだろう。
 2頭に割って入るとしたら、差し脚のあるタイセイサミット、エアスピネルに加え、先行力のあるアドマイヤエイカン、ケンホファヴァルトなどだろう。

 チューリップ賞も桜花賞の優先出走権が与えられるトライアル。弥生賞同様、前走指数や過去の指数で上位の馬たちが活躍しているレースだ。
 今年は、ウインファビラス、ブランボヌール、シンハライト、エルビッシュ、ジュエラー、フォールインラブ、クィーンズベスト、デンコウアンジュなどが指数の上位馬。

 チューリップ賞は12月の2歳G1阪神JFと同じコース、同じ距離のレースで、当然というか、阪神JFの上位馬が活躍する傾向が強い。
 阪神JFは好スタートから先行、直線に向くと早々に先頭に立ったメジャーエンブレムがそのまま押し切るレースだった。中団からじりじり脚を伸ばして2着に上がってきたのがウインファビラス。そのウインファビラスの後ろに位置していたのが3着のブランボヌールだったが、直線はウインファビラスと同じ脚色になってしまって、上位馬を追い詰めることはできなかった。7着デンコウアンジュは先行して直線、脚が止まった。8着クロコスミア、9着アドマイヤリードなどは後方から中団まで押し上げるのが精いっぱいだった。

 阪神JFの結果からは、2着に最先着したウインファビラス、3着のブランボヌールが中心になりそうだが、差し脚では抜けたレベルになく、追い比べで他の馬に後れを取ることもありそう。
 切れる差し脚だけなら、レッドアヴァンセ、デンコウアンジュ、フォールインラブ、クィーンズベスト、シンハライトなどの方が鋭い。デンコウアンジュの巻き返しも気になるが、前走、超スローペースを後方から一気の脚で差し切ったレッドアヴァンセの差し脚が魅力的だ。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
06年     Z    CYd   -
07年    AXa   BZ    -
08年      c   AYa   BXb
09年    AZa   -     -
10年    -     B     -
11年     Xa    Zd   C
12年    -     CXc   A
13年    B     -      Yd
14年    BX    -     D
15年    DYc   A a   AYd
(スローペース調整は-20/-10)

 芝1200のオーシャンSは、過去10年のうち、9年で連対している前走指数の上位馬が連軸の中心。今年はスノードラゴン、スギノエンデバー、カハラビスティー、ワキノブレイブ、ネロ、ハクサンムーンなどが指数上位馬だ。

 例年、先行馬が粘る傾向があり、ハクサンムーン、ネロ、カハラビスティー、サカジロロイヤル、ワキノブレイブ、アルビアーノなどの先行力が生きるのではないか。重賞実績ではハクサンムーンだが、7歳馬で上がり目はないだろう。あるいは、NHKマイルC2着、前走はマイルCC5着の4歳牝馬アルビアーノからの手もあるだろう。

 ただ、比較的波乱も多く、思い切った狙いも必要なレースだ。ならば、前走、初の古馬重賞で9着だったが、(2201)と中山1200が得意なネロの巻き返しに懸けるのも悪くないかもしれない。
 差し脚ならエイシンブルズアイ、スノードラゴン、スギノエンデバーなどが鋭い。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着   
06年    -     D     -
07年     Xb   -     -
08年    C     -     C
09年    A b   -     -
10年    BZc   -      Y 
11年    -     CXb   AYa
12年    C     -     -
13年    AYb   BXa   -
14年    D     -      Z
15年    A      Y      a

|

« 第1162回4歳世代の台頭 | トップページ | 第1164回クラシックの有力馬たち »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/63294510

この記事へのトラックバック一覧です: 第1163回リオンディーズVSマカヒキ:

« 第1162回4歳世代の台頭 | トップページ | 第1164回クラシックの有力馬たち »