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2016年4月19日 (火)

第1176回底力

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 皐月賞。
 リスペクトアースが逃げ、2番手にリオンディーズ、中団にサトノダイヤモンド、後方にマカヒキが控える。この日、中山の馬場状態が非常に良かったことも影響したのだろうか、今年のペースは、事前に想像していたものとは違って、かなり早くなった。

 3コーナーを過ぎてもペースはよどみなく流れていたが、3コーナーを過ぎると逃げていたリスペクトアースが早々と脱落して、押し出されるようにリオンディーズが先頭に立った。

 直線、先頭を行くリオンディーズに、エアスピネル、サトノダイヤモンドが迫る。外から一気に脚を伸ばしたディーマジェスティがあっさりと3頭を交していく。さらに後方にいたマカヒキも襲いかかって、リオンディーズ、エアスピネル、サトノダイヤモンドを抜き去るが、勢いのあるディーマジェスティの脚がまさっていた。勝ったのはディーマジェスティ、2着にマカヒキ。3着はサトノダイヤモンドが入った。リオンディーズは直線の斜行で5着に降着。4着に繰り上がったのがエアスピネルだった。

 速いタイムの決着になったが、リオンディーズも、エアスピネル、サトノダイヤモンドも、ともに上位に粘り込んでいる。厳しいペースであればあるほど、力のある馬なら先行しても粘り切れることを示して見せた。まさに底力を感じさせるレースだった。ただ、道中、早いペースのせいで、直線は脚が上がったのも確か。そこをついたのが後方待機策から一気の差し脚で勝ったディーマジェスティと2着のマカヒキだった。ディーマジェスティの上がりタイムは34秒0、マカヒキはメンバー最速の上がりで33秒9を示した。サトノダイヤモンドの34秒8、リオンディーズの36秒1と比べると、直線での脚色の違いは、明らかだった。

 アンタレスSは、ダートに転戦して負けなしのアウォーディーが4連勝を飾った。2着のアスカノロマンとは半馬身差だったが、まだ余力があるレースぶりにみえた。 
 アウォーディーは6歳馬で、すでに芝で26戦、ダートで4戦を消化しており、年齢からも大きな上積みは考えにくいはずだが、今回、スピード指数は自己ベストの94を記録して、ダートの適性はかなり高いことをうかがわせる。
 遅れてきたダート界の新星になれるだろうか。

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