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2016年4月 5日 (火)

第1172回ペースの明暗

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 5頭のG1馬が集まった今年の大阪杯。人気を集めたのはラブリーデイ、2番人気はアンビシャス、3番人気ヌーヴォレコルトだった。

 前走、有馬記念を逃げて3着のキタサンブラックがここでも先頭に立った。すかさず、アンビシャスが2番手に、ヌーヴォレコルト、マイネルラクリマが3番手につけた。
 キタサンブラックはペースを落してマイペースで逃げ、脚を残したまま直線に向く。そのままゴール直前まで先頭に立っていたが、ゴールの50メートルほど手前で、2番手から勢いよく脚を伸ばしたアンビシャスに交され、勝利を譲ることになった。

 逃げたキタサンブラックの上がりタイムが33秒6、2番手から勝利をつかんだアンビシャスの上がりタイムが33秒4では、中団以降の馬たちにチャンスはなかった。5番手から33秒3の最速の上がりを示したショウナンパンドラが3着。上がり33秒4のラブリーデイが4着という結果だった。

 阪神の内回りコースでスローペースになれば、先行馬が有利になるのは間違いない。いつもは後方に控えるアンビシャスだが、スローペースを読み切って、早々に先行集団につけた横山典騎手の作戦勝ちだったといえるだろう。

 一方で、そのスローペースに泣かされたのがラブリーデイだった。スタート直後、内から好位を取りにいくところ、ヌーヴォレコルトに前をカットされて、位置取りが後ろになってしまった。結局、先行できず、内に閉じ込められたまま直線に向いたが、すでに勝負はついていた。スローペースに、先行できなかったのが最後まで響いた。

 中山のダービー卿CTは、唯一頭の牝馬マジックタイムが、直線、ポッカリと開いた最内に入れ、前を行くロゴタイプをとらえて、重賞初タイトルを手にした。
 マジックタイムは3、4走前、スローペースのマイル戦で示した上がり指数が優秀で、このメンバーでは最上位にあった。ここもペースが落ち着き、自慢の差し脚が生きるレースになったこと、うまく最内が開いたことも、幸いしたのだろう。

 勝ったマジックタイムは53キロの恵ハンデ馬で5番人気、58キロのトップハンデを背負っていた2着のロゴタイプは4番人気、3着サトノアラジンは57キロの2番人気馬だった。個人的には、逃げた遅生まれの4歳馬キャンベルジュニアに期待していたが、直線半ばで失速して、力及ばずの8着だった。トップハンデを背負いながらも2着に粘ったロゴタイプの頑張りが印象に残ったレースだった。

 中山の桜は満開だった。桜が似合うのは牝馬だろう。

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