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2016年5月10日 (火)

第1182回自分のペースなら

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 NHKマイルC。
 メジャーエンブレムは好スタートからハナに立つと、そのままペースを上げて逃げた。直線なかば、それまでくらいついていた先行馬たちはペースについていけず後退。坂を上がるとメジャーエンブレムはさらに差を広げにかかる。ゴールまで残り100メートル、先行馬に代わって、後方にいたロードクエストが脚を伸ばして迫ってきたが、メジャーエンブレムをとらえることはできなかった。メジャーエンブレムはそのまま押し切ってNHKマイルCの勝利を手にした。2着に上がりタイム最速のロードクエスト、3着にレインボーラインが入った。

 自分のスタイルでレースができれば、やっぱりメジャーエンブレムは強かったし、逃げられずに4着におわった桜花賞の雪辱を晴らしたレースにもなった。ルメール騎手もほっとしたことだろう。

 メジャーエンブレムのNHKマイルCのラップ(上段)と、クイーンCのラップ(下段)を比べてみた。
12秒3-10秒7-11秒3-11秒7-11秒7-11秒3-11秒5-12秒3
12秒3-10秒8-11秒3-11秒7-11秒7-11秒2-11秒6-11秒9

 東京と阪神では直線の長さや、直線の坂の違いはあるものの、最後の1ハロンのタイムにコンマ4秒の差があるのが目立つだけで、あとはほぼ同じラップを踏んでいる。いま使っている30版の基準タイムは、阪神の1600と東京の1600の基準タイムは同じタイムで、さらにクイーンCの当日と、NHKマイルCの日の馬場指数も偶然に同じだったから、タイム差がそのまま指数差を表し、実に比較しやすい。この点から、メジャーエンブレムは、ほぼ自分のペースで走り切ったといえる。ただ、クイーンCの方が最後の1ハロンのラップが良く、その分少し指数が高くでる。NHKマイルCは余力残しとまではいわないまでも、まだ、指数の伸びがあっても不思議ではなかった。

 スローペースになった京都新聞杯は、直線、差し脚上位のスマートオーディンが後方から一気に浮上し、先行していたアグネスフォルテをとらえて快勝した。3着はロイカバード。スローペースもあり、レースとしては平凡な内容で、このままダービーにつながるとは思えない。

 新潟大賞典は8歳の古豪パッションダンスが勝った。2着にフルーキー、3着にシャイニープリンス。スローペースになって、先行馬たちに向く展開で、パッションダンスも3番手から伸び、2着のフルーキーは中団から、3着のシャイニープリンスは4、5番手で先行していた馬たちだった。10番人気、1番人気、8番人気の入線順で、指数上は(Yc-AX-C)の決着だった。

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