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2016年5月24日 (火)

第1186回シンハライトの底力

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 初夏らしい季節になった。この時期の東京競馬場は、視界いっぱいに広がるターフが緑の輝きに満ちて、一番美しい。

 オークスは桜花賞2着のシンハライトが1番人気だった。
 内枠をひいたので、悪くても中団からのレースになるのだろうと想像していたが、シンハライトは後方からになってしまった。シンハライトは後方の内のまま、じっと動かず、手綱を取った池添騎手は直線に懸けているようだった。

 直線に向いてもシンハライトは外には出さず、馬群に突っ込んでいってスペースを探すが、ごちゃついて前が開かず、どこにも出しどころがなかった。直線なかば、外に振って開いたスペースをついたが、馬体を合わせて伸びようとしたデンコウアンジュとぶつかり、外にはじき飛ばしてしまう。(この騎乗で池添騎手は次週2日間の騎乗停止)

 しかし、そこからがシンハライトの真骨頂だった。ひるむ気配もみせず、最後の100メートルの脚色は1頭だけ断然の鋭さで、あっという間に馬群を突き抜けてきた。内で早々と先頭に立っていたビッシュをとらえると、外から伸びてきたチェッキーノも抑え込んで、輝く77代目のオークス馬となった。

 2着のチェッキーノとはクビの差だったが、スムースさを欠いた直線にもかかわらず、最後100メートルで突き抜けた差し脚は、着差以上の強さで、シンハライトの底力を感じさせるに十分なものだった。

 レースは後方からの鋭い差し脚を使ったシンハライト、チェッキーノが1、2着だったわけだが、3着のビッシュは比較的前々でレースを進めていた1頭だった。直線、早め先頭から差のない3着に粘ったのは、同馬の手綱を取った名手M・デムーロ騎手の腕もさることながら、ビッシュ自身のスタミナと資質は高く評価できるだろう。

 平安Sは、58キロを背負って果敢に逃げ、直線はさらに差を広げた1番人気のアスカノロマンが大勝した。2着に3番人気のクリノスターオー、3着に4番人気のクリソライトが入ったが、ともに先行していた馬たちで、力のある馬たちが先行して、そのまま押し切るレースだった。後方から追い込んできたのは4着のサンマルデュークだけ。後続馬たちには全く出番がなかった。

 今週は、いよいよダービー。晴れるといいな。

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