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2016年5月17日 (火)

第1184回7歳牝馬の勝利

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 牝馬限定戦は、若さがものをいう。だから、今年のヴィクトリアマイルでは、昨年の女王で、昨年秋には牡馬相手にG1スプリンターズSも勝ち、過去の指数が高く、2走前の上がり指数も上位2番手にあったとしても、7歳になったストレイトガールの勝利はないだろうと、決め込んでいた。それが、実にあっさりと突き抜けて完勝してしまった。

 ストレイトガールは、向こう正面では人気のミッキークイーン、ショウナンパンドラと前後して、後方集団でレースを進めていた。直線に向くと、池添騎手のショウナンパンドラは外に、戸崎騎手のストレイトガールは内に進路を取った。レース後「今日の馬場であまり外を回すのは嫌だった」と戸崎騎手はコメントしていたが、あらかじめ決めていた作戦だったようだ。しかし、内には入れたものの、前が壁なって簡単には抜け出せないように見えた。ところが、直線の半ば、すぐ前で壁になっていたマジックタイムが外に持ち出したために、ストレイトガールの前がぽっかりと開いた。それがゴールの手前300メートルあたり。あとは一気に追い出すだけだった。上手くいく時は、全てがうまくいく。

 遅れて内をついたミッキークイーンが2着、外から鋭い差し脚を伸ばしたショウナンパンドラが3着。上位3頭の上がりタイムは33秒4、33秒6、33秒5。この日の馬場状態の良さを反映した速い上がりタイムだった。先行馬で唯1頭、上位に残ったのは4着のスマートレイアーだけで、平均ペースで流れ、先行馬の脚が止まって、差し脚勝負になったのも、上位馬には幸運だったのだろう。

 以前に比べると、牝馬も競走馬として長く使われる傾向にあるとはいえ、7歳牝馬がG1を勝つとは驚き。熟女の頑張りに拍手。

 京王杯スプリングCは、サトノアラジンが32秒4の上がりタイムで、後方から一気の差し切り勝ちをみせた。サンライズメジャーも後方から同タイムの上がりで2着を確保、先行して粘ったロサギガンティアが3着だった。1、2着馬はヴィクトリアマイルの勝ち馬よりも1秒も早い驚異的な上がりタイムだ。スローペース気味の流れに加え、東京の芝はAコースからBコースに変わったばかりで、馬場状態の良さがもたらした上がりタイムなのだろう。それにしても、32秒4は、驚くほどに速い。

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