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2016年5月31日 (火)

第1188回盛り上がったダービー

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 朝から東京競馬場の雰囲気が違っていた。第1レースがスタートして、馬群が直線に向くと、空一面を覆うように分厚い大歓声が湧き上がり、レースの実況放送が全く聞きとれなくなった。1レースからこんなに盛り上がることは久しくなかった。その熱気は最終レースまで続いた。

 今年のダービー当日は昨年と比べて1万人ほど入場者が増え、最終的には13万9000人以上の入場者だったとか。先週のオークスの日曜日は9時半ごろでもまだ指定席が空いている状態で、少し競馬人気に不安とかげりを感じたばかりだったが、さすがにダービーは押し寄せるファンのエネルギーの熱さと大きさが違う。

 それにしても、何よりもまず、競馬は馬が主役。オグリキャップ、ナリタブライアン、ディープインパクト、ウオッカ、オルフェーブルなど、その時代、時代のスターホースが我々の心を引き付けてきた。今年は、力の差がない皐月賞の上位馬たちがそろって元気に出走して、人気を分け合っていたのもよかったのだろう。

 今年のダービーは、中団の後ろに控えていたマカヒキとサトノダイヤモンドが、直線、ゴール手前200メートルから馬体を合わせて脚を伸ばし、ゴールまでデッドヒートを繰り広げた。写真判定の結果、数センチの差でマカヒキが第83代のダービー馬の栄冠を手にした。直線、2頭に少し遅れてディーマジェスティが激しく追ってきたが、マカヒキとサトノダイヤモンドには半馬身及ばず、3着だった。川田騎手がダービージョッキーになって、史上8人目になる5大クラシック完全制覇を果たした。残念ながら、蛯名騎手は今年もダービージョッキーにはなれなかった。「運がなかった」という蛯名騎手のつぶやきが、心に残った。

 勝ったマカヒキは皐月賞の2着馬、2着のサトノダイヤモンドは皐月賞3着馬、皐月賞馬のディーマジェスティが3着。4着のエアスピネル、5着のリオンディーズも皐月賞の上位馬たちで、今年のダービーは皐月賞の上位馬が、若干の着順の違いはあったものの、上位を独占。とくに、皐月賞、ダービーともに上位に活躍したマカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティの3頭は間違いなく世代トップの3強といえそうで、これからの競馬人気をリードするヒーロー候補だろう。

 目黒記念は、直線の叩き合いを制した3番人気の4歳馬クリプトグラムが3連勝で重賞初制覇を果たした。クビ差の2着に1番人気のマリアライト、3着は8番人気のヒットザターゲットだった。

 いつものことだが、ダービーが終わると、1年間の疲れがどっとでてくるが、気持ちの休まる間もなく、今週末の開催からは新馬戦もスタート。また、新しいダービー馬、ヒーロー探しが始まる。

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