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2016年5月 5日 (木)

第1181回マイルの適性を評価

 今週のNHKマイルCは荒れる傾向が強い。1番人気馬は過去10年で5勝、2着1回とそこそこだが、2番人気は苦戦続きで、2着1回、3着1回だけ。例年、10番人気以下の馬たちの台頭もあって、3連単の配当が10万円以下だったのは3度だけだ。
 指数上は前走指数上位馬や、過去の指数上位馬が連軸の中心になっている。

(NHKマイルC)
       1着    2着    3着
06年    -     D a   -
07年    -     AXc   -
08年    A a   B     -
09年    -     -     -
10年    -     C     A a
11年     X    -     -
12年    D      Zc   -
13年     Y    -     -
14年    DYc   B     CZ
15年    AZb   -     -
(スローペース調整-10/0)

 今年は、ロードクエスト、イモータル、ダンツプリウス、ストーミーシー、エクラミレネール、メジャーエンブレム、トウショウドラフタなどが指数の上位馬たちだ。

 過去の連対馬の前走は、マイルのニュージーランドT組が5勝、2着2回と最上位。距離適性は重要なポイントだろう。
 近走、マイル戦で高指数を示しているのはメジャーエンブレム、ダンツプリウス、ストーミーシー、レインボーラインなど。 なかでも牝馬のメジャーエンブレムの指数が最も高い。

 メジャーエンブレムはマイルの阪神JFを2番手から差し切り勝ち。続くマイルのクイーンCでも高指数で逃げ切って勝ったように、ペースを上げて逃げるか、2番手から早めに差し切るレースがこの馬の好走パターンだ。前走の桜花賞では、いつものようにハナに立てず、内に入ったままスローペースを中団から追走する形になってしまった。直線、馬群を割って伸びてきたが、外から一気の差し脚を見せた馬たちとの、上がりの脚の勢いの差は明らかで、結果は4着どまりだった。

 もともと鋭い差し脚がある馬ではないから、スローペースの追い比べでは分が悪かったはず。 このNHKマイルカップでも、速いペースで逃げるか、悪くても2、3番手からのレースができるかどうかにかかっているが、陣営も「自分の競馬をするだけ」とコメントしているように、戦法に迷いはないはず。距離適性最上位のメジャーエンブレムを連軸の中心にとりたいと考えている。

 相手の筆頭は、皐月賞8着ながら、長くいい脚を使えるロードクエスト。マイルの新潟2歳Sを快勝しており、マイル方が距離の適性が高いかもしれない。
 他では、マイルのニュージーランドTの勝ち馬ダンツプリウス。毎日杯2着のアーバンキッドなどを、メジャーエンブレムの相手の上位に取りたい。

 3歳戦の京都新聞杯は、前走指数上位馬や平均指数の上位馬が中心。
 今年の指数上位馬は、ロイカバード、ブラックスピネル、ゼンノタヂカラオ、スマートオーディン、アグネスフォルテなどだ。
 スローペース必至で、直線、差し脚上位のスマートオーディン、ブラックスピネルが浮上してきそうだ。底力のある、きさらぎ賞3着のロイカバードの逆転も。

(京都新聞杯)1着    2着    3着
06年     Yd    Xa   A c
07年    BYb   B c   -
08年    -     A b   -
09年    AXb   D       d
10年    AYc   CZb   B a
11年    -     AYa   B
12年    D     AXa     c
13年    BXa   -     -
14年    -       d   -
15年    -     -     C
(スローペース調整-15/-5)

 新潟大賞典はハンデ戦とはいえ、前走指数の上位馬の連対率が高い。
 今年は、フルーキー、サトノギャラント、シャイニープリンス、ダコールなどが、連軸向きの前走指数の上位馬馬たち。他にサトノラーゼン、パッションダンス、ダービーフィズ、ベルーフなども指数上のランク馬だ。

 トップハンデ馬は58キロのダコール、次いで57.5キロのフルーキーと続く。昨年は57キロのトップハンデを背負ったダコールが勝ったが、さすがに今年の58キロのハンデは厳しいだろう。底力のあるフルーキーもハンデからは手を出しにくい。

 素質が高いのは4歳馬サトノラーゼンだろう。ここは休み明けになるが、京都新聞杯を勝って、ダービーで2着に好走、菊花賞では5着だった馬だ。57キロのハンデは見込まれた気がするが、素質から一発があっても不思議ではない。

 ハンデが比較的楽で、差し脚が生かせそうなのが55キロを背負うショウナンバッハだろうか。近走は14着、11着と大敗続きだが、4勝の内3勝をあげている得意な2000メートルなら、巻き返しもあるかもしれない。
 他にも、ダービーフィズ、ベルーフの大駆けもありそうな気がする。いずれにしても難しいハンデ戦だ。

(新潟大賞典)1着    2着    3着
06年    -     CYb   -
07年      c   -     -
08年    -     C     -
09年    D     -     B c
10年    A b    Zd     a
11年    -     -     CXb
12年    B     -       b
13年    C     A     -
14年    -     A d   B a
15年    BZ     Z     Z

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