« 第1191回前走指数上位馬から | トップページ | 第1193回3歳ダート王を目指して »

2016年6月14日 (火)

第1192回秋に向けて

201606120511
201606120911

 今年のエプソムカップは、ゆうゆうと逃げるマイネルミラノが後続に大きな差をつけたまま、逃げ切る勢いだったが、1番人気の4歳牝馬ルージュバックが、中団から一気の追い込みを決めて完勝した。ルージュバックの上がりタイムはメンバー最速の32秒8で、その鋭い切れは飛ぶようにみえた。2着に後方から追い込んだ3番人気のフルーキーがあがり、3着は逃げ粘った6番人気マイネルミラノだった。

 デビューから3連勝、牡馬相手のきさらぎ賞を勝ち、桜花賞、オークスでは1番人気に支持され、大きな期待をされてきたルージュバックだったが、やっとというべきか、きさらぎ賞以来1年4か月振りの勝利になった。これで4勝目だが、そのうち3勝は1800メートル戦。あと1勝は2000メートルで、素晴らしく切れる差し脚を合わせて考えると、良馬場の1800前後が適距離なのだろう。

 手綱を取った戸崎騎手は、「ずっと、申し訳ないレースをしてきたので」と、期待に応えられなかった反省の言葉と同時に、「秋には何とかG1を取りたい」と信頼の挽回に懸ける意気込みを見せていた。大目標は天皇賞(秋)だろうか。

 33秒0の上がりタイムで2着に上がってきたフルーキーも好調さが光った。58キロを背負ってのものだけに、上がりタイムは限界値に近い。評価は高いだろう。

 荒れる牝馬のハンデ戦マーメイドSは、先行して4コーナーで先頭に立ったリラヴァティが、直線一旦はシュンドルボンに交されながらも巻き返して、初の重賞タイトルを手にした。2着は後方から勢いよく追い込んできたヒルノマテーラ。直線半ばから差し脚を見せたココロノアイが3着だった。1番人気でトップハンデを背負っていたシュンドルボンはゴール前で交されて4着までだった。
 結果は6、7、5番人気順の入線で、3連単は14万円越え。今年も高配当になった。

 ただ、雨の影響があったとしても、ペースの割には上がりもさえず、内容は低調なレースだった。上位馬といえども、次走での過信は禁物だろう。

 天気が良ければ、今の季節の東京は心地が良い。スタンドで風に吹かれていると、馬券の勝ち負けにこだわりがなくなってしまう。良いのか悪いのか。いやいや、どっちでもよい。いまは幸せな気分になるこのひとときが好きだ。

|

« 第1191回前走指数上位馬から | トップページ | 第1193回3歳ダート王を目指して »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/63777385

この記事へのトラックバック一覧です: 第1192回秋に向けて:

« 第1191回前走指数上位馬から | トップページ | 第1193回3歳ダート王を目指して »