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2016年6月23日 (木)

第1195回4歳馬たちの戦い

 今週は2016年、春のグランプリ宝塚記念。
 指数上は、過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬たちが中心といえそう。ただ、前走、スローペースの長距離を使った馬も多く、指数上位馬だけで決着するわけではないので要注意だ。
 前走、春の天皇賞組は5勝をあげているが、天皇賞組がそろって連対できなかったのは10年のうち2度だけで、連軸候補は春の天皇賞組から取るのが基本だろう。1番人気は3勝、2着3回。連対率は60パーセント。

(宝塚記念) 1着    2着    3着
06年(京都)A a   -      Z
07年    -     A a   -
08年    -     A a   -
09年    C a     d    X
10年    -      Yb   -
11年    -     A      Xa
12年     Zb   -     -
13年    CXa   -     -
14年     Zd   -     C
15年     Yb   -       d
(海外、公営の成績は減戦して集計)

 今年は、ドゥラメンテ、キタサンブラック、カレンミロティック、シュヴァルグラン、フェイムゲーム、アンビシャス、ラブリーデイ、トーホウジャッカル、ヒットザターゲットなどが指数の上位馬たちだ。
 春の天皇賞の上位馬たちがそろって参戦しており、指数上からも中心になりそう。

 今年の春の天皇賞はキタサンブラックが逃げ切って勝った。2着は終始先行していたカレンミロティック、中団から鋭く脚を伸ばしたシュヴァルグランが3着に。直線一旦は2番手に上がったトーホウジャッカルは5着。後方からになったフェイムゲームは8着だった。

 なかでも、もっとも厳しいレースになったのが3着だった4歳馬シュヴァルグランだろう。好スタートから先行する勢いをみせたが、下がってきた馬にスペースがふさがれ、位置を下げざるを得なかった。逃げるキタサンブラック、先行したカレンミロティックも前残りできるペースだっただけに、中団後方から1馬身4分の1の差の3着まで、よく追い込んできたといえるはず。もう少し前でレースができていれば、と思わされた惜しいレースだった。昨年秋以降、阪神コースは3戦3勝と相性が良く、2走前の阪神大賞典でも2馬身半差の完勝だった。距離は2400前後に適性がありそうで、宝塚記念の2200メートルは少し短いかもしれない。ただ、スタミナは十分で、馬場が渋ってもこなせる強味を評価した方がいいのではないか。3歳のクラシック戦線には乗れなかったが、近走の成長、指数の伸びはめざましく、G1を狙えるレベルにある新星だ。

 天皇賞を勝って、ファン投票で1位に推された4歳馬キタサンブラックも、もちろん最有力馬だ。天皇賞では直線、カレンミロティックとの厳しい叩き合いになって、一旦は差されたものの、差し返す力強さを見せた。阪神コースは大阪杯で逃げて2着が1回あり、問題はなさそうだ。1800から3600メートルまで、距離適性の幅が広いのが特徴だが、2000メートル戦でも高い指数を示しており、2200も問題なくカバーできる距離だろう。

 天皇賞とは別路線組からは、皐月賞、ダービーの2冠馬ドゥラメンテが指数上でも最上位だ。ダービーの後、放牧先で骨折して秋のシーズンを棒に振ったが、復帰初戦の中山記念を快勝、続くドバイのG1シーマクラシックでは落鉄しながらも2着に踏ん張った。ここまで(5300)と連対率は100パーセント。これまで戦ってきた相手関係を考えても、最強の4歳馬の位置は揺るぎがないはずで、ここも不動の中心馬と評価されるべきだろう。ただ、モーリスがそうであったように、海外遠征後の初戦のむつかしさはあるようで、ドゥラメンテといえども、すべて万全とまではいかないかもしれない。

 上記3頭の4歳馬以外にも、サトノクラウン、アンビシャス、ヤマカツエース、タッチングスピーチなど、今年は全体的に4歳馬が強いようだが、4歳馬以外ではラブリーデイ、カレンミロティック、フェイムゲーム、トーホウジャッカルなどに要注意だ。

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