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2016年8月 4日 (木)

第1207回成長余力のある4歳馬から

 小倉記念は波乱含みのハンデ戦。1番人気馬は過去10年、2着3回、3着2回と、まだ勝ったことがない。トップハンデ馬も1勝、3着3回だけ。指数上は、前走指数や平均指数の上位馬の連対率が比較的高い。

(小倉記念) 1着    2着    3着
06年    B      Yc   D
07年    -     C c   -
08年    C c   AYb   -
09年      b    Yd   B
10年    A a    Yc   BYb
11年    -     -     -
12年    -     D c   AXa
13年    -     A     B a
14年    AXa     d   D
15年     Z    B       c

 今年の指数上位馬は、プランスペスカ、ダコール、クランモンタナ、ベルーフ、マーティンボロ、メイショウナルト、アングライフェンなどだ。

 トップハンデは58キロの8歳古豪ダコール。近4走は全てハンデ戦で、ハンデもすべて58キロ。それでも4、2、4、2着という重賞戦線での好成績からすれば、当然のトップハンデだろう。指数の安定した高さも好感が持てる。ただ、それでも、過去のトップハンデ馬たちの苦戦から、軸馬には取りにくい。

 ダービー2着のサトノラーゼンは、古馬相手の近走が10着、13着と全くさえないレースが続く。ダービー2着時の88という高指数が示す通り、力がないわけではない。芝の2000メートル戦は(2111)と距離適性もあり、調子を取り戻しさえすれば、巻き返しもあるだろう。調教もかなり良かったようだが、その分人気になりそうで、馬券の軸としてはかえって手を出しにくくなってしまう。

 荒れるハンデ戦らしく、ここは思い切った選択も必要になるだろう。指数を伸ばす可能性で考えるなら、成長余力のある4歳馬を軸に取りたいところ。人気になりそうなサトノラーゼンを除けば、アングライフェン、ベルーフが注目の4歳馬だ。

 ここは55キロの恵ハンデ馬アングライフェンに期待しよう。アングライフェンは未勝利を脱するまでに8戦を要したが、今年の春にはオープン入り。55キロのハンデで臨んだ中日新聞杯、新潟記念は2桁着順で大敗。まだ力が付いていなかったのだろう。降級2戦目の前走、再度1600万条件を勝ち上がってきたが、2走前の指数は84という自己ベストを示しており、重賞でも十分に戦えるレベルに到達。芝2000メートル戦は(3113)。後半の踏ん張りに特徴と持ち味があり、スタミナもありそう。先行しての粘り込みに期待したい。

 新潟の重賞はレパードS。3歳限定のダート戦だけに、過去の連対馬の傾向を見ても、基本的に前走指数上位馬が強いようだ。1番人気も過去7年で5勝をあげている。
 今年の指数上位馬は、グレンツェント、ピットボス、ケイティブレイブ、レガーロ、マイネルバサラ、ラテールプロミーズなど。前走、大井のジャパンダートダービーなど交流戦を使ってきたのが、ケイティブレイブ、レガーロ、グランセブルス。

 指数が高かったレースは伏竜SとユニコーンSで、そのレースで好走してきたグレンツェント、ケイティブレイブ、ピットボスなどが有力な中心馬になりそうだ。

 前走、ユニコーンSで3着だったのがグレンツェント。後方から直線差し脚を伸ばしたが、前の2頭には大きく差をつけられてしまった。今回、戸崎騎手に手が替わり、もう少し前でレースができれば、勝機もあるのではないか。

 先行して粘っていたビットボスはグレンツェントと差のない4着だった。スタミナもありそうで、1800メートルの距離も合いそうだ。

 伏竜Sでグレンツェントに次いで3着だったケイティブレイブはその後、園田の兵庫Cを逃げ切って勝ち、続く前走は大井のジャパンダートダービーに参戦。そこでも果敢に逃げて2着に好走した。これまでの指数はグレンツェントと差はないし、前走の内容はグレンツェント以上と評価しても良いのではないか。過去7年、前走、ジャパンダートダービー出走組が4勝2着1回と好成績を残しており、ケイティブレイブには好材料に思える。マイペースで逃げられれば、ここでも勝ち負けになるだろう。

(レパードS)1着    2着    3着
09年    AZa   C      Xc
10年    C     -     -
11年    BYb   C d   D
12年     Xa     b   AY
13年    BXa   AYb    Zc
14年    -     -     C
15年    B     -     -
(スローペース調整-10/0)
(地方競馬分は減戦して集計)

 全国のコンビニエンスストアで、スピード指数の入った出馬表が購入・プリントができるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。

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