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2016年10月13日 (木)

第1227回新女王の誕生

 秋華賞は過去10年のうち9年で連対しているXYZ馬と、平均指数上位のabcd馬が連軸の中心になっている。また、前走指数上位馬もまずまずの連対率をあげ、全体としても指数上位馬が強い傾向がみえる。1番人気は3勝、2着1回、3着3回とやや微妙な成績だが、2、3番人気馬も含めると、上位人気馬が過去10年で9勝をあげており、連軸は指数上位の人気馬から取るのがセオリーのようだ。ただし、3着馬はランク外の馬が目立ち、要注意だろう。

(秋華賞)  1着    2着    3着
06年      d   -     -
07年    BXa   -     BYb
08年     Y    A a   -
09年    AYa   A a    Xc
10年     Yc   -     -
11年    C d    Y     Yb
12年     Xa    Yc   -
13年    DXd     d   -
14年    -     CZ    D
15年    BYb     d   -
(スローペース調整値-15/-5)

 今年は、クロコスミア、ビッシュ、カイザーバル、デンコウアンジュが前走指数の上位馬。他に過去の指数ではジュエラー、ダイワドレッサー、フロンテアクイーン、レッドアヴァンセが、平均指数ではキンショーユキヒメ、ヴィブロス、パーシーズベスト、パールコードなどが上がってくる。

 過去10年で7勝をあげ、秋華賞の中心に位置してきたのが、前走、ローズS組だ。今年はオークス馬で、前走、ローズSも勝ったシンハライトが、残念ながら屈腱炎で出走を回避することになった。

 ローズSの2着馬はしぶとく逃げ粘ったクロコスミア。勝ったシンハライトとは指数差のないハナ差の2着で、前走指数はこのメンバーでは最も高いレベルだ。ここでも逃げないまでも、先行して押し切る力はあるはず。ただ、秋華賞は鋭い差し脚が問われるレースになりがちで、差し脚比べでは少し分が悪いかもしれない。

 極端なスローペースになれば、マイル戦で切れる脚を見せてきた桜花賞馬ジュエラーの出番になるが、ここは先行馬もそろって、極端なスローペースにはならないのではないかと思っている。ある程度、2000メートルの距離の適性がある馬たちに向く流れになるはずで、ここは少し軽視したい。

 2000メートル以上の距離で、鋭い差し脚を見せてきたのは、ダイワドレッサー、ビッシュ、デンコウアンジュ、レッドアヴァンセ、フロンテアクイーンなどだ。とりわけオークス3着のあと、前走の紫苑Sを快勝したビッシュが、指数の高さ、安定感でも最上位にあり、勝利に最も近い有力馬だろう。

 府中牝馬Sは、前走指数上位馬が過去10年で8連対。ただし、勝ち馬はランク外が多い。1番人気は0勝、2着4回、3着2回と、波乱の芽はある。
 今年の指数上位は、マジックタイム、カフェブリリアント、クイーンズリング、スマートレイアー、シングウィズジョイ、シュンドルボン、シャルールなど。

 差し脚が鋭いのは4歳馬アスカビレンだ。近走は1000万条件、1600万条件を連勝して、昨年の秋華賞以来の重賞戦になるが、秋華賞で示した指数をもとに考えれば、古馬重賞でも十分に力は足りるはずだ。
 他では、マイルで切れる脚があるマジックタイム、先行力のあるクイーンズリング、シャルール、スマートレイアーなどに注目したい。

(府中牝馬S)1着    2着    3着
06年    AX    C d   B a
07年    C     A     CYa
08年    -     AXa   -
09年    -     -     -
10年    -     B     -
11年      d   CZc   -
12年      d   B     AZb
13年     Z      d   B
14年    D c   B d    X
15年    -     D      Z

 全国のコンビニエンスストアで、スピード指数の入った出馬表が購入・プリントができるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。

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