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2016年11月22日 (火)

第1238回逃げるミッキーアイル

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 マイルCSは浜中騎手騎乗の3番人気ミッキーアイルが逃げ切って勝った。G1の勝利は3歳春のNHKマイルCに続く2勝目。

 ミッキーアイルは1200から1600メートルまで、マイペースで逃げれば強く、これまで10戦して8勝、2着1回の好成績をあげてきた。スタートから逃げて連対できなかったのは、1昨年3歳で挑戦した安田記念での1度だけだ。3歳秋から1年以上も低迷していたこともあったが、すべて逃げずに控えてレースをしていた時期と重なる。結果からは、逃げてこそのミッキーアイルといえそうで、強力な逃げ馬不在のなかで、貴重な存在に映る。

 ただ、テレビの中継画面からはよくわからなかったが、パトロールビデオを確認すると、ゴール前でのミッキーアイルの斜行はレースを台無しにするほどのラフプレイだった。ミッキーアイルの斜行によって、ネオリアリズム、サトノアラジン、ディサイファ、ダノンシャークなどの進路が狭くなった。どの馬も直線、ここを勝負所に脚を伸ばしてきた馬たちで、勝負が損なわれた騎手たちの怒りも大きかったにちがいない。

 長い審議になって、結果、着順の変更はなかったものの、後味の悪いレースになってしまった。レース後、ディサイファに騎乗していた武豊騎手は「転倒しなくてよかったよ」というコメントをしていたが、よく事故にならなかったと思う。

 ミッキーアイルの斜行に巻き込まれなかった2番人気イスラボニータが2着、3着はヨレながらも立て直した7番人気のネオリアリズム。1番人気のサトノアラジンは5着だったが、「斜行」が痛かった。4番人気のヤングマンパワーは先行できずに16着に大敗した。

 東京スポーツ杯2歳Sは、後方から長くいい脚を使ったブレスジャーニー、スワーヴリチャード、ムーヴザワールドの追い比べになって、差し脚に余力の見えた2番人気のブレスジャーニーがクビ差で勝利をつかんだ。ブレスジャーニーは重賞を連勝。差し脚にはまだ余裕がありそうで、距離が伸びても十分対応ができるだろう。

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