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2016年11月 3日 (木)

第1233回スタミナ重視で

 アルゼンチン共和国杯は、過去の指数が高いXYZ馬や、平均指数上位馬が連軸の中心になっている。1番人気馬は過去10年で3勝、2着1回、3着1回と振るわないものの、2、3番人気馬があわせて5勝をあげている。トップハンデ馬は10年間で2勝。

(アルゼンチン共和国杯)
       1着    2着    3着
06年      d    Xa   A
07年    -      Xb   C
08年    -     -      Xc
09年    -     B     A
10年      a   C c   A
11年     Yd    Yb   -
12年    -     -     C
13年     Za    Yd     a
14年     Zc    Yb   B
15年     Ya   B     C

 今年の前走指数上位馬は、アルバート、クリールカイザー、ムスカテール、ワンアンドオンリーなど。過去の指数などで、シュヴァルグラン、フェイムゲーム、マイネルメダリスト、ショウナンバッハ、ヴォルシェーブなどが上がってくる。

 2500メートル戦とはいえ、極端なスローペースはなさそうで、距離をこなすスタミナに加え、中団からの差し脚が求められるだろう。

 スタミナのいる距離適性から、4歳馬シュヴァルグランが中心になりそう。3000の阪神大賞典を勝ち、続く3200の天皇賞(春)で3着と、スタミナは十分。前走、宝塚記念は9着に終わったが、案外、距離が短かったのかもしれない。2400メートルは3勝、2着1回と適性を示しており、2500メートルのアルゼンチン共和国杯も十分にこなせるはずだ。少し気になるのは、過去10年、2着が2度あるものの、58キロのハンデを背負って勝った馬はいないこと。ただ、成長の過程にある4歳馬なら、クリアできる課題なのではないか。

 シュヴァルグランに立ちはだかりそうなのが、フェイムゲーム、アルバート、モンドインテロなどの距離適性が高くスタミナのある馬たち。
 長くいい脚に懸けるヴォルシェーブにショウナンバッハ。軽量のハンデを生かしたいトレジャーマップ。先行して粘れるマイネルメダリストなどが穴候補だ。

 ダートの重賞みやこSは、平均指数や前走指数上位馬が連軸の中心。
 今年は、グレンツェント、アスカノロマン、ラニ、ロワジャルダン、アポロケンタッキー、インカンテーション、カゼノコなどが指数の上位馬だ。

 指数の高さと安定感からは、アスカノロマン、アポロケンタッキー、カゼノコなどが連軸の中心になりそう。負担重量を考えると58キロを背負うアスカノロマン、カゼノコより、56キロのアポロケンタッキーのほうがレースはしやすいだろう。前走、ブラジルCでは先行したものの、直線脚をなくして8着だったが、指数はさほど悪くはなかった。調子落ちもなさそうだし、巻き返しに期待したい。

 気になるのはUAE、アメリカで戦ってきた3歳馬のラニ。帰国初戦となった前走、東京のブラジルCではいきなり高指数で3着に好走して、ここでも上位を狙えるレベルを示した。差し脚もしっかりとしており、3歳馬の勢いを買う手もあるだろう。

(みやこS) 1着    2着    3着
10年    CYb   -     -
11年    AXa   -     -
12年    AXa   BZb   -
13年    -       c   BXa
14年    B c   -     BZb
15年    -     -     AXa
(地方競馬成績は減戦して集計)

 京王杯2歳Sの1番人気馬は、過去10年で1勝、2着1回、3着2回と信頼に応えていない。指数上位馬も苦戦続きだ。
 今年の指数上位はレーヌミノル、レヴァンテライオン、モンドキャンノ、タイムトリップ、ドウディ、ディバインコード、ダイイチターミナル、ダノンハイパワーなど。

 とりわけ、前走、小倉2歳Sを勝った牝馬レーヌミノルの指数が高い。馬なりで4コーナー手前で先頭に立つと、あとは後続馬を引き離す一方で、2歳世代のトップ指数を記録したレースだった。1400メートルの距離がどうかだが、前走も行きたがって先頭に立ったわけではなく、控えてのレースもできるはず。

 函館2歳Sを勝ったレヴァンテライオン、2着のモンドキャンノを相手の筆頭に取りたいが、スローペースで長くいい脚を使えるコウソクストレート、ジョーストリクトリ、タイセイブレーク、ディバインコード、ドウディなどにもチャンスはあるだろう。

(京王杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年     Y      c     b
07年    -       d   -
08年    -     A a   CY
09年    BXa   C c   -
10年    D b   -     -
11年    CY     Xd   -
12年    -     -     -
13年    -     -     A a
14年    -      Y    BXb
15年    -     -       c
(スローペースは-20/-10)

 2歳牝馬のファンタジーS。
 今年はブラックオニキス、ドロウアカード、ディアドラ、クインズサリナ、メイショウカリンなどが指数の上位だ。

 スローペース必至で差し脚比べ。スローペースの差し脚が鋭いのはミスエルテ、ゴールドケープ、ヤマカツグレース、メイショウカリンなど。
 注目はミスエルテ。マイルの新馬戦は直線も持ったまま、鞭を使わず楽に抜け出して大楽勝のレースだった。

(ファンタジーS)
       1着    2着    3着
06年    A a    Yb    Zb
07年    C b   AXc   -
08年     Z    B c   A a
09年    -      Y    C
10年    A a   -     -
11年     Zd   -     DXc
12年     Xc   -     -
13年    B b    Z    -
14年    -     -     B a
15年    B a   DXc   AYb
(スローペース調整値-20/-10)

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