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2016年11月24日 (木)

第1239回差し脚上位は

 ジャパンカップは10年連続、日本馬が勝ち続けており、地の利があるのはもちろんだが、圧倒的に日本馬が強い。1番人気馬も(3322)と安定している。
 スピード指数上は、前走指数や平均指数の上位馬たちが連軸の中心で、とくに前走指数上位馬たちは毎年いずれかが連対しており、連軸の最有力候補だ。指数のランク外で上位に食い込んでいるのはほとんどが3歳馬で、古馬の場合は指数上位であることが上位進出の条件だろう。

(JC)   1着    2着    3着
06年    DXa   -(3歳) A b
07年    CXc   BZb   AXa
08年    -     A c   A
09年    A     C     -(3歳)
10年    -(3歳) A b   -(3歳)
11年    CZ    A c   -
12年    -(3歳) A a   DYb
13年    A c   -(3歳) -
14年     Ya   CXa   D
15年    D      Z    B

 今年は、ゴールドアクター、レインボーライン、ディーマジェスティ、リアルスティール、キタサンブラック、シュヴァルグラン、ラストインパクトなどが指数の上位馬だ。

 過去10年の勝ち馬は3、4、5歳馬が占めており、なかでも4歳馬は6勝をあげて中心勢力を構成している。3歳馬は2勝。5歳馬は2勝。ただ、6歳馬以上は2着1回、3着2回のみで、苦戦の傾向にある。

 以前のジャパンカップは、ハイペースが多かったが、近年は、スローペースが基本。スタミナよりも、素軽い差し脚が求められる。
 鋭い差し脚で注目されるのは、リアルスティール、ルージュバックの2頭だろう。

 4歳馬リアルスティールは、休み明けの天皇賞(秋)で2着に好走。33秒5の上がりタイムは最速だった。今年の春にG1ドバイターフをムーア騎手で勝ったが、国内のG1は皐月賞2着、ダービー4着、菊花賞2着、天皇賞(秋)2着と、惜しいレースが続くものの、まだ勝っていない。同世代のキタサンブラックとは4度の対戦があったが、皐月賞、ダービーの2戦では先着しており、菊花賞も2着だったことからも、力の差はないはず。差し脚が生かせる展開になれば、勝機もあるだろう。

 4歳牝馬ルージュバックは、エプソムカップ、毎日王冠を連勝。続く天皇賞(秋)は牝馬ながら3番人気に推されたが、直線、前が詰まって追い出しが遅れ7着に終わった。敗因はスムースさを欠いたこと。鋭い差し脚が生かせれば、金星もあるのではないか。

 先行馬で有力なのはキタサンブラックとゴールドアクターだ。
 最内枠を引いたキタサンブラックだが、やっぱり逃げるのだろうか。1993年以降、ジャパンカップを逃げて勝ったのは2003年のタップダンスシチーだけ。他は2着もない。前走、京都大賞典のように、2番手からのレースの方が、より勝利に近くなるのではないか。

 前走指数が最も高いのがゴールドアクターだ。昨年の有馬記念を勝ってG1馬の仲間入り。春の天皇賞は1番人気にこたえられず12着に大敗したが、秋の初戦となったオールカマーはクビ差とはいえ高指数で快勝した。たたき台のレースとしては申し分ない内容だった。先行馬同士のたたき合いになれば、ゴールドアクターが中心になるだろう。

 ただ、キタサンブラックもゴールドアクターも、スパッと切れる脚はない。雨で馬場の内が痛んでいることを考えると、リアルスティールやルージュバックなど、外から差し脚に懸ける馬たちに向くのではないかと想像している。

 芝1200メートルの京阪杯。
 今年の指数上位は、クリスマス、ネロ、ラインスピリット、セカンドテーブル、エイシンスパルタン、ティーハーフ、レッドアリオンなど。
 テンから激しい競争にはなりそうもなく、楽に、逃げ、先行できる馬たちに向く展開だろう。

 休み明けの前走、逃げ粘って3着のエイシンスパルタンに期待したい。京都は(3011)と得意コースで、3コーナーに坂のない内回り1200メートルは逃げ馬にとって有利なコースだろう。
 連勝中のメラグラーナも有力。瞬発力が鋭く、中団からの差し切りもありそう。

(京阪杯)  1着    2着    3着
06年    -     A c   B
07年    AXb    Ya   A
08年    D     A b   A c
09年     Y    -     D
10年    A d   -     B c
11年    B     -     B
12年    -     D       d
13年    C     -     B b
14年    B     -      Z
15年    C     AXa   B

 2014年から始まったラジオNIKKEI杯京都2歳Sは今年で3年目。
 指数上位は、アダムバローズ、ソーグリッタリング、ベストアプローチ、プラチナヴォイス、マイネルザウバア、ワンダープチュックなど。

 連勝してこのレースに臨むアダムバローズ、プラチナヴォイスが、指数の高さもあり連軸の中心になりそう。ペースは気になるところだが、自分でペースを作れる分、アダムバローズに分があるだろう。
 スローペースの差し脚ではカデナが最上位。ペースが落ち着くようなら、カデナの後方一気があるかもしれない。

(京都2歳S)1着    2着    3着
14年    DZ    -       a
15年    -     -     D (スローペース調整-20/-10)

 全国のコンビニエンスストアで、スピード指数の入った出馬表が購入・プリントができるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。

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