« 第1235回マリアライトが中心 | トップページ | 第1237回先行力を重視 »

2016年11月15日 (火)

第1236回敗因

201611130811
201611120511
201611130311
201611120811

 今年のエリザベス女王杯を勝ったのは3番人気のクイーンズリング。2着は12番人気のシングウィズジョイ、3着に2番人気のミッキークイーンが入った。1番人気に推されたマリアライトは6着に沈んだ。クイーンズリングの持ち味は鋭い瞬発力だが、ここも中団待機策から、直線、馬群をついて一気に差し脚を伸ばし、先に先頭に立ってゴールを目指すシングウィズジョイをとらえた。決め手はメンバー最速33秒2の差し脚だった。
 ただ、終わってみれば、M・デムーロが勝って、2着にルメール。牝馬のナンバー1を決めるG1エリザベス女王杯というより、牝馬の扱いがうまい騎手のナンバー1を決めるレースのように思えた。

 今年、M・デムーロ騎手は125勝、ルメール騎手は158勝をあげている。いまのところ、勝ち星のトップは戸崎騎手の161勝だが、ルメール騎手が1、2週で逆転することも可能な差でしかない。世界は格差の解消がテーマだが、こと騎手の世界はいうまでもなく優勝劣敗。世界トップの騎手たちと伍して、経験の少ない若手がのし上がっていくのはいかにも大変だ。

 1番人気で6着に負けたマリアライトは、1コーナーで蛯名騎手が落馬しそうな不利を受け、「それがすべて」とコメントにあった。スローペースで決めて比べのレースになったから、位置取りを大きく下げざるを得なかった不利は大きかっただろう。ただ、もともとスローペースに対応した瞬発力には欠ける所もあり、その不安もあったはず。マリアライトは牡馬相手の少し厳し目のペースの方が、レースがしやすいに違いない。

 武蔵野Sも1番人気に推されたモーニンが7着に負けた。3コーナーで先頭に立った8番人気のタガノトネールが、そのままレコードタイムで押し切って勝った。中団から差し脚を伸ばした2番人気のゴールドドリームが2着、6番人気のカフジテイクが3着。

 モーニンは先行したものの、4コーナーの勝負所で置いていかれ、直線もスペースのない馬群でもまれたまま、抜けきれなかった。明らかに力負けのレースに映ったが、フェブラリーSを勝った後、船橋のJ1で8着、J2で2着と、勝てないレースが続いていた。それも含めて、果たして敗因は何だったのだろう。

 福島記念は54キロの軽ハンデ馬で7番人気のマルターズアポジーが逃げ切って勝った。2.1倍の1番人気ゼーヴィントが中団から脚を伸ばしたが、勝ち馬には届かず2着まで。3着は3番人気のダイワドレッサー。

 デイリー杯2歳Sは先行したジューヌエコールが、逃げるボンセルヴィーソをゴール前わずかにとらえてデビューから3連勝を飾った。3着はサングレーザー。先行馬に有利なスローな流れになって、上位は先行馬が占めた。

|

« 第1235回マリアライトが中心 | トップページ | 第1237回先行力を重視 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/64497482

この記事へのトラックバック一覧です: 第1236回敗因:

« 第1235回マリアライトが中心 | トップページ | 第1237回先行力を重視 »