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2016年11月29日 (火)

第1240回見事な逃げ切り

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 出来過ぎたドラマのヒーローを見るような、キタサンブラックの鮮やかな逃げ切り勝ちだった。
 今年で36回を数えるジャパンカップの歴史のなかで、逃げ馬が勝ったのはわずかに3度。2003年のタップダンスシチー以来13年ぶりの出来事だった。もちろん1番人気馬で逃げ切ったのはキタサンブラックだけだ。

 キタサンブラックはいつも通りの好スタートから、スローペースに落として2000メートル通過が2分02秒3。力のあるゴールドアクターやリアルスティールも3、4番で勝機をうかがうが、直線半ば、キタサンブラックは荒れた内を避けて仕掛けられると、先行する有力馬たちを置きざりに、一気に差を広げていった。誰も差を詰めることができないまま、圧倒的なパフォーマンスを見せ、キタサンブラックが栄光をつかんだ。

 中団から差し脚を伸ばした2着のサウンズオブアース、3着のシュヴァルグランとの差は決定的とも思える2馬身半。4、5着のゴールドアクター、リアルスティールとは3馬身以上の差をつけていた。

 逃げ馬に残り800メートル、4コーナー手前から余力十分に11秒台のラップを刻まれては、後続馬たちは追走が精一杯だろう。直線で差を詰めるどころか、さらに差を広げられてしまったわけで、「展開がどうのこうの」というより、ここはもう、力負けというしかない。
 まさに、絵にかいたような見事な逃げ切り勝ちだった。

 京都の京阪杯も、ネロが逃げ切って勝った。雨でぬかるんだ芝コースで、内側は苦しかったはずだが、ここは逃げ馬に向いた京都の内回りの1200メートル戦。直線で一気に差を広げて、ゴール前はでは追うこともなく、完勝。4、5番手から脚を使ったエイシンスパルタンが2着。大外から伸びたフミノムーンとアースソニックが同着で3着だった。

 ラジオNIKKEI杯京都2歳Sは、2歳の芝2000メートル戦で、お決まりの超スローペース。デビューから切れる差し脚を見せてきたカデナが33秒6の上がりタイムで、後方一気の差し切り勝ちを決めた。

 今週末は、もう12月。競馬も残すところあと4週になってしまった。このままあっという間に、年の瀬に向かうのだろう。
 インフルエンザもはやっているとのこと。風邪などひかないようお気をつけください。

 新しい「基準タイム31版」は12月1日より、受付を始める予定です。今年もよろしくお願いします。

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