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2016年11月10日 (木)

第1235回マリアライトが中心

 今週のエリザベス女王杯は、負担重量で2キロ軽い3歳馬が過去10年で5勝をあげ、4歳馬は3勝、5歳馬が2勝している。6歳馬の勝利はない。外国馬を除けば、勝った3歳馬は全て指数上のランク馬だった。1番人気は過去10年で2勝、2着4回。2番人気馬は1勝、2着3回。1、2番人気馬がそろって連を外したのは10年間で1度だけだ。
 指数上は、前走指数の上位馬の連対率が高い。

(エリザベス女王杯)
       1着    2着    3着
06年    C     D a    Zc
07年    A      Y    AXa
08年    B d     Xa   -
09年    -     -     B
10年    外国馬   CXb   A a
11年    D外    A      Xa
12年    -     -     C
13年    A     -     -
14年    -     A b   -
15年    D     C a   BYb
(スローペースは-10/0)

 今年は、マリアライト、ミッキークイーン、パールコード、マキシマムドパリ、クイーンズリング、シュンドルボンなどが指数の上位馬たちだ。
 近走の指数の高さと安定感でマリアライトが最上位といえそう。次いでミッキークイーンが続く。

 マリアライトは2走前、宝塚記念の勝ち馬。ドゥラメンテ、キタサンブラック、ラブリーデイなど、牡馬のトップクラスを抑えて堂々の勝利だった。阪神は多少力のいる稍重の馬場で、加えてペースも上がり、先行馬は苦しくなった。逃げたキタサンブラックはゴール寸前までよく粘っていたが、中団からマリアライトの差し脚が決まった。多少展開に恵まれた印象はあるものの、だからといって評価が下がるものでもない。

 休み明けの前走、オールカマーは直線伸びきれずに5着に終わったが、スピード指数は宝塚記念でのパフォーマンスとほぼ同じレベルだった。昨年もオールカマー5着からエリザベス女王杯の勝利につなげており、ステップレースとしては上々だっただろう。有馬記念でも4着、その後も日経賞3着、目黒記念2着もある。牡馬相手に5着以下がなく、着実なレースを続けているわけで、牝馬ながら底力の高さを評価したいと思っている。

 相手の中心にはミッキークイーンを取りたいが、休み明けのうえ、2200の距離は少し長いかもしれない。それなら、負担重量が楽で差し脚の鋭さにつなげられそうな3歳馬パールコード、デンコウアンジュを上位に取るべきだろうか。

 他にマキシマムドパリ、クイーンズリング、シュンドルボン、タッチングスピーチ、プロレタリアト、シングウィズジョイ、プリメラアスールなども連下候補になりそう。

 武蔵野Sはダート重賞戦で、前走指数上位馬たちが中心になっている。
 今年はメイショウスミトモ、モーニン、キングズガード、カフジテイク、タガノトネールなどが指数の上位馬たちだ。

 重賞の実績では、今年2月のG1フェブラリーSを勝ったモーニンが上位だ。59キロの負担重量は少し気になるが、先行力があり大きな問題ではないだろう。3歳時の昨年の武蔵野Sでも3着に好走しており、東京のダートも得意なはず。マイルの瞬発力でも最上位にあり、連軸の中心馬だろう。

 3歳馬ゴールドドリームも連軸候補の1頭だ。中央でのレースは4戦4勝。前走は大井のJDダービーで3着だったが、3歳世代を代表するダート馬だ。マイルの鋭い差し脚が持ち味で、3歳馬の56キロの重量が生きてくるだろう。

 他に、マイルの瞬発力の鋭いタガノトネール、ソルティコメント、ブラゾンドゥリスなどに加え、距離がどうかだが、ノボバカラ、メイショウスミトモ、ワイドバッハなどにも要注意だ。

(武蔵野S) 1着    2着    3着
06年    C d   DXa     d
07年    -     BXa    A c
08年    D      Xa   -
09年    -      Z    BXa
10年     Y    D c   -
11年     Y    AZb   -
12年    -     D      Za
13年    -     A b   -
14年    B     A      Zc
15年    -      Zb   B c
(公営競馬の成績は減戦して集計)

 福島記念は芝2000メートルのハンデ戦。1番人気馬は過去10年で2勝、2着2回、3着2回。指数上は前走指数上位馬の連対率が高いが、ハンデ戦らしくランク外の馬たちの活躍も目につく。
 今年の指数上位馬は、ケイティープライド、ゼーヴィント、マルターズアポジー、プロフェット、マイネルラクリマ、シャイニープリンス、マーティンボロ、ダイワリベラルなど。57.5キロのマイネルラクリマがトップハンデを背負い、57キロのマーティンボロが続く。

 注目は3歳馬ゼーヴィント。3月に未勝利戦を勝つと、続く福島のG3ラジオNIKKEI賞も1番人気で快勝。前走のG2のセントライト記念でも皐月賞馬ディーマジェスティに食い下がって2着。指数も上昇してきて、いよいよ本格化を思わせるレースだった。
 今年の福島記念はさほど骨っぽい馬も見当たらず、3歳馬ゼーヴィントが中心になるのではないか。

(福島記念) 1着    2着    3着
06年    BZ    AZb     c
07年    -     -     -
08年    -     C      Zc
09年    C     -     D
10年    -     A     BXa
11年新潟  A a    Ya   -
12年    B b   -     -
13年     Z    AXa     d
14年    -       a    Xa
15年     Zc   BXa   -

 デイリー杯2歳Sはビーカーリー、ボンセルヴィーソ、ディーパワンサ、ベルカプリ、ジューヌエコールなどが指数上位馬だ。
 スローペース必至のメンバーで、長くいい脚を使って新馬、オープンを連勝してきたディーパワンサを中心にとりたい。

(デイリー杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年    -     AXa    Yd
07年      b   B a     d
08年    B a   CXc   -
09年    A a    Yb   -
10年    -     -      Xb
11年      d   DX    -
12年    -     A c   A b
13年    AXa   -     CYc
14年    DY    C b   BX
15年    A     CYb   BZa
(スローペース調整値-20/-10)

 全国のコンビニエンスストアで、スピード指数の入った出馬表が購入・プリントができるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。

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