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2016年12月27日 (火)

第1248回小さな幸せ

201612250610
201612250609
201612240911

 スタンドの中段から、直線半ばの急坂を駆け上がってくるキタサンブラック、ゴールドアクター、サトノダイヤモンドの姿を追い続けていた。3頭の戦いはゴールまで続いた。ゴールドアクターを交わし、キタサンブラックもギリギリとらえて、サトノダイヤモンドが先頭に立った。人波に押されながら、実況アナウンサーの声もかき消されるほどの大歓声の渦の中で、ゴールの瞬間の、その一瞬の映像を心に刻み付ける。

 有馬記念はトリガミになってしまった。
 それでも、本命に取ったAYb馬のサトノダイヤモンドが勝って、対抗BXa馬のキタサンブラックが2着、▲のY馬のゴールドアクターが3着なら、気分は上々。指数上も納得の結果というべきだろう。1、2、3番人気通りの入線順だったとはいえ、有馬記念が当たれば心もほころぶ。

 ホープフルSは、圧倒的人気を集めたレイデオロが後方から、直線、馬群を割るように鋭い差し脚で突き抜けて完勝。この勝利でレイテオロは3戦3勝としたが、スピード指数は2戦連続で2歳世代のトップを記録しており、先週、朝日杯を勝ったサトノアレスともども春のクラシック戦線の主役を目指せる1頭といえそうだ。

 阪神カップは7番人気のシュウジが勝って、2着に2番人気のイスラボニータ。3着が5番人気のフィエロ。人気を集めたミッキーアイルは注文通りに逃げたものの、残念ながら、直線失速して6着に後退してしまった。浜中騎手は「馬場が合わなかった」とコメントしたが、理由はそれだけだったかどうか。

 有馬記念の後、阪神の最終レースが終わると、中山はあっという間に暗くなる。いつもの年のように、カミさんと正面玄関わきのクリスマスツリーの写真を撮って、西船橋までの帰り道を急ぐ。道すがら有馬記念のレースぶりを語りながら、いつもより饒舌でいる自分に気が付く。小さな幸せに感謝。

 今年1年、いろいろお世話になりました。ありがとうございました。個人的にはわりと元気だったし、競馬もまずまずの年だったかな、と思います。

 有馬記念のプレゼントは1月の4日に抽選して、6日には発送する予定です。
 「高田馬場日記」は年内の更新はこれが最後。年明けの更新は10日の予定です。金杯の予想はありません。あしからず。

 それでは皆さん、お元気で、良いお年を!!
 来年もよろしくお願いいたします。

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2016年12月21日 (水)

第1247回有馬記念に夢を

 年の瀬というには少し早いが、今週末はいよいよ有馬記念。
 過去22年間、前走指数上位馬が14勝をあげ、平均指数の上位馬が13勝をあげている。指数のランク外で勝った馬は過去22年間で5頭いるが、そのうちの3頭は3歳馬で、指数ランク外の古馬が勝ったのは、1昨年の牝馬ジェンティルドンナと、07年のマツリダゴッホだけだ。古馬、とりわけ牡馬の場合は指数上位でなければ勝利は難しいだろう。

 最近の10年に限ると、1番人気馬が(5212)と安定して強い傾向が見える。世代別では、3歳馬が3勝、4歳馬が4勝、5歳馬が3勝。2000年以降の過去16年間で6歳馬以上の勝利はない。

(有馬記念) 1着    2着    3着
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -3歳   -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年     Ya    Xd     b
01年    -3歳   -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -3歳
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B d
06年     Xa   -     BYc
07年    -     D     AY
08年    A      Z    B a
09年    BYa   -3歳   A b
10年    -3歳    Y    -3歳
11年    A b    Za    Y
12年    A b   -      Ya
13年    AXa    Zd    Yb
14年    -      Z    BZc
15年     Yb   D b   -

 今年は、サトノダイヤモンド、キタサンブラック、アドマイヤデウス、サウンズオブアース、シュヴァルグラン、ゴールドアクター、アルバートなどが指数の上位馬たちだ。

 例年、中心を構成しているのが、天皇賞とジャパンカップ組。それに菊花賞の勝ち馬たち。

 前走、ジャパンカップを逃げ切って勝ったのがキタサンブラックだ。春の天皇賞も勝っており、この有馬記念も勝つなら、今年の年度代表馬の栄冠も手にするだろう。逃げて好結果につなげてきた印象が強いが、今年はマルターズアポジーが逃げ宣言をしている。ただキタサンブラックは菊花賞も京都大賞典も、控えて快勝しており、無理して逃げる必要はないはず。有馬記念にふさわしく、1番人気を背負って、期待にたがわぬ強い勝ち方を見せてくれるのではないか。気になるとしたら、東京と京都に良績が多く、中山では皐月賞、昨年の有馬記念で3着に負けていること。意外と中山が苦手なのかもしれない。

 ジャパンカップでキタサンブラックに次いで2着だったのはサウンズオブアース。3着はシュヴァルグラン。4着はゴールドアクターだった。その中でも最も底力を感じさせるのは4着のゴールドアクターだ。ゴールドアクターは菊花賞3着の後5連勝。昨年の有馬記念を8番人気で勝った。中山コースは(4101)と得意としており、また、2500から2600メートルの距離では(5000)と負け知らずだ。馬場適性、距離適性では最上位で、有馬記念連覇の可能性も大きい。

 今年の菊花賞を完勝したのがサトノダイヤモンド。ダービーは落鉄がありながらも2着に好走しており、現3歳世代を代表する1頭だ。指数のレベルも高く、菊花賞で示した前走指数はここでも最上位にある。3歳馬の2キロの斤量減は大きなアドバンテージにもなるだろう。ちなみに2000年以降、3歳馬で前走指数がA、Bの上位2番手内だった馬は5頭いたが、3勝、2着1回と多くが結果を残してきた。(着外だった1頭はマイル戦での指数で、明らかに距離が合わなかった。)その点からしても、サトノダイヤモンドの前走指数の高さは価値が高く、勝利に最も近い1頭だといえる。

 連軸向きの有力馬は、近走の重賞の実績ではキタサンブラック。距離実績、コース実績ならゴールドアクター。成長余力なら3歳馬のサトノダイヤモンドといえそう。
 甲乙つけがたい3頭だが、初めての古馬相手でも、3歳馬でA馬のサトノダイヤモンドに夢を託したいと思っている。

 ホープフルSは、以前はラジオNIKKEI杯2歳Sとして阪神競馬場で行われていたが、1昨年前から名称も改めて中山の開催になった。
 今年の指数上位は、レイデオロ、ショワドゥロワ、ニシノアップルパイ、サングレーザー、アドマイヤウイナー、マイネルスフェーン、エンドゲームなど。

 スローペースは必至のメンバー構成だが、2000メートル戦を連勝しているレイデオロが指数の高さ、差し脚の鋭さでも抜けた存在に見える。
 先行して上がりの脚に見どころがあるグローブシアター、サングレーザーが相手の筆頭になりそう。

(ホープフルS)
       1着    2着    3着
06年(阪神)-     -     DXd
07年(阪神)CXb   -     -
08年(阪神)B b   AYa   -
09年(阪神)-     A a   -
10年(阪神)D d   A a    Xb
11年(阪神)-     D     AXb
12年(阪神)C     AXa   C
13年(阪神)AXb   C     AZa
---------------------------------
14年(中山)-      Xa   -
15年(中山)-     B     A a
(スローペース調整値-20/-10)

 阪神カップは1400メートルの短距離戦。比較的、指数上位馬が活躍している。
 今年はミッキーアイル、イスラボニータ、フィエロ、エイシンスパルタン、シュウジ、ダンスディレクター、ロサギガンティアなどが指数の上位馬だ。

 今年、阪急杯1着、高松宮記念2着、スプリンターズS2着、マイルCS1着と圧倒的なパフォーマンスが光るミッキーアイルが指数の高さ、安定感でも抜けた存在。定量戦なら、不動の中心だろう。

(阪神C)
       1着    2着    3着
06年    -      Z    D
07年    AXa   -     -
08年    BZ    A b   -
09年    C d  (Aa、-)2着同着
10年    B a     a   -
11年    C     -     -
12年    B a    Y    D d
13年    -      Z    -
14年    -      Xa   BYc
15年    D     D     AXc

 今年最後の大一番、有馬記念。みなさまのご健闘、ご幸運を、心よりお祈り申し上げます。 GOOD LUCK!!!

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第1246回春の主役に

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 朝日杯フューチュリティSを勝ったのは6番人気のサトノアレスだった。2着に7番人気のモンドキャンノ、3着は12番人気のボンセルヴィーソ。人気馬は総崩れで、3連単は22万円を超す高配当になった。
 「スポニチ」に掲載している予想も◎〇△で、大当たりだった。

 勝ったサトノアレスは後方から。馬群に飲み込まれず、ストレスもかからない絶好の位置取りで、直線に懸ける戦法だった。逃げたボンセルヴィーソのペースは想定通りにスローペース。先行馬にもチャンスがある流れだったが、直線、大外から一気の脚でゴールを駆け抜けて、サトノアレスが2歳G1のタイトルをものにした。

 サトノアレスは前走、500万条件のマイル戦を勝ったばかりで、重賞勝ちの馬たちに比べると、評価が低かったのも当然だが、そのマイル戦で示していた差し脚の鋭さは、データ通りだった。これで3連勝になったが、初の重賞勝ちがG1戦。距離は伸びても対応できるはずで、春の主役を目指す先頭に立ったといえそう。

 後方からメンバー最速の上がりタイムで2着に好走したモンドキャンノは前走指数の最上位馬だった。モンドキャンノは1200、1400メートルしか経験がなく、マイルの距離適性に疑問符がついて人気を落としたのだろう。ただ、ペースが落ち着き、鋭い瞬発力が問われたレースだったことが幸いしたのではないか。

 ナビグラフをみてもわかる通り、勝ったサトノアレス、2着のモンドキャンノはともに前走の上がり指数で最上位馬だった。1番人気に推された牝馬のミスエルテも上がり指数上位の1頭だった。ここでは直線伸びあぐねて4着に終わったが、「少し時計のかかる馬場が合わなかった」と、川田騎手がコメントしている通りなのだろう。

 今後、注目に値するのが、逃げ粘って3着だったボンセルヴィーソと、2番手で先行して5着のトラストだろう。

 荒れると思っていたターコイズSは、ペースが厳しくなって、直線、先行馬が後退するなか、後方待機の馬たちが上位を占める結果になった。後方一気の差し脚で1番人気のマジックタイムが完勝。トップハンデのレッツゴードンキが最速の上がりタイムで2着に食い込み、3着は3番人気のカフェブリリアント。3連単も1万7140円と、比較的堅い決着になった。

 いよいよ今週末は今年最後の有馬記念。朝日杯を当てて、資金にも少し余裕ができたのは幸いだった。

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2016年12月15日 (木)

第1245回牝馬か牡馬か

 朝日杯フューチュリティSは、一昨年から阪神競馬場での開催になった。以前のトリッキーな中山のマイルに比べれば、比較的能力が表れやすいコースになって、連対馬の傾向も変わってくるだろう。中山で行われた過去の連対馬の傾向は役に立たないが、参考までに。

(朝日杯)  1着    2着    3着
06年(中山)-      Xb   D a
07年(中山)  b   -     -
08年(中山)  d    Za   -
09年(中山)-     AYa     b
10年(中山)D     -     AYb
11年(中山)-      Xa   C
12年(中山)-     AXa   -
13年(中山)-     -     B
---------------------------------
14年(阪神)D a   -     CY
15年(阪神)-     BZ    -
(スローペース調整-20/-10)

 今年は、モンドキャンノ、ボンセルヴィーソ、ミスエルテ、トラスト、ビーカーリー、レヴァンテライオン、ダイイチターミナルなどが指数の上位馬たちだ。

 阪神外回りのマイル戦だけに、スローペースで直線の差し脚比べになりそう。鋭い瞬発力は必須条件だろう。
 スローペースに対応した長く使える差し脚では、モンドキャンノ、サトノアレス、ミスエルテ、トリリオネアなどが上位だ。

 前走指数上位で差し脚も鋭いのはモンドキャンノ。前走の京王杯2歳Sでは中団から差し脚をのばし、ゴール前の叩き合いを制して堂々の重賞勝ちをおさめた。指数のレベルも高く、連軸向きの1頭だろう。ただ、距離の経験が1400メートルまでで、マイルは未経験。スローペースとはいえ、底力が問われることになると、取りこぼしがあるかもしれない。

 距離に不安がないのがサトノアレスだ。新馬戦から1800メートル戦を使って、勝ち上がりに3戦を要したが、差し脚は堅実。前走のマイル戦での鋭い差し脚、スピード指数の高さなら、ここでも勝負になるのではないか。

 巷間、注目を集めているのが、フランケル産駒の牝馬ミスエルテ。フランケルは英国で14戦14勝(内G1は10勝)の成績で引退。13年から種牡馬として供用されて、今年デビューの現2歳世代が、初年度の産駒になる。先週、3戦3勝で阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったソウルスターリングもフランケル産駒の1頭で、いきなり種牡馬としての評価を高めることになった。ミスエルテもここまで2戦2勝の牝馬。あえて牡馬相手の朝日杯で真価を問うことになった。前走、ファンタジーSでは出遅れて最後方からのレースも、慌てることなく後方一気の差し脚で完勝しており、あの差し脚を見せられては、牡馬相手でも一目置かざるを得ない。ここはスローペースの差し脚比べだけに、展開も味方しそうで、牡馬たちを一蹴することもあるのではないか。

 牝馬ミスエルテから入るか、牡馬から入るか。悩むところだ。

 ターコイズSは昨年から重賞に格上げされた牝馬限定のハンデ戦。以前は同名でオープンのハンデ戦として実施されてきた。参考までに以前の傾向もあげてみたが、指数上位馬たちも苦戦続きで、牝馬限定のハンデ戦のむつかしさを示しているようだ。昨年は3連単で290万を超す高配当になった。

(ターコイズS)
       1着    2着    3着
06年      b    Yc   D
07年      c   -     -
08年     X    B c   D
09年    -     -      Z
10年     Yd   D d   B
11年    B     -     A
12年    -     -     C
13年    -     Cd      a
14年    -     -      Y
------------------------
15年(重賞)B     -     -

 今年の指数上位馬は、アルマディヴァン、レッツゴードンキ、マジックタイム、サンソヴール、クロコスミア、マイネグレヴィルなど。

 トップハンデは56.5キロのレッツゴードンキ。牝馬のハンデ戦だけに、高齢馬や重ハンデ馬は敬遠したいところ。
 差し脚では52キロのサンソヴール、54キロのクロコスミアが安定している。ともに先行力もあり、恵ハンデが生かせそうだ。先行力のある53キロのマイネグレヴィル、54キロのビービーバーレル、54キロのエンジェルフェイスなどにもチャンスがあるだろう。

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2016年12月13日 (火)

第1244回「たら、れば」

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201612110611
201612100911

 阪神ジュベナイルFはソウルスターリングが勝って、2着にリスグラシュー。3着にはレーヌミノルが入った。1番人気、2番人気、3番人気と、人気通りの決着で、3連単も4250円と堅い配当になった。

 勝ったソウルスターリングは内枠から好スタートを決め、終始、最内の3、4番手で進む。直線も慌てることなく、内から楽に抜け出すと、あとは後続馬たちを引き離す堂々のレースぶり。2着のリスグラシューに1馬身と1/4の差をつける完勝で、2歳女王の座をつかんだ。

 2着のリスグラシューは大外枠で、しかも、スタートで大きく出遅れてしまった。メンバー最速の上がりタイムで勝ち馬に迫ったが、余力十分のソウルスターリングには届かなかった。ただ、内々でコースロスもなく勝ったソウルスターリングと比べると、リスグラシューは大きく外を回る距離ロスも大きかった。「たら、れば」は禁句だが、もし出遅れがなく、好位置からレースができていれば、結果は違っていたかもしれない。

 中山のダート重賞カペラSは、3番人気の4歳馬ノボバカラが逃げ切り勝ち。2着に2番人気のニシケンモノノフ、3着は1番人気のコーリンベリーだった。人気馬が上位を占め、ここも3連単は7320円の堅い決着。

 逃げたノボバカラのペース指数は+31(先行指数+20)とかなりのハイペースだった。当然、上がり指数は-14と、最後は脚も上がってしまった風だったが、ノボバカラを追った馬たちも苦しいペースだったわけで、結果、スタミナを生かした内田騎手の好騎乗といえそう。中団から脚を伸ばしたニシケンモノノフが2着に浮上したが、逃げ馬を追い詰めることはできなかった。

 チャレンジカップは3番手で先行した3歳馬マイネルハニーが直線半ばで早々と先頭に立つと、そのままゴールまでしのぎきって勝った。馬群を割って伸びてきたベルーフがクビ差の2着、3着はケイティープライド。9、5、11番人気の入線順で、3連単は47万超馬券。

 先週、テレビを買い替えた。他の局に比べて、グリーンチャンネルの画像があまりきれいに見えず、少しがっかりしている。香港のレースも見ていたが、レース中の画面の構成も、香港の中継画面のほうがよほど工夫を感じるものだった。

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2016年12月 8日 (木)

第1243回素質と瞬発力で

 阪神ジュベナイルFは2歳牝馬戦。指数上は前走指数の上位馬が毎年連対しているが、スローペースで楽勝してきたランク外の馬たちや、上がり指数の高い馬たちにも注意が必要なレースだ。1番人気は過去10年で3勝、2着2回、3着1回。連対率は50%。

(阪神ジュベナイルF)
       1着    2着    3着
06年    -     AXa   BYa
07年    BZa   -     CY
08年    D       b   -
09年    -     A b   D b
10年    A a   -     DYd
11年    -     B     -
12年    B a   -     -
13年      d   C     B
14年    D     D c   D
15年    A     DZ    DXb
(スローペース調整-20/-10)

 今年は、レーヌミノル、ジューヌエコール、アリンナ、ディーパワンサ、リスグラシュー、ゴールドケープ、クインズサリナなどが指数の上位馬たちだ。

 2歳の牝馬戦で、加えて直線の長い阪神の外回りのマイル戦なら、スローペースは必至だ。当然、長く使える上がりの脚が問われることになりそうだが、差し脚上位といえそうなのは、ソウルスターリング、リスグラシュー、ヴゼットジョリー、ジューヌエコール、ディーパワンサ、クインズサリナなどだ。

 マイルの素軽い瞬発力ではヴゼットジョリー、リスグラシュー、ジューヌエコール、ディーパワンサなどが鋭いが、2歳牝馬のスローのマイル戦とはいっても、ここはG1戦だけに、ある程度スタミナのある馬たちの底力が最後にはものをいうのだろう。
 スタミナもあるという点からは、1800メートルの距離で長くいい脚を使って勝っているソウルスターリング、リスグラシューが連軸候補になりそうだ。

 ソウルスターリング、リスグラシューの差し脚に差はないものの、一瞬の鋭さ、スピードで上位のリスグラシューを中心にとりたいと思っている。リスグラシューは2走前の阪神の芝1800の未勝利戦で、直線だけで後続を大きく引き離して2歳のレコードタイムで楽勝。前走の東京のマイルの重賞も、直線で他を圧倒するスピードを見せて快勝している。素質も相当に高いようで、この先々の活躍を含めて、期待の集まる1頭だろう。

 中山のダート重賞カペラSは、08年に創設されて以来、1番人気は一度も勝てず8連敗中。2着が1回だけだ。指数上は平均指数上位馬が比較的健闘している。
 今年は、タールタン、ニシケンモノノフ、グレープブランデー、ゴーイングパワー、ダノングッド、ノボバカラなどが指数の上位馬たちだ。

 カペラSはダート1200戦だが、前走1200メートル戦を使ってきた馬は1勝もあげていない。過去8年の勝ち馬は全て1400か1600メートルを使ってきた馬たちだった。なかでも前走、霜月S組や武蔵野S組の成績が良いようで。霜月S2着のタールタン、武蔵野S9着のノボバカラなどが連軸の有力馬になりそうだ。

 安定した指数の高さと重賞成績からはタールタンが目につく。8歳馬ながら指数上は衰えもみえない。ベストの距離は1400だろうが、近走は瞬発力に進境が見られ、1200でも勝負になるだろう。ペースも上がりそうで、中団からの差し脚に期待したい。

 巻き返しがありそうなのが4歳馬のノボバカラ。この秋は東京盃9着、武蔵野S9着とふるわず、4勝した春シーズンに比べると一息の成績だが、先行力があり、ハイペースでも押し切る力はあるはずだ。

(カペラS) 1着    2着    3着
08年    D c   -     -
09年     Zd   D d   -
10年    A a   -     B b
11年    -      Zc   -
12年     Za   B c   -
13年    D d   D d   D
14年    -     -     -
15年    BZc    Y    A a
(公営、海外の成績は減戦して集計)

 チャレンジカップは芝1800メートルのハンデ戦。過去4年、1番人気は2勝とまずまずだが、トップハンデ馬は未勝利。2、3着もない。
 今年の指数上位馬は、エキストラエンド、デウスウルト、プランスペスカ、ダノンメジャー、フェイマスエンド、フルーキー、ベルーフ、ディサイファなど。トップハンデは58.5キロのディサイファだ。

 阪神の外回りの1800メートル戦でペースは落ち着きそうだ。直線の差し脚比べが濃厚で、後方一気の差し脚がある4歳馬ベルーフにもチャンスがあるだろう。

(チャレンジカップ)
       1着    2着    3着
12年    -     C     -
13年    -     C     -
14年    A c   D      Zb(2着同着)
15年     Y     -     A

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2016年12月 6日 (火)

第1242回不覚をとったか

201612040711
201612030611
201612030711

 直線、ゴールまで残り50メートル。アウォーディーが先頭に立ったところ、外から明らかに脚色の違うサウンドトゥルーとカフジテイクが、襲い掛かるように一気に伸びてきて、サウンドトゥルーがアウォーディーを交わしたところがゴールだった。

 今年のチャンピオンズCを勝ったのは6番人気のサウンドトゥルー。2着に圧倒的な人気を集めていたアウォーディー、3着は10番人気アスカノロマン、4着は11番人気のカフジテイクだった。3連単は8万5980円。

 これでサウンドトゥルーの中京のダート戦は(2010)の成績になった。3着は昨年のチャンピオンズCでのもの。後方一気の脚質だけに、直線が長く急坂のある中京ダートは、最も自身の脚質に合うコースなのだろう。

 人気のアウォーディーは好スタートも中団待機策。直線、仕掛けて先頭に立ったが、ゴール前で気を抜いたような、ふわっとする所を見せ、脚が止まってしまった。そこを急襲したのが、最後方にいたサウンドトゥルーとカフジテイクだったわけだが、アウォーディーは抜け出すと脚が止まる癖が出て、まさに不覚を取ったレースだった。ただ、ペースが速かったとはいえ、道中の位置取りはいつもより後ろで、4コーナー手前から追い出すのに少しパワーを消耗したこともあったかもしれない。

 ペースが上がって前が止まるレースの中、終始、2番手で先行して3着に粘ったアスカノロマンは勝ち馬とも1馬身以内の差に好走。休み明けの前走、みやこSは14着に大敗したが、ここでは本来の力を発揮して、次に期待か持てる好レースだった。

 中山のステイヤーズSは、直線、早々と先頭に立ったファタモルガーナを追って、昨年の勝ち馬アルバートが迫る。ファタモルガーナがしぶとく粘って、ゴールまで接戦になったが、きっちりクビ差をつけてアルバートが連覇を達成した。1、3、2番人気の決着で3連単も2710円の堅い配当になった。

 金鯱賞はスローペースの差し脚比べになって、中団から33秒1の最速の上がりタイムを示した4番人気のヤマカツエースが差し切って勝った。2番手で先行していた9番人気パドルウィールが2着に残り、2番人気のサトノノブレス、6番人気のシュンドルボンは3着同着だった。

 中央競馬も残り3週になった。あっという間に年の瀬のあわただしさに包まれていくのだろう。

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2016年12月 1日 (木)

第1241回6戦6勝アウォーディー

 ジャパンCダートからチャンピオンズCに名称をかえ、中京競馬場の開催になってから今年で3年目。ダート中距離のG1戦だけに、指数の上位馬たちが強いという傾向に大きな変化はないようだ。

(JCD)  1着    2着    3着
06年東京  -     AXa   -
07年東京   Z      b   AZa
08年阪神   Z    C     AX
09年阪神  B c   C     -
10年阪神  BYc   -      Yc
11年阪神  AZb   D d   AXa
12年阪神  B     -     -
13年阪神  -     DZd   A
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
(チャンピオンズC)
       1着    2着    3着
14年中京  CYd     d   AZa
15年中京  -     B b   -
(ランクは公営、海外のレースを減戦して集計)

 今年は、サウンドトゥルー、アウォーディー、ノンコノユメ、ゴールドドリーム、コパノリッキー、モーニン、アポロケンタッキー、アスカノロマンなどが指数の上位馬だ。

 注目は、ダート重賞で5連勝中のアウォーディーだ。前走は川崎で行われたG1・JBCクラシックで、ホッコータルマエ、サウンドトゥルー、ノンコノユメ、コパノリッキーなどダートの強者たちを寄せ付けず快勝している。ダートは負けなしの6戦6勝。大差をつけての勝利は4走前のレースだけで、他は差のない勝利が多いが、いずれも先行して、直線は余裕をもって差し切る横綱相撲で勝利をおさめており、着差以上の強さがあるのは明らかだ。底力は相当だろう。戦ってきた相手を考えても、いま最も強いダート馬といえる存在だろう。(史上最多のG1を10勝しているホッコータルマエは脚部不安で出走回避、そのまま引退することになった)

 ジャパンCダート時代を含めて、過去10年、前走JBCクラシックで4着以内に好走していた馬たちが4勝、2着4回をあげ、圧倒的に強い傾向もあり、その点からもJBCクラシックの勝ち馬アウォーディーの中心は揺るがないようだ。

 アウォーディーの相手は、JBCクラシックで3着のサウンドトゥルー、4着のノンコノユメ、5着のコパノリッキーが有力だが、他に、みやこSの勝ち馬アポロケンタッキーに、同3着のロワジャルダン、3歳馬ラニ、同じく3歳馬ゴールドドリームなどにも注意したい。

 中山のマラソンレース・芝3600メートルのステイヤーズSは、前走指数や平均指数の上位馬たちが連軸の中心を担う。
 今年の指数上位馬は、サムソンズプライド、カムフィー、ジャングルクルーズ、マドリードカフェ、アルバート、ファタモルガーナ、プロモントーリオ、タマモベストプレイ、モンドインテロなど。

 過去10年で7勝をあげ、軸馬の中心勢力になっているのが、前走、アルゼンチン共和国杯組だ。今年は2着のアルバート、4着のモンドインテロが出走しているが、昨年のステイヤーズSの勝ち馬で、近走、日経賞4着、天皇賞春6着のアルバートが底力で一歩リードしている。休み明けの前走、アルゼンチン共和国杯は、位置取りが少し後ろ過ぎたことと、直線で前が詰まる不利がありながらも、2着まで追い込んできた。ひと叩きされて体勢も整ったはず。昨年このレースの手綱を取ったムーア騎手で連覇を狙う。

(ステイヤーズS)
       1着    2着    3着
06年    A b   BXc   C
07年      d   CYc   DZa
08年      d   A      Yb
09年    A     -       d
10年    D     BYc   AXa
11年     Ya   A     -
12年    D a   -     -
13年    BYa   -      Zd
14年    C     B     A b
15年    BZ    -     C b

 金鯱賞は2012年から12月の開催に変わった。今年の指数上位はデニムアンドルビー、サトノノブレス、シュンドルボン、トルークマクト、トーホウジャッカル、パドルウィール、スズカデヴィアスなど。

 前走、天皇賞秋は10着に大敗したが、指数の安定した高さや、重賞での実績からサトノノブレスが中心だろう。手薄なG2戦なら、押し切れるのではないか。
 中京コースは比較的先行馬が有利なコース。先行力があり、神戸新聞杯を勝って、続く菊花賞でも3着だった3歳馬リアファルにもチャンスがありそう。

(金鯱賞)  1着    2着    3着
12年    B a   -      Z
13年     Yd   C     AYb
14年    -      Zb   A
15年    B d   CXb     c

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